海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

日々思うこと、短歌についても書いていきます

地下街

2013-10-30 15:11:06 | 短歌


地下街の増殖やまずシナプスのごとく流るる人間の群れ

たちまちに雑踏をゆく異邦人地下街への道降りる時から

数台のエレベーターを競わして階数表示のランプまたたく

新しきものへと寄する人の波グランフロントの潮位の高し
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柘榴

2013-10-29 20:15:16 | 短歌


人ひとり殺したき夜柘榴の実はじける音を空耳に聞く
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曼珠沙華

2013-10-28 06:52:30 | 短歌



曼珠沙華の過去などだれも知りはせぬそのくれなゐにだまされて 秋
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朝顔

2013-10-26 05:20:15 | 短歌


朝顔は寡黙な佳人咲ききればその花びらを二度と開かず
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山手のドルフィンは

2013-10-24 09:04:48 | 小さい旅
私の家の近くにいつも通る坂がある。
その坂の情景でそれでいくつか歌が浮かんだ。
それか坂をテーマにイメージを広げていると・・・ユーミンの『海を見ていた午後』のドルフィンをわざわざ訪ねて行ったことを思い出した。
根岸駅から約15分、長い急な坂を登り切って右に曲がったところにドルフィンはあった。
行ったのは10数年前だが、その時もう建物は新しくなっていたでユーミンが行ったであろう店の内装ではない。
多分ぐっとモダンになったのだろう。
一階は喫茶、二階がレストランで、二階の方が見晴らしはいいだろうが、一人で行ったので二階には上がれなかった。
そして歌のイメージみたいには海が見えなかった!
海沿いにはコンビナートがあって、店の前にはマンションがあり海は部分的にしか見えない。
もっと広い海で三浦半島が見えると思っていたのに。
歌のイメージを求めて店を訪れる人は今になっても絶えることはないらしく、歌にイメージを膨らませるためにドルフィンで検索したらいくつもものブログに店に行った時の感想が書かれてあった。
「海はあまり見えない、ソーダ水は透明ではないので貨物船は見えない」というのが共通の感想である。
ソーダ水は青春・未熟の象徴でありその緑の色は海を思わせて、現実に貨物船は見えなくてもソーダ水でなければいけなかったのだろうと推測する。
歌詞を考えるのも歌を詠うのも共通している・・一つ一つの言葉の持つイメージが大事だ。

ソーダ水は当初店のメニューになかったが歌がはやってソーダ水を注文する客が多くメニューに加えたそうだ。
グラスに挿してあるオレンジがドルフィンの形をしているのがお洒落だ。

さて肝心の歌の方はどうしても俗ぽくなりイマイチ。
推敲して一応は仕上げた。
多分投稿した歌の中では落とされる方のレベルだろうな・
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上りホーム

2013-10-22 15:22:27 | 短歌



忘れ物まだあるようで無人駅上り電車をひとつ見送る

いっせいにえのころ草のなびきだす君を見送る上りホームの
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連作2

2013-10-20 13:00:25 | 歌評
作っていた連作が一応できた。
あくまで一応である。
これからもっといい歌ができたら差し替えて、そのことによって構成が変わる場合があり歌の順番も細かく変えていく。
今年中に後一つ連作のストックをと思っていたから目的を達成できてうれしい。
その代り10月のノルマの歌が少ししかできていない。
昨日今日は短歌モードのようで、月末までにもっとできるように頑張りましょ。
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太陽の塔

2013-10-17 19:28:30 | 短歌

しろたへの太陽の塔は猫背なり太郎の焔うちに燃やして


ある時梅林の方から万博公園中央口の方へ歩いていたら、木々から突き出た太陽の塔が真横から見えた。
あら~太陽の塔ってあんなに猫背だったんだ!
いつも正面から見ていたから気が付かなかった。
正面から見る太陽の塔は圧倒的なボリュームだが、横から見ると猫背でなんか欠点を持った人間的なものに見える。

あの太陽の塔の内部は地球の始まりから人類の誕生までの岡本太郎のオブジェがある。
今これを公開しようという動きがあるのだが、資金面で実現が延期になった。
他に公園の補修などに資金が要りここへ回らないのだという。
公園は独立行政法人が管理しているが大阪府の意向もあるのだろう。
内部はかなり傷んできている。
このまま朽ちさせるには忍びない。
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姫路城天守閣修理見学

2013-10-15 20:47:06 | 小さい旅
今日は家人と姫路城へ行ってきた。
今姫路城の天守閣は修理中で中へは入れないが、その代わりに素屋根の中に作った建物の上に登って真近で修理中の天守閣の屋根などを見ることができる。
台風がちかづいて雨が心配だったが行くことにした。
天守閣の修理は結構人気で予約を取った人が優先でまたはエレベーターに乗るのに待たされるとかとあるブログに書いてあったのでとにかく早く行くことにして6時過ぎに家を出て9時前に城の入り口に着いた。
(友人と行くならこんな早い時間には行けない)
今日は台風の所為で人がいつもより少なかっただろう待たずに入れた。
天守閣は見た目にはかなり出来上がっており、しゃちほこも設置され瓦の漆喰の仕上げ作業をしていた。
手に取るような近さで天守閣が見れるのはそれなりには面白かった。
しかしこれがもし1時間も行列を作った後で見たとしたらなんだこの程度かと思うくらいの感動だった。
瓦を敷いている段階の方が面白かったかも。
しかしそのころは混んでいて暑くてとても行列をしてまで行けなかった。

姫路といえばアナゴか姫路おでん(しょうが醤油で食べるそうだ)
私はめったに食べれないおいしいアナゴが食べたかった。
ネットで検索し城と駅を結ぶ商店街にある和食の店へ行った。
城見学が思ったより早く終わって店が開くまで時間をつぶすこととなった。
アナゴ御膳・・アナゴのテンプラとアナゴご飯・刺身・サラダ・小鉢・デザート・コーヒー付
アナゴのテンプラがおいしかった~♪
満足♪

それから姫路の銘菓といえば玉椿。
黄身餡にうっすっら紅色のかかった求肥。
恥じらう乙女のようで上品な菓子だ。
しかし梅田の阪神百貨店でも買えて・・昔ほど執着しなくなった。
駅前の地下街で店に行くまでの時間をつぶしていた時、赤穂のかん川本舗のしほみ饅頭の店があったのでこれを買った。
今はこっちの方が好き。
餡は甘味が強いが赤穂特産塩も混ぜてあり、甘味と塩味のバランスが絶妙。
塩が入ることによって餡の甘味が引き立つ。
外側の皮は落雁よりは少し柔らかい白。
お抹茶が一番合うなぁ
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連作

2013-10-13 13:00:28 | 短歌
もう慢性病のように寡作の日々が続いていて、ここでも「歌ができない!」と繰り返しぼやいているのでなるべく書かないようにしている。
相変わらず毎月結社と応募に出す歌を考えるだけでアップアップ。
しかし・・連作も用意しておきたい。
一応応募したいところはあるし、またそれ以外にストックも必要。
つまり最低でも1年に2個の連作は欲しい。
連作ができる人にとっては何?たったの2個!と笑われてしまうだろうが。
1首1首はひねり出すことができたとしても連作はテーマを決めてたくさん歌を作り構成も考えなければいけない。
ちょっとやそっとではできないのだ。
テーマが決まったとしてあとは構成、これがどうもわからない。
私はテーマを決めるとそれに関係する似たような歌ばかり作る傾向がある。
雑誌などで連作を読むと結構1首1首の歌材はバラエティーに飛んでいる。
しかしほんとに1首づつ勝手に詠んだ歌を並べても連作にはならないはずで、この微妙なちらし具合はどうやって決めたらいいのだろう?
よくわからないが何とかこれを会得したい。
そのためにこのごろは過去の短歌専門誌などの連作を読み返している。
今テーマを決めて何首かはできていたのに加えこの4,5日でよく歌が浮かんだ。
こういうモードになる時はめったになく貴重。
今のうちに25~30首の連作を仕上げておきたい。
そこまでできたらじっくりと時間をかけてもっといい歌ができたときは差し替えればいい。
慣れないときはいくら焦ってもダメ。
自分をリラックスできた時に歌が生まれるみたい。
しかしこれは外的要因もあって難しいのだが、外的要因に負けずに短時間に短歌モードに入るすべを見につけたいな~
コメント (2)
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