海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

日々思うこと、短歌についても書いていきます

六月2

2020-07-31 10:53:38 | 短歌

集会の果てたるのちの駅前にコートを濡らす六月の雨 
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六月

2020-07-28 13:58:39 | 短歌

雨に濡るる紫陽花の花それぞれに死者たちの顔浮かぶ六月
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五月の薫り

2020-07-25 07:35:52 | 短歌

母校の名変はる日が来るキャンバスの五月の薫りいま蘇る

特別な五月でありき揺れやまぬ青葉の色の学生時代
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親鳥

2020-07-22 08:56:49 | 短歌

池にバン街にツバメの雛たちをはぐくみ生きる親鳥の五月
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ツバメ

2020-07-19 05:55:02 | 短歌

人のゐぬ家にツバメはもう来ない元住人は軒を見上ぐる

『ぽつんと一軒家』から。
もう空き家になった一軒家を長男が時々管理しに来ている。
ある時その家に兄弟たちが集まった。
トイレの窓から軒先を見上げるとそこには使われていないツバメの巣が。
その時つぶやいたのが「人のゐぬ家にツバメはもう来ない」だった・
とても印象に残っている。
人とツバメは共存していた。
人が去ってツバメも去って行った。
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若葉

2020-07-16 08:34:31 | 短歌

精いつぱい若葉は空に手を伸ばす五月は樹々の背比べの日
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ダム湖

2020-07-13 09:31:08 | 短歌

養へる柿の重さに耐えながら木はそびえ立つダムの湖畔に

新聞歌壇に最初に載った歌
岡井氏の評は「養うものの重さに耐えるのは木だけではない」
暗喩として詠ったのでそれを読み取ってくださって嬉しかった。
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歌人 岡井隆氏が亡くなられた

2020-07-11 19:54:01 | 短歌

お悔やみ申し上げます。
岡井氏には多少の私の一方的なご縁があります。

私が短歌を始めたのは2005年で、ある一瞬湧いて出るように歌が生まれ始めたのだった。
ネットで勉強できるような所を見つけつつ、私の実力はどれくらいなのだろうとNHK短歌に初めて投稿したのが2005年末で、その歌が入選して、司会をしているアナウンサーから確認の電話がありびっくりしたのだった。
翌2007年に取っている新聞が日経だったのでその歌壇に投稿してみた。
たしか選者を選べたので、なんとなく岡井氏を選んだのだった。
この時も初めての歌を取っていただき評もいただいた。
それで嬉しくなりいつも岡井氏の選を選んで投稿していた。
岡井氏との相性はよかったと思う。
しかしどうしてか結社を選ぶときは「未来」にしなかった。
ネットで知り合った人たちが多く所属していた結社が自由な雰囲気でそちらにしたのだった。
段々たくさん歌が作れなくて日経歌壇の投稿をやめたのが2011年だった。
岡井氏の本の中で「日経歌壇の歌から」のコーナーで拙作も取り上げていただいたのは名誉なことだった。
その本は宝物である。

このようにご縁を感じていながら肝心の岡井氏の歌についてはよく知らないので申し訳ないことです。
これからでも読んでみなければ。


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楠の若葉

2020-07-09 08:54:39 | 短歌


楠の若葉のそよぎ果てもなし五月の光浴ぶる歓喜に
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七夕豪雨

2020-07-07 15:39:57 | 日記

九州の豪雨の被害がひどい!
大雨が数日にわたっているので九州の広い範囲で被害が出ている。
昔と違って梅雨前線の規模が大きい。世界の気候が変わってしまった。

静岡の親戚から聞いた話だが、何十年も前7月7日の日に豪雨があり甚大被害があって「七夕豪雨」と今でも言い伝えられてているそうだ。
清水港へ流れている川が氾濫し多くの樹が流れてきて流域に被害を及ぼしたのだという。

七夕のころ豪雨が多い。
ロマンティックな七夕が悲しい出来事でかき消されてしまう。
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