海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

日々思うこと、短歌についても書いていきます

車内

2015-03-30 16:04:13 | 短歌


普通電車しかない支線の昼下がり女性車掌の声が流れる

私が利用している電車に女性車掌が乗るようになって何年経つだろう?
もう5年以上は前の気がする。
だんだんと女性も男性の職場とされたエリアにも進出してきた。
女性車掌はJRがやっぱり早くそのあと私鉄が続いた。
さて私の乗る私鉄の女性車掌は別の路線でもいるのだろうか?
また特急にも乗務しているのか?
あるいは早朝や夜遅くはどうなのだろう?
私は平日の昼間しか電車を利用しないのでこれがよく解らない。
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網棚

2015-03-28 15:03:34 | 短歌


網棚と今も言うのか金属の板に変わった車内の棚を

網棚に置いた荷物を包むようふくらんでいた柔らかい網

昔あった紐製の網棚はローカル鉄道の余程古い車両にしか残っていないだろう。
あるいは復刻版の観光用の車両、
網の色は緑画が一番多かったような。
荷物を置くと荷物の重さによって網が下に膨らんで優しい印象を受けた。
今は金属の棒が平行に並んでいるか、一体型の金属製である。
この方が丈夫で長持ちするからだろうが、あの紐製の網棚懐かしいな。
網棚の写真を探したけれど、個人のブログの写真を無断でコピーするわけにはいかず、探せなかった。
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水彩画第2回目

2015-03-26 12:24:06 | 日記


今日は家に私一人・・チャンス~!
こんな日は無理にでも絵を描かないと。
少しづつ色を重ねていく。
スケッチの得意な人なら淡水彩画の風景画は短時間で一回で描いてしまうだろう。
私は遠近のあまりない建物の絵が好き(得意?)で風景画はほとんど描いたことがない。
遠近感を出すのがむつかしいな。
テクニックとしては遠い景色は薄く色を塗り、近い景色のほうは色を濃くする。
それを頭に入れながら描いてはいるのだけど。。
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ミモザの追っかけと水彩画

2015-03-23 14:26:42 | 日記


今の時期近辺のミモザを見て歩く。
昨日は歩いていくにはやや遠いところまで往きはバス帰りは歩いて。
ある運動場の片隅にある。
8分咲き?
今日は3日前に見に行ってまだあまり咲いていなかった公園のミモザを。
満開まではまだ数日かな。

それからそろそろ始めようと思っていた水彩画にようやくとりかかった。
寒い間(真夏も)予備室で描く気がしないので長い冬眠に入っていたのだった。
教室では描けても家では落ち着かなくあまり描けない。
最近はとても暖かいのに細切れの用事が多くて描く気分にならなかった。
画材は私には珍しい田園風景の絵。
ヒガンバナがあぜ道に咲いている、稲穂はたわわに実って・・このコントラストが描けたらいいな。
今日は色の配置を見る最初の下書きなので描いていたのは15分ほど・・白い画用紙にごくうすくても色は入るとよし次はここに色を重ねてとやっと列車が動き出す感じ。
春の一番列車出発進行~♪
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ミモザの島

2015-03-20 16:13:16 | 短歌
 

  胎児期の花芽は枝にねむりゐる春を待つ樹は風に吹かれて
  灰色の分厚きコート脱ぎ捨てつ春の陽が声をかけてくるる日
  洋風の家にはミモザが似合ふらしここもあそこも銀葉が揺る
  公園の芝生を進む乳母車かたはらの児はほろほろ歩く
  海よりの風かと思ふ公園にミモザの枝のざはめきたてば  
  ミモザの黄見れば浮き立つわが心大久野島へタイムスリップ
  思ひ出は突然沸ひてしまふらし古びし蓋を押し上ぐるまで
  春の日にはじけてゐたり丘の上に二十歳のわたしとみんなの笑顔
  多島海ゆ吹き来る風に揺れやまぬ丘のミモザは黄の臨月
  新大阪駅の階段駆け上る海からの風に誘はれて さあ
  ただ島の姿見たさにはるばると忠海に来つ日帰りの旅
  忠盛の領地でありしゆかりゆゑ忠海とふ町の名前は
  大久野島はひやうたん島に似てゐたり瀬戸内海にぽつかり浮かぶ
  毒ガスの島と言はれし時ありき今はウサギのゐる休暇村
  絶対の機密であるから毒ガスの島はかつては地図より消され
  「毒ガスで・・」老人はひそと語りたり海辺を走る呉線の中
  ゆつくりと閉じる瞼に海の青ふたたびの島も思ひ出となり  
  五個組の最後に残る白皿をポリゴミ容器の中に捨てたり
  夕焼けの端切れだけが見える家たまには丘の上まで行かうか  
  ねえミモザおまえは知つてゐるだらう人には見せぬ私の気持ち
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ミモザ

2015-03-20 16:04:59 | 日記

ご近所のミモザが一斉に満開になった。
ミモザの濃い黄色は春を告げる色である、
なんと言っても日本人の心の春は桜だろうが、その前奏曲としてミモザは明るい心を与えてくれる。
私はある理由でミモザがこよなく好きだからミモザの咲くのを心待ちにしている。
この季節は心が躍り思い出がよみがえり、胸がきゅんとなり・・そしてミモザの<追っかけ>をする。
しかし歩いていけるミモザはまた一つなくなってしまった。
ずいぶん古い樹で冬に見にいたら樹の勢いがなくなり枝も少なく花芽もあまりついていない・・・
公園では大きくなりすぎると切られてしまうこともあるし。。
今日ある公園へ見に行ったら満開まではあと3日か、また見に行くことにしよう。
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寒月

2015-03-18 11:32:40 | 短歌


寒月とおなじ白さに揺れてゐるしだれ桜のやはらかな枝


晩秋に葉を落とし幹と枝だけになった木はどれもさらされたように白くなっていく。
それは諦観のような澄んだ白だろうか。
枝垂桜の枝も白くなって、まるで寒月の白さのようだと思った。
同じ白さでも普通の落葉樹よりは気品があるのである。
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竹内栖鳳展

2015-03-17 19:52:54 | 小さい旅


久しぶりの遠出!
姫路美術館に竹内栖鳳の展覧会を見に行って来ました。
竹内栖鳳は上村松園などの師匠に当たる日本画の草分け的存在の大家です。
実は私もよく知らなかったのですが、友人が行って素晴らしかったということで何とか行って来ました。
美術館は姫路城の東にあります。
あるいて速足で20分・・結構遠かった。

竹内栖鳳は動物や鳥の絵に定評があります。
動物の匂いまで描くと言われたほどだそうです。
デッサン力の確かさ・動物の動き・毛並みの一本一本までの質感・・
二羽の軍鶏が戦っている絵・茶色の濃淡で描いたライオンの絵・群れ雀の絵・猫の絵・・・よかったです・
特にこの軍鶏の絵・・・迫力満点です。一番素晴らしいと思いました。
竹内栖鳳はライオンも好んで描いたようでこれもすごいのです。
茶色の濃淡だけでライオンの存在感が迫ってきます。

それと娘のための花嫁の打掛に描いた絵が素晴らしかったです。
表の絵は黒っぽい地味な色で吉祥の図柄を筆の勢いのある絵を描き、裏地は真っ赤な布に3羽の鶴。
嫁ぎ行く娘への愛情があふれていて絵とは全く違う意味で素晴らしかった。

お昼はアナゴのテンプラや焼きアナゴの寿司(どちらも少量)や煮物などいろいろある白鷺御膳というのを食べました。
容器が三段重ねで城の形になっていて一番上の小鉢の蓋が官兵衛のトレードマークの真っ赤なお椀型のかぶとを模してあったのはご愛嬌でした。
最後に姫路のB級グルメ ?アーモンドバターを買って帰りました。
アーモンドバターは「ケンミンショー」関西局の「おとな旅」でも紹介されたマーガリンとアーモンドの粉と砂糖とアーモンドの小さい粒を混ぜたもので、食パンに塗って香ばしく焼くととてもおいしいのです。
姫路の喫茶店ではでモーニングセットにほとんどの人がアーモンドバタートーストを注文するそうな。
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シンデレラ男

2015-03-15 10:32:13 | 短歌

終電の時刻がそろそろ近づきてシンデレラ男の急ぐ街角

仕事の後酒を飲みに行き盛り上がっても遅くとも終電には乗りたい!
それ以上遅くなるとタクシーで帰るかタクシーが高くつくから安いビジネスホテルに泊まるとかしなければいけない。
終電近くは駅へ急ぐ男たちが多くいてこれを「シンデレラ男」と命名した。
現代ではシンデレラは女よりも男が多いようである。
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去りゆく者に花束を

2015-03-14 08:20:32 | 小さい旅

今日は北陸新幹線開業の日!
北陸特に金沢は喜びで沸き立っていることだろう。
しかし関西の人間にとっては北陸新幹線開業はあまり関係がない、むしろサンダーバードなどの本数が少なくなり富山まで行かなくなり不便になるのではないか、また金沢は今まで関西との結びつきが深かったが東京へ顔が向いてしまって縁が薄くなるのではとの思いがある。

華やかな新幹線開業の一方トワイライトエクスプレスが最後の日を迎えた。
26年・・・とうとう一度も乗れなかったなぁ・・
この間に一度北海道旅行は行ったが、夫が現役で長い休みは取りにくく飛行機の旅となった・
一度もトワイライトエクスプレスの旅を経験してないのでその思い出を懐かしむほどの深い気持ちはなく、乗れなくて残念だったという気持ちだけである。
私はトワイライトエクスプレスの豪華な内装や豪華なフランス料理には興味はなかった・
学生時代に乗った特急白鳥の旅を追体験したかったという気持ちだった。
特急白鳥はもうとっくに廃止された。

私が学生のころドル高で海外へ持ち出しの外貨制限があった時代・・学生が海外旅行をすることなど夢のまた夢だった、頭にも浮かばなかった。
同級生2名がヨーロッパ一周旅行に行ったが、どちらも金持ちのお嬢様だった。
一般の学生にとって一番の憧れで贅沢な旅は北海道旅行だった。
私は3回生の夏に北海道旅行に行った。
その当時取りにくかった特急白鳥の切符が取れたときはうれしかった、この切符が取れなければ北海道旅行は始まらないのである。
今でも特急白鳥の旅は鮮明である。
朝8時に大阪を出発し夜の11時45分に青森についた。
青森駅につくと乗客は『津軽海峡冬景色』の歌詞にあるように黙って速足で通路を歩いて連絡船乗り場に向かった。
昨日の夕方の番組の歌碑を訪ねるコーナーで青森港にある『津軽海峡冬景色』の歌碑と保存されて係留されている八甲田丸が写って懐かしかったなぁ。。
連絡船で4時間それから函館からまたJRで札幌に着いたのが翌日の朝8時でちょうど24時間の旅だった。
今でもトワイライトエクスプレスでも22時間かかり、青函トンネルができたのにたった2時間しか短縮されないのかと不思議な気がする。


昼12時のニュースを見て最後の文章を訂正する。
今日ブルートレイン「北斗星」が定期運行最後の日で、これですべてのブルートレインの定期運行はなくなったということだそうだ。
時間のかかる寝台車や長距離の特急は・・・新幹線の旅が普通になりもういらないということなのだろう。
それが時代の流れと解っていても思い出のよりどころの列車が廃止されるのはさびしい。
それぞれの胸に残る旅の思い出はかけがえのないものだ。
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