海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

日々思うこと、短歌についても書いていきます

2014-04-29 05:04:37 | 短歌

その色を薄めて桜を描くまで紅の絵の具はつぼみのなかに


桜は咲けば白に近い桜色だけど、蕾のうちの濃いピンク色が綺麗だと思う。
命のもとが凝縮しているみたい。

これは他の花でも同じで咲けば真っ白な花でも蕾のうちはうっすらとピンク色をしているものが多い。
例えば芙蓉、山茶花、沙羅の花も蕾のうちは一部がうっすらピンクである。
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勿忘草

2014-04-27 20:25:15 | 短歌


勿忘草の花びらほどの小ささの思い出ならば捨ててもいいが



勿忘草というロマンティックな名前は子供のころから知っていたが、実際の花を見たのは園芸に興味を持ち出した30代のころだったと思う。
予想よりとても小さな花だったことが印象に残っている。
その小ささといい、ブルーの色といい、好きとも相手に告げられない昔の少女を連想した。
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本棚の奥

2014-04-25 16:50:09 | 短歌

本棚の一番奥にしまいおく「されどわれらが日々」の時代を


若いころ・・といってもはじめて読んだのは学生時代ではなく30代初めだったと思う。
この歌だけ詠むと60年安保世代と思われるかもしれないがそうではない。
しかしこの本の持つ雰囲気にはシンパシーを感じた。
大人の毒に染まらないうちに死にたいという少女っぽいナルシズム(決して現実にしたいというのではなくあくまで観念としての)の名残をどこかでまだ引き摺っていた私はこの本に出てくる優子に強い印象を受けたのだった。
優子は若くして自殺してしまうのだが・・本を読んでから何十年も経って私は優子がこの本の主人公のような錯覚を起こしていた。
その勘違いが分かった後もこの本だけは捨てられなかったのだった。
今でもこの本はなるべく目に入らないような本棚の奥に置かれている。
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山藤

2014-04-25 05:40:49 | 短歌

人に愛でらるることなど何ほどぞ深山の藤は思ふまま咲く



藤の季節になった
藤棚の藤もきれいだが山で奔放に枝を伸ばし咲いてる藤に心惹かれる
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赤穂御崎

2014-04-22 19:39:26 | 小さい旅
御崎へは赤穂駅発バスで行く「岬めぐり」を心で歌ひ

グラスビール片手に海をながめては鯛の兜煮の肉をほぐしつ



昨日は義母の家の介護保険を使った工事の立ち合い。
午前中は駐車スペースになっている空き地の草取り・・これが1時間半かかり腰が痛くなってとても疲れた。
午後からは2時間義母の話し相手・・・これも本当は30分が限度である。。
疲れた~

で・・今日は気晴らしの<旅>
どこへ行こうか奈良にしようか赤穂か出発直前まで迷っていた。
天気予報で赤穂は9時から晴れのマークででこっちにしたのに駄目だ・・神戸も姫路もずっと曇り。
海は白っぽくしか見えず残念だっから、温泉に入って腰の張りが治った♪
例のごとくグラスビールを飲みながらランチ。
鯛の兜煮が小さくなったような。。
消費税が上がっても値段は据え置きのようだししょうがないか。
入浴料とセットにすると500円安くなる。
海が青く見えなかったから滞在時間を短くして梅田へ、
春のセーターを買った♪
満足な一日♪

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mixiのブログ紹介で

2014-04-19 19:25:58 | 小さい旅
大久野島に行ってきたという記事が載っていた。
とにかくウサギが多いと書いてある。
ウサギが集まってくる動画もあった。
船着き場に船が着くと餌がもられるとウサギが集まってくるそうだ。
私が行った頃はウサギは人の多いところにはいなくて丘の上に行った時ちょっと見かけたくらいだったのにずいぶん増えたようだ。
一人丘の上に上ったときウサギが2羽近づいてきたのでポッキーをちぎってあげたっけ。
丘の上で私の流す涙は頬を伝わることなく海からの風に吹かれてまるで真珠の粒のようになって空中を飛んで行った・・・そのことを久しぶりに思い出してしまった。。
ブログは毒ガス工場の関連建物の廃墟の写真など・・・あのころとそして私の学生時代のはるか昔とそれは変わらないなぁ。。

今でもTVで大久野島付近や呉線が出てきそうな番組とか見つけると見てしまう、録画もしてしまう。
BSの「こころ旅」に投稿したくなった事もあったが本名が解ってしまうので断念した。
「こころ旅」でも近くの海は映った。





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買い物

2014-04-17 05:15:32 | 日記
昨日は近くの町まで出かけて行ってユニクロでお買い物。
住んでいる町のスーパーの衣類は気に入ったものが見つからない。
普段着は安いものでいいのだが、それにしてもいいものがない。
高い物が売れないからとかなり安いものばかりにシフトしている・・以前はましだったのにな。。
私はシンプルな綿のTシャツやトレーナーが欲しいのだけど。
ユニクロは種類が豊富で値段もまあまあ。
持ちは・・・悪い時もあるが。

ジーンズがかなり古くなりそれを買った。ジーンズといってもこだわれば高いものだろう。
私は普段着に着るだけだからストレートを買った。
いくら伸びがよくても超スリムなのは家事をして家にいる時はどうなのだろう?
あとカーディガンとトレーナー。トレーナーは近くのスーパーでは売っていなくなった。
ジーンズの裾上げを待つ間館デパートに行った。
郊外のデパートなので置いているブランドは少ない。
しかしあるブランドの店頭にマネキンが来ているジャケットに目が留まった。
夏の薄いジャケットがもう長く着て古びて来て今年は買おうとおもっていた。
私の好きな感じ・・グレーでウエストがしまっている、袖は折り返すと裏地のグレート白のストライプの生地が見える、今年は丈は短めが流行だそうだ。
たまたま着ていた白とグレーのTシャツに羽織るとぴったりマッチ♪。
はっと目に留まった時の直観は正しい、 即決♪
夏のメインの買い物がもう終わってしまった。 

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落花

2014-04-13 08:11:19 | 短歌

春の交差点車が走るたびつま先立ちて花びらの舞ふ


いつもの年なら大きな交差点に桜の花びらがたくさん散って、車が通るたびにその巻き起こす風によって立ち上がってくるくる回転してまるでダンスをしているようなのだが。
今年は少しづつ散っていくせいかその乱舞が見られない。
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シャガ・遅咲き椿

2014-04-10 21:35:46 | 日記
庭のシャガが咲いた♪
庭の端に増えていくようにと思っていたのだが、シャガを植えてしばらくしてその近くに紫陽花を植えたらぐんぐん大きくなりシャガを圧迫し始めた。
花の数も減ってしまい残念に思っていた。
それでもシャガは地下茎を伸ばして紫陽花の影の当たらない場所へ新しい芽を出した。
今年は花の茎の数が増えた。
株分けして反対側の庭にも移植した。
こちらはシャガの邪魔になるような大きな木はない。
まだ花は咲かないが葉が大分大きくなってきた。

気をもんでいた藪椿は蕾がようやく変化がみられ一つだけ先が紅色になってきた。
咲くのはいつごろだろう?



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2014-04-08 12:30:15 | 短歌

 
ふれてみよと風にささやく山桜うすくれなゐの花芯さらして

自らの放つかをりに酔ひしれて桜さくらは芯まで揺るる

春の夜にあくがれいづる魂の行き尽くところ桜なるべし

 
呪をはらむもの生まれくる春なれや美しき吐息の匂ふ花闇

散りゆける桜の幹を抱きしめて我もいきたし花闇の果て

たれか呼ぶ声聞こえたる心地して桜花びら浴びにゆく夜
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