海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

日々思うこと、短歌についても書いていきます

欄干

2015-10-31 07:26:00 | 短歌


欄干の低き木橋をわたるとき深まりて見ゆ川の水色
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あらくさ

2015-10-29 11:20:28 | 短歌

歩み来し道にあらくさ茂るごと日々薄れゆく青春の記憶
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葛の枯れ葉

2015-10-27 08:45:09 | 短歌


かの夏の茂り過ぎたる罰のごと葛の枯れ葉は梢より垂る
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秋の挽歌

2015-10-24 14:47:20 | 短歌


何もかも散りゆく秋よ見上ぐればかなしき青の空に薄雲

寂しさの極まるところおそ秋の岬の海の沖の藍色

君を呼ぶ声こだまするこの森の翼折られた闇鳥われは

待つほどに胸処流るる秋水の瀬音の高くいづくへと行く

流れ出る川なき湖のさざなみの岸辺に寄せて君のいぬ秋


毎年同じ歌を載せていますが、好きな歌なので
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義母が施設に

2015-10-22 11:09:48 | 日記


ここ1ケ月とても忙しくしていました。
実は昨日義母が施設に入所しました。
1年ほど前から独り暮らしも心配でもう施設に入所してほしいなと思っていましたが、義母がその気になってくれなくては無理に入所はできません。
今年の夏に急に足が弱り二回廊下でこけました。
そんな様子を見て義弟が義母に施設に入ることを説得してくれたのです。
いつも義母の味方の義弟から言われたので決心したみたいです。
一番困難と思われた義母の説得を義弟がしてくれたので、今度は私たちが頑張る番です。
最初値段も高くいいと思われた施設とは経緯があって契約前に辞め、また施設を探しました。
義父が2度目に入った施設にたまたま空きがありそこに決まりました。
評判がよいようでいつも満室・・電話で問合せした2週間ほど前に1室だけ空いていてラッキーでした。
義父の時は1ケ月しかいなかったので施設の内情まではよくわかりませんでした。
でも面接を兼ねて義母が施設に行き食堂で昼食を食べたとき、隣の人たちが口々に「ここはいいわよ、よくして下さるし」と言っていたので多分大丈夫でしょう。
自立して暮らす老人ホームの人たちの割合が多いので、介護される人だけの施設より雰囲気が明るいです。
入所するまでに義母の気持ちが変わらないか、それまで怪我などないかと心配でしたが、無時入所できました。
義母も覚悟を決めたようで、前日私を寝室に呼んで貴重品を託されました。
自分が死んだあと形見分けは私に任せるという意味でした。
安全圏にいてプレゼントなどしてよい顔をする義妹より、世話になったのは私だとやっと公式に認めてくれて感謝の行為だと思い、報われた気持ちでうれしかったですね。
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メタセコイア

2015-10-19 05:37:48 | 短歌

ほら一つ星が流れた黄落のメタセコイアは天を指さす



恐竜の最後の声を聞いた日もメタセコイアの森は動かず


2首めの歌ととても気にいっていたのだけれど・・・ある機会でよく調べてみたらメタセコイアの化石が発見された地層は新生代第3世紀層でそのころ恐竜はワニのようなものしか残っておらず古生代の最後のころか新生代の初めに絶滅してしまったようだ。
メタセコイアは生きている化石と呼ばれてるから恐竜が滅びていった頃もあったと思い込んでいた。
寡黙に現代まで生き抜いてきたメタセコイアと繁栄を誇りながら滅びてしまった恐竜との対比は魅力的でしょ。
公的なところには出せない歌になってしまったけれど、私的空間のブログで日の目を見させてあげよう。
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『花紋』2

2015-10-17 20:15:38 | 歌評


図書館でネットで予約していた『花紋』が来たとメールで連絡があったので取りに行ってきた。
文庫本だったので私には字が小さいのがちょっと困るが。。
520ページほど、貸出期間が2週間なので.割れば1日40ページだが、忙しくてあまりて読めない日もあることを考慮してノルマ一日50ページ。
でも読み出すと面白くもっと読みたくなる。
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『花紋』

2015-10-14 10:19:23 | 歌評



今日ある人と掲示板でお話ししていて石上露子の話になった。
与謝野晶子と同時代で明星に投稿していた。
私は古い町並みの残った町を訪ねるのが好きで、石上露子は富田林の寺内町の生家に行ったときに詳しく知った。
波乱の生涯を送った人だが、そのことについては後で。
彼女をモデルにした山崎豊子の『花紋』という小説があるそうだ。
格式ある「家」に生きた女性ということで初期の山崎豊子の題材になりそうな人物だ。
このことを教えてもらったので私も読みたくなり図書館で予約をした。
読むのが楽しみだ(^^♪
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金木犀

2015-10-11 08:17:53 | 短歌



金色の小さき十字香らせて吾に罪ありと告げる木犀
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満州

2015-10-08 16:05:11 | 短歌



「アカシアの大連」という本ありき戦後生まれの我も読みたり
 
思い出を人は語れど中国の大連はすでに故郷にあらず

李香蘭と呼ばれし人は語りたり中国人として生きし日々

清朝の夢をつないで傀儡師の糸引くままに踊る皇帝

玉座には蟋蟀飼ひしちさき箱ラストエンペラーの夢は消え去り
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