私の家の近くにいつも通る坂がある。
その坂の情景でそれでいくつか歌が浮かんだ。
それか坂をテーマにイメージを広げていると・・・ユーミンの『海を見ていた午後』のドルフィンをわざわざ訪ねて行ったことを思い出した。
根岸駅から約15分、長い急な坂を登り切って右に曲がったところにドルフィンはあった。
行ったのは10数年前だが、その時もう建物は新しくなっていたでユーミンが行ったであろう店の内装ではない。
多分ぐっとモダンになったのだろう。
一階は喫茶、二階がレストランで、二階の方が見晴らしはいいだろうが、一人で行ったので二階には上がれなかった。
そして歌のイメージみたいには海が見えなかった!
海沿いにはコンビナートがあって、店の前にはマンションがあり海は部分的にしか見えない。
もっと広い海で三浦半島が見えると思っていたのに。
歌のイメージを求めて店を訪れる人は今になっても絶えることはないらしく、歌にイメージを膨らませるためにドルフィンで検索したらいくつもものブログに店に行った時の感想が書かれてあった。
「海はあまり見えない、ソーダ水は透明ではないので貨物船は見えない」というのが共通の感想である。
ソーダ水は青春・未熟の象徴でありその緑の色は海を思わせて、現実に貨物船は見えなくてもソーダ水でなければいけなかったのだろうと推測する。
歌詞を考えるのも歌を詠うのも共通している・・一つ一つの言葉の持つイメージが大事だ。
ソーダ水は当初店のメニューになかったが歌がはやってソーダ水を注文する客が多くメニューに加えたそうだ。
グラスに挿してあるオレンジがドルフィンの形をしているのがお洒落だ。
さて肝心の歌の方はどうしても俗ぽくなりイマイチ。
推敲して一応は仕上げた。
多分投稿した歌の中では落とされる方のレベルだろうな・