海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

日々思うこと、短歌についても書いていきます

三月尽

2009-03-31 21:35:43 | 日記
3月も今日で終わり。
3月末は年度末、多くの人にとっても区切りの時期。
私のライフステージで特別の3月末・・夫が退職の日。
本職から別の会社の嘱託となり、それも今日で終わった。

友人からは脅かされているけれど、1年前から対策は練ってきたので大丈夫だろう
それに順応力はあるほうだから。
これは柔軟だからではなく、その反対・・表面は順応しても根本のマイペースは崩さない人間だからだろう。

のっけからいろいろ用事があり、やむを得ず??出かけるつもり。
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自解4

2009-03-29 14:32:37 | 短歌
 奔放に見えてそこには植物の法則あらむ壁つたふ蔦


ある時駅のホームに立っていた時、ホームの向こうの壁に蔦が面白い形をして絡まっていた。
それを見てふと思った。

こんなに自由自在に枝を伸ばしているように見えても、植物には自然界の法則にしたがってこの形が出来たのだろうと。
その法則とは天候・日当り・土の栄養状態・植物自体の重量を支えるための枝の形・その植物の遺伝子とか・・・多くの条件が複合して、今目の前の形が出来あがっている。

だから自然界の形と言うのはバランスが取れている。
自然の風景を見ていると心が和むのはそのためだろう。

絵を描くとき画材を決めるのに自然の風景は奇抜な構図はなくて安心して取れるいのもこのため。

そんなことを蔦を見ながら考えて出来たのがこの歌。
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家庭

2009-03-27 21:08:18 | 短歌
カレンダーに書けない予定しっかりと覚えているわ頭の中に

お決まりのドレッシングがしみこんで苦瓜だってサラダになれる

カレールーで煮れば何でもカレーですほんとの味は隠されたまま

フライパンにほどよい距離で黄身ふたつ並んで焼かれ目玉焼きできた

育てやすい子だったのにと回想の食卓で食む種なし葡萄

いつの間にか積もった埃みたいだね言えない言葉足にまつわる
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片栗の花

2009-03-26 23:20:10 | 日記
彼岸花が咲く頃行った奈良の大宇陀へまた行ってきた。
森野薬草園の裏山に片栗の花が咲くと係りの人に聞いたので、
片栗の花は3月末から4月初めまで。

私は片栗の花を見たことがないので一度見てみたかった。
本当に自生している場所は山奥の不便な場所が多く、自家用車でないと無理だ。
でもここは電車とバスで行くことが出来る。

薬草園だから一角に栽培してるだけかと思ったら、山の薬草園へと登っていく道の斜面ほぼ全部が片栗の自生地だった!
薄紫のうつむいた蕾が開きかけてくる状態のものが多く、咲ききったときに百合の花のように反り返っているものは数えるほどだった。
でもこの細い鈴が垂れている風情も汚れがない森の妖精のようで、十分楽しめた。

これはもう『やはり野に置け・・』の花だ。
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桜の開花宣言

2009-03-25 08:06:33 | 短歌
大阪でも昨日開花宣言が出た。
私の住んでいる所ではその2日前にいくつか咲いているのを発見していた。
今週は寒の戻りで桜はゆっくり満開になるそうだから、4月4日ごろが満開かな、

 花となる痛みあるらむ薄紅の桜の蕾ふくらむ宵は
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白木蓮

2009-03-23 14:16:52 | 短歌
 ほろほろと白木蓮が散華して読経の声の響く山寺

 木蓮の花びら白くほどかれてまさをの空の春を喜ぶ

白木蓮も紫の木蓮も花盛り。
どうしてか木蓮はお寺に咲くのにふさわしい気がする。
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雪柳

2009-03-22 06:54:06 | 短歌
 思ふまま生きてかの子は真白なる 春にはじけて雪柳咲く

 かの子(岡本かの子)


雪柳が咲き始めた。
土手などに群生になって咲いているのは見事だ。
雪柳は綺麗な樹形ではなく、自由奔放に枝を伸ばして白い花を一杯つける。
岡本かの子のイメージが浮かんできた
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興福寺阿修羅像

2009-03-19 18:42:56 | 日記
3月31日から東京の国立博物館で興福寺の宝物展が開催され、阿修羅像も公開されるそうだ。

そういえば秋に興福寺のそばを通った時、春には東京へ行ってしまうから今のうちに国宝館へどうぞと言うようなポスターを見たような。。

阿修羅像が大好きなくせに、行こうと思えばいつでも見れるくせに見に行ったことがない。
多分若い頃1回見たきり。

イメージが深くあって、心に張り付いてしまうと実物を見なくてもいい心理状態になるらしい。

奈良公園から高畑へ抜けて新薬師寺、白ごう寺へは好きでよく行くのに、国宝館はいつも素通りだ。


今度東京からお帰りになったら一度見に行こうかな。
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ミモザの追っかけ

2009-03-17 18:38:58 | 日記
ミモザの花があちこちで満開だ。
ミモザが咲く頃になると沸き立つ思い溢れて平常心でなくなる。
その理由は2007.10,27『大久野島の思い出』に書いてある。

もう大久野島まで行って山道を一人で登る無茶は出来ないので、この季節私はミモザの追っかけをする。
知っている限りのミモザの花を見て歩く。

先週はそれが目的で行ったのではないが大阪城公園でミモザの大木を発見。
昨日は車の中から新しいミモザを発見したので、そこまで歩いていってみた。
ちょっと遠かったけれど。

今日は前から知っているミモザの木をあるところ2箇所へ。
ミモザの木はとても成長が早くすぐ大木になる、その代わり木の質が柔らかで台風などで折れたり裂けてしまう。

そのため個人の家・公園に植えられたミモザは大きくなると切られてしまうことが多い。
今日も一つの木はなくなっていた。
今まで幾度ミモザの木が切られてしまうのを経験しただろう。
30年が限度かもしれない。

瀬戸内海の海からの風に揺れているミモザの群生。
ミモザは青空によく似合う。
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卒業

2009-03-16 14:32:50 | 短歌
いつまでも友達だよと白線をみんなで流す故郷の川に

春という別れの季節惜しむようにとりどりに咲く校庭の花

旅立ちの朝に咲いてた真っ白な木蓮がゆびさす遠い空


今卒業式の季節だ。
別れは出会いの予感、旅立ちの始まり。
でも寂しい、
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