海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

日々思うこと、短歌についても書いていきます

紫陽花

2019-07-28 08:49:37 | 短歌


土質によりて変化の紫陽花を日和見だとは誰も言はない
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きゅうり

2019-07-25 16:03:10 | 短歌

葉に隠れ収穫の時期遅れたるお化けきゆうりは重さ一キロ

庭の隅にトマトときゅうりを栽培している。
とても狭いスペースなのでトマト2株きゅうり2株。
それでも最盛期には食べ切るのに苦労する。
葉も実も同じ緑なので奥の方はよく見ないと見逃すときがある。
きゅうりは取りごろを間違えて放置するとどこまでも大きくなり、瓜のようになる。
一度びっくりするほど大きくなっていて重さが1キロもあった!
またまだ大丈夫と思っても翌朝には適正な大きさよりも大きくなってしまう。
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摩周湖

2019-07-22 17:01:56 | 短歌

流れ出る川なきことの悲しみをたたへて青し夏の摩周湖

霧の切れ間に見えた摩周湖の青美しかったな。
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2019-07-19 05:48:29 | 短歌

七夕に程よき笹の生ふれども空き家なるゆえ眺めゐるだけ


この歌を詠った空き家はもう解体されに分割され一つだけ売れて豪邸が建っている。
別に住人がいる家にも七夕にいいだろうなと言う笹が生えていて、1本いただけたらなと通るたびに眺める。
親しく話ができていればお願いするのになと思うが、きっかけはない。
老夫婦が住んでおられる(うちも十分老夫婦だが、もっと年上)

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滅亡

2019-07-16 12:23:11 | 短歌

葉の影に隠れてジュラ紀を生き延びしちさき体の哺乳類たち(エオマイヤ)

太陽のひかり届かぬ白亜紀の森をさまよふ恐竜の群れ

卵を抱く姿のままの恐竜の化石に残る羽根の痕跡

はるかなる記憶を風が語るとき砂漠の蜥蜴足を止めたり

ふたたびの繁栄の時待つごとくウミイグアナは海を見てをり

禁断の林檎の味が忘られぬアダムとイブの旅の始まり

楽園を追はれし日から他の命奪はなければ生きられぬヒト

ドードーのまぼろしの声大陸の森に響きぬ満月の夜

増殖するレミングの群れそそり立つ白き崖から海へなだれつ

支配者の顔したヒトが手に入れし原子力とうパンドラの箱 
 
眼に見えぬ毒の煙が迫りくる渚は今も美しいまま

箱船を追ひかけ沖へ漕ぎ出せる小舟の群れが波の間に消ゆ

新宿にビルの墓標は並びたりホモサピエンスの記憶をとどめ

人類の最期の柩進みゆくロボットたちの礼に送られ

人類が滅亡したるそののちも動き続ける地球(テラ)の原発


人類はいつか滅びるだろう。
それが近い未来なのかははるかに遠い未来なのかはわからないが。
長い間繁栄を誇ったあの恐竜でさえ滅びたではないか。
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解体

2019-07-13 22:37:15 | 短歌


内臓を晒さるるごと建つてをり解体途中の木造の家
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月下美人

2019-07-10 05:31:04 | 短歌

みずからの放つ香りに酔ひしれて月下美人の垂れ果つる朝


今年は3日前に一つ咲いた。
新しい花芽はまだ見つからない。
今年は少ないかもしれない。
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七夕

2019-07-07 08:31:18 | 日記


7月には七夕の飾り物を飾る。
それには笹が要る。
最初は七夕の笹よりは葉が大きいものに飾り物がついていた。
しかしこれも長年の間に劣化し捨てなけばいけなくなり、普通の七夕用笹で代用した。
しかしこれは乾燥すると枝もすべてばらばらに落ちてしまう。
そこで毎年笹を買ってしばらくの間だけ楽しむことになった。
今年の枝ぶりはあまり気に入らない。
写真を撮ったら小さい黒い影のようなものが写ってしまった。
原因は不明。
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蓮華畑

2019-07-04 08:30:02 | 短歌


あの春の草の冠揺らししつつ蓮華畑の少女が笑ふ
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