海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

日々思うこと、短歌についても書いていきます

紅葉

2017-11-28 10:23:47 | 日記


先週万博記念公園の日本庭園にスケッチに出かけた。
茶室に行ってみると紅葉はもう盛りを過ぎていた。
しかし綺麗な部分だけ写真に撮るとそれなりに見られる。
その日は快晴だったので真っ青な青の空の地に赤いモミジの模様が美しかった。

そこへ花嫁さんが写真撮影に登場した。
赤い打掛姿。
しかし悪いけれどあまり上等な着物ではなく、髪型は成人式のような造花をいくつか挿したような感じで、完全に紅葉の美しさに負けていたなぁ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黄葉

2017-11-25 19:30:44 | 短歌


だんだんと静かな声になつてゆく黄葉の木の葉のささやきは
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メリーゴーランド

2017-11-22 13:44:27 | 短歌

懐かしき窓辺の色に似た灯りともして回るメリーゴーランド
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都散策

2017-11-18 08:55:12 | 小さい旅

14日に友人と妙心寺に行った。
この日だけ小雨模様!
曹洞宗のある派の総本山でたくさんの塔頭がある。
まずは法堂の睨み龍を拝観。
狩野探幽作。
同じ図柄の天井画の龍がいくつかの寺にあるが、これが一番迫力があるような。
次は退蔵院・・ここでお抹茶を飲む予定が フランス人の団体さんが座敷でいっぱいお抹茶を飲んでいるので諦めた。
立派なしだれ桜があった、春はいいだろうな。
桂春院に行く途中で紅葉の時期だけの公開のお抹茶付きの看板が目につき、大法院に行くことにした。
お菓子は栗蒸し羊羹で味はまあまあ。
最後に桂春院に行った。
三つのお寺の庭はそれぞれ小さいけれど趣があった。
紅葉はまあまあ色づいていた。
紅葉の名所に比べたら色は綺麗でないかもしれないけれど、人が少なく静かで私はこういうところの方が好きだ。
雨でしたがその代わり人が少ないのはよかった
デジカメは持って行かなかったので写真はない。

昨夜退蔵院を中継、特別にライトアップだった。
昼食と夕食の精進料理が座敷で食べれるようになったそうだ。
お料理が写ったが、おいしそうではあるがこれで1万円!
1万円出すなら高級ホテルのレストランで何か食べる方がいい。
それも行かないけど。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

君のいぬ秋

2017-11-15 11:02:33 | 短歌



何もかも散りゆく秋よ見上ぐればかなしき青の空に薄雲

寂しさの極まるところおそ秋の岬の海の沖の藍色

君を呼ぶ声こだまするこの森の翼折られた闇鳥われは

待つほどに胸処流るる秋水の瀬音の高くいづくへと行く

流れ出る川なき湖のさざなみの岸辺に寄せて君のいぬ秋
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カズオ・イシグロ

2017-11-12 10:56:02 | 読書


『中原の虹』を読み終わったらカズオ・イシグロの本を読もうと思っていた。
図書館の予約サイトを覗いたら・・・さすがノーベル賞受賞後・・・50人~100人待ち!
考えが甘かった。。
貸し出し期間は2週間で順調に行っても2年後!
一度諦めたが、昨日思いなおして「私を離さないで」だけ予約した。
本当は「遠い山なみの光」を先に読みたいのだが。
これは本を買ってみようか。
収納の関係上本は図書館で借りるようにしている、
買うのは何回も読み返す歌集だけ。
書庫でもあれば、お金のことはともかく買ってもいいのだが。。
本当は書庫が欲しいよう~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『中原の虹』読了

2017-11-10 15:09:27 | 読書

新田次郎『中原の虹』を昨日読了した。
1冊が約360ページ4冊あったので、1440ページを毎日40ページをノルマにして読んだから読書期間は延べ36日である
図書館の借り出し期間は2週間でその間に読み終えなければいけないので1日40ページに設定した。
読書にかかる時間は30分。
本当はもっと多く読みたかったがすぐ目が疲れるのでこのくらいのページ数にした。

この小説は中国清朝末期を舞台にしていて『蒼穹の昴』『珍妃の井戸』そして『中原の虹』と3部作のようになっている。
『中原の虹』は西太后と光緒帝が亡くなり溥儀が最後の皇帝となり、すぐに清が滅亡し中華民国ができたあたりの時代まで。
中心人物は張作霖・・粗野なところもあるが頭が切れ、胆力が素晴らしい人物として描かれている。
私は満州事変の前の張作霖爆殺事件の固有名詞としか知らなかった。
人物像はフィクションだろうが、なかなか興味深かった。

ひとつの王朝が滅ぶとき歴史に役割を与えられた人たちがいかに生きたかを書いているような気がした。
小説の構成は巧みで、もともと清の歴史に興味を持っていた私はぐんぐん引き付けられて読んだ。
小説の中の現在である清王朝末期と、清の建国の時代(太祖ヌルハチが満州を統一し孫の順治帝が国境を越えて中原に至る)の話を交互に登場させながら物語は進んでいく。、
作者は清の滅亡と清の建国と対比させ清王朝と言う大河の流れを読者に感じさせたかったのかもしれない。
また順治帝が国境を越えたことと、今また張作霖が満州から中原へ進出しようとしているのを重ね合わせたのかもしれない。

ちょうど小説を読み終わった日にトランプ大統領が紫禁城を訪問しその内部が写った。
小説の世界がそのままそこにあった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

空蝉

2017-11-07 09:42:51 | 短歌



枝に残る蝉の抜け殻捨てられぬ夏を生きたる証と思へば
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミモザのその後

2017-11-04 11:58:20 | 日記


先日の半年に1回の血液検査の結果は悪玉コレステルールが正常値よりは少しオーバーとはいえ半年前より数値が下がった。
めでたい。
魚中心とたまに鶏肉、豚牛は月1回しか食べない。
バターを使った例えばグラタンなどの料理は食べない、生クリームを使った生ケーキもたまにしか食べないという、ストイック?な食生活の成果は上がっている。
コレステロールの薬を飲まないようにしたいからこれだけの制限のある食生活をしてる。
しかし慣れたからどうということはない、昔の日本人の食生活をしているだけ。
好きなものを食べて薬を飲む方を選ぶという人もいて、これは考え方次第。
私はいったん飲んだら一生飲まなければならない薬はなるべく飲みたくない、そのための我慢なら別に苦痛じゃない。

数値が下がって嬉しくなり、たまのケーキを食べようと思い、ウォーキングを兼ねておいしいお店でマロンクリームが乗ったケーキを買った。帰り道また公園へ行ってみた、
ミモザは?・・
幹は二か所大きく裂け折れかかったまま・・片付けはなかなかできないだろう。
折れて倒れた枝の先の葉の先端が黄色くなっている!
緊急事態と感じて花が咲いたのだろうか?
よく見ると花ではない、若い葉がシダの伸びる前のようにまるまっているのだ。
しかしミモザの若葉が芽生えて先が黄色くなるなど見たことがない。
最初から緑のような気がするのだが。
もう倒れてしまって二度と復活することのない枝の中の養分水分を吸って、植物の本能として生き延びようと新芽を出すのだ。
それが何で花と同じ黄色なのか。
まるで葉と花を同時に蘇えらすみたいに。
黄色の新芽ももう少ししたら枯れてしまう、それなのになんとけなげな。。
涙が出そうになった。
裂け目から水が入り腐ってしまってもう蘇ることはないだろうミモザの木。
こうなったらその死をちゃんと見届けるのだと思った。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2017-11-04 00:33:18 | 短歌


生れし日が生死を分けるフクロウの末っ子の雛が死んでしまへり

池に行くたびに数える雛の数一二三四五羽みんなゐる

雛たちは巣立ちたるらし池の面に母鳥だけが浮かんでをりぬ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする