海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

日々思うこと、短歌についても書いていきます

茅の輪くぐり

2013-06-30 07:44:52 | 小さい旅

4日ほど前平安神宮にお札をいただきに行った。
本来なら初詣で破魔矢をいただくのだが今年は喪中なので行けなかった。
神社の入り口に茅の輪があった。
夏越の祓いのこの行事が知っていたがこの季節に神社に行くのははじめてだった。
作法はまず左足から入り左へ曲がり、次は右足から入り右へ回る
最後にまた左から入って終わり。
本当は6月末日に6ケ月間の穢れを払う行事だがら、もう少し早くから茅の輪を置いてある神社もがあるようだ
旧暦の6月末は夏の終わり・・夏の疲れを払う意味もあるのだろう。
茅の輪は茅を束ねたもの、菖蒲と同様邪気をはあるとされている。
菖蒲と茅も青くて細い葉だ、素人考えだがこの葉の長い形が剣のようで邪気を払うと思われたのかもしれない。
写真はイメージ写真。
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朝顔

2013-06-29 15:06:31 | 短歌

最後には支えてくれる人がいい朝顔のつる朝日に伸びる

昨日苗から買ってきた朝顔が咲いた!
昔からある青紫の朝顔が好き
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青葉の季節

2013-06-28 07:57:16 | 短歌

長旅を終えたるごとく本を閉づチボー家のジャックの死を受け入れて

もう二度と読まぬ日記を捨てられず書棚の奥にまだおいてあり

若くして逝きたる人の遺稿集競ふがごとく皆読みし頃

 
数式の答へはいつも後回しそんな生き方ができずに君は

真つ直ぐに見つむる先の自我の闇連鎖のごとき若き死のあり

駅前の楠の若葉のほの赤く頭上に揺れる学生の街

専門書を売りたる店の姿なく駅前高層ビル群の建つ

まぶしすぎる五月の光浴びながら急いで渡る横断歩道

青空が見えないほどに茂りたる楠木の奥にある時計台

なかなかに開かぬ遮断機の前で待ちたることもモラトリアムと

公園の楠の青葉が目にしみるゆつくり歩く川沿ひの道

桟橋のボート同士がぶつかれば行き場を失ふ川べりの波

閉架式図書館は建つ新緑の五月のボート祭の川辺に

青テントあつただらうかあの時代古い記憶を取り出してみる

はるばると遠くへ来たりと思ふ日の窓辺に揺れるアカシアの花
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廃墟

2013-06-25 20:45:33 | 日記
今日はお中元の注文のため梅田に出た。
そしてついでに書店に寄って画材になるような写真を探すため写真集を見ようと思った。
写真集は最近ビニールで覆って中身が見えないことが多い。
しかし2000円も3000円もするものをアイドルの写真集やタレントのヘアーヌードの写真集じゃあるまいし、中身を見ずに買えない。
ジュンク堂へ行く。
ジュンク堂の方が広げて見れる写真集が多いから。
古びた建物や壁が好きなのでそれが映っている写真集というと・・・ジャンルはヨーロッパの風景と廃墟

まずは廃墟の方
軍艦島の写真集が多い。
写真家の意欲を誘うのだろうな。
廃墟中の廃墟という感じで、私が描きたい風景にしては崩れすぎている。
死んでしまっているといってもいいだろう。
私が描きたい古びた建物は古びていてもまだそこに人が住んでいた痕跡があるというか、まだひっそりと生きている感じがする。

次にヨーロッパの風景の方へ。
城とか全体の町とかの写真集には私の描きたいものはないので『世界の路地裏』という写真集を手にした。
描きたい写真が2枚はあったけど・・そのために2400円か・・ウーーン、、
今は描きかけの絵があってその次に描く画材がない。
画材がないと切羽詰っていない段階で2400円の出費する決心はつかなかった。
その時が来たら考えよう。
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梅の実

2013-06-23 08:18:21 | 短歌

落ち梅の青さがしみる誰からも求められない寂しさもまた

道端に梅の実が何個か落ちているのを見つけた。
きれいな花を咲かせる梅は今の季節実をいっぱいつける。
庭にある実を収穫して梅干しにする家庭もあるだろう。
我が家のしだれ梅は植えて2年・・まだ実はつけない。
花が小さいのでもしついても小さい実だろうと思う。
隣家に人が住なくなって半年、隣家との境あたりを歩いていたら甘い香りがした。
すぐには何かわからなかったが、覗いてみると小さい梅の実がいっぱいに落ちていた。
もし人が住んでいれば何か利用するか掃除をするだろうに。
放置されている梅が寂しく見えた。
もったいない・・いただけたら梅干しにするのに。
今年は梅干しを5キロ漬けた。
去年より1キロ多くした。
梅干しをつけるのは簡単だけど土用干しが少し面倒だ。
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合歓の花

2013-06-21 15:53:28 | 短歌



君呼べば胸処のうちの薄闇に戦ぎてやまぬ合歓の花蘂

いくたびも置き去りにせしことあれば合歓の花蘂目を伏せて揺る
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お墓参り

2013-06-19 16:14:13 | 小さい旅

昨日は私の両親のお墓参りに静岡まで行ってきた。
新大阪駅のホームに立っているときは気温も低く風があって涼しいかなと思っていが、12時に市役所のあたりの時計は32度。
かなり暑かった
お昼を駅前ビルの寿司屋で食べてから帰りの新幹線に乗るまでの1時間半ほどの間に静岡駅から3つほどの用宗駅まで行き海を見に行っていたけれど、
もう海を見には行かなかった。
その場所はもし東海地震が起きたら津波を避けようがない地形なので。
町は小さく駅の後ろは山、その山に急いで登れたらいいけれど、山麓はお墓になっていて多分山との境は塀があって登れない、
山に登るにはかなり迂回して川のそばまで行って川に沿った道をしばらく歩き山への道を上る。
しかし津波が起ころうとしているとき川に向かって歩くなんて避けなければ。
駅前に避難ビルに指定されたマンションはあるが小さい建物で5階建て・・これで東日本大震災並みの高さの津波を避けられるのか。。
地元の人間でなく勝手の解らない私が屋上まで行けるのか。
シュミレーションすると怖くなって行けなくなった。
それに昨日は暑すぎて、時間的もちょっとなかったし。
帰りの新幹線までの1時間ほどはお店をひやかしてた。
ぱっと見には色も模様もいい感じのスカートを買った。
よそいき着になる・・2000円で少しお釣りが出た♪・・2000円には見えない。
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ササユリ

2013-06-16 12:57:49 | 短歌

僕の背に森から風が吹いてくる振り向くまでは止まらぬ風が

山道の笹百合の花いっせいに背を向けている僕を見つめる

夏の森のあの日の匂いが蘇るおまえを埋めた湿った土の

別れるとおまえが言った夏の夜森の狂気に僕はまかせて

深くふかく埋めたおまえの黒髪が森の樹の根になってからまる


奈良の大神神社の山でササユリが咲いたとTVのニュースで。
もともとササユリは自生しているものなのだろう。
ササユリの映像でこの連作を思い出した。
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六月の雨2

2013-06-15 20:42:03 | 短歌

人恋ふる心に似たる胸の熱静かに冷やす六月の雨

6月半ばだというのに35度を超す暑さが続いていた。
空梅雨で雨はいままで全く降らななかった
今日待望の雨が降った、かなりの雨量。
雨は地面にしみて植物たちが生き返ったよう。
六月の雨は熱くなりすぎた心を冷やすように降る。
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沙羅の花2

2013-06-14 20:10:56 | 短歌

人の世の色に染まらず逝きたしと真白なるまま夏椿落つ
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