海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

日々思うこと、短歌についても書いていきます

八月の濡れた砂

2009-08-31 15:21:22 | 日記
八月も今日で終わり・・・そのせいか突然この歌を思い出した。
石川セリ・・日活映画『八月の濡れた砂』の主題歌である(1972)。
この映画はかなり話題になった。
しかし私は見ていない。多分その内容からして成人映画だったのだろう。
一人で成人映画を見に行くのは無理だった。
芸術作品であるとの<大儀名分>の元『愛のコリーダ』は見に行ったけれど。

この歌も知らなかったのだが、フォーク大全集に入っていて遅くにこの歌を知った。
とてもけだるい歌で・・・映画の内容に合っているのだろう。
終っていく夏と海に沈む夕陽・・虚無的というかこのけだるさがたまらない!


私の海を まっ赤に染めて

夕日が血潮を 流しているの
 
あの夏の光と影は

どこへ行ってしまったの

悲しみさえも 焼きつくされた

私の夏は 明日もつづく

・・・・・・・・・・・
コメント (2)
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道の駅

2009-08-31 08:53:50 | 短歌
 道の駅太めのきゅうり並びたり作りし人の名をつけられて

さる投稿欄に載った歌。
今月は2回載った・・嬉しい
実写で当たり前といえば当たり前の歌だけど。。
スーパーにあるきゅうりに比べたら、やや太めのものが並んでいたのに目が留まった。
出荷するにはほんの少しだけ日が過ぎたきゅうり。
おいしさは変わらない・というか道の駅には新鮮なのが並ぶからこの方がおいしい。
また作った人の名前や写真が添えられているのが嬉しい。
これは大宇陀の道の駅でのこと。
買って帰りたかったが電車では重くて。
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俳句の部屋5

2009-08-30 09:06:15 | 俳句
海峡の橋より高く夏燕


これは明石海峡大橋を山の上から見た景色
本当のところは燕なのか別の鳥なのか。
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夏休みの宿題

2009-08-29 08:28:00 | 日記
この数日が追い込みと言う人、子供の宿題を手伝ってあげるために大童という人も多いでしょう。
今年はちょうどいい位置に土・日がある。
しかし私は自分が小学生のとき宿題の追い込みに困ったことも、子供の宿題を手伝って今の時期大童だったこともないなぁ。

こう書くと嫌味に聞こえるかもしれないが、私は子供の頃勉強がとても好きだった。
(ただ今では勉強以外のいろいろの経験をしておくべきだったと思う。
高校を卒業するまで私は勉強以外の世界をほとんど知らなかった)
新しいことをどんどん覚えるのは新しい世界を冒険しているような楽しさで、早く知りたくて教科書は予習をしていた。
それとその頃勉強は計画を立ててコツコツ実行するのが好きだった
それで夏休みの宿題も夏休みの初めに計画を立て、それにしたがって毎日していく。
たいていは計画より早く終わってしまい、皆が宿題に親がかりで必死になっている頃はのんびりと過ごしていた。
少し苦手なのは読書感想文だった。
本を読むのは好きだったけれど感想文はどういう風に書いていいかよくわからなくて、あらすじを説明する部分が多くて肝心の感想はちょっというのような文章だった。

さて私の子供たちも私に似たのか宿題を最後になってするタイプではなかった。
追い込みで手伝ってあげたことはない。
ただ・・工作は苦手なようで(アイディアが浮かばない)それだけは手伝った。
工作のアイディアを考えるのは楽しかった。
これは私の作品のようなものだった。
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字が小さくなっている2

2009-08-28 13:01:03 | 日記
昨日いろいろ試行錯誤したが、字を大きくする方法は見つからなかった。
ヘルプの説明通り設定してみても大きくならない。
その時JAVA何たらが有効でないといけないそうだ。
でもどこにJAVA何たらがあるかどうか解らないし、そもそも私のPCにそれがあるかどうかもよく解らない。
あとHTMLの記号で何とかならないかやってみたけれどこれも駄目。
他の方のgO0のブログのページの文字も小さいので変えようがないということか。

ところで昨日のIP数と閲覧数を見たら、閲覧数がIP数の4倍ちょっとあった!
これって数値でも倍率でも今までの最高!
別にこれだけのことだけど何か嬉しい
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七月の花

2009-08-27 15:14:59 | 短歌
見世の間で遊び女たちが客を待つおしろい花の開く夕暮れ

一夜きり快楽(けらく)の香り放ちたる月下美人の朝に垂れ果つ

目に見えぬ結界そこにありぬべし眩暈するほど百合香る庭

切られても切られてもまた伸びてゆく夾竹桃は毒を持つ花

風の手で剥かれたように赤色のカンナ咲きたり川沿いの道

サルビアは並び咲きたりひりひりと真夏の熱を吐き出しながら

やがて来る闇見ぬやうに目を伏せて合歓の睫毛のほの赤き宵
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字が小さくなっている

2009-08-27 07:21:19 | 日記
今朝見たらブログの字が小さくなっている!
本文だけでなく、他の部分も・

どこか操作したら元に大きさになるのか、わからない。

字が小さいと見にくいな。。
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短歌9月号 河野裕子大特集

2009-08-26 08:19:21 | 短歌
短歌9月号は河野裕子の特集である。
初期・中期・最近に分けて歌人たちの河野裕子論がある。
身内(息子・娘・嫁)から見た「裕子さん」へのエッセイも。
なかなか読み応えがあった。

私は確か歌集『庭』を読んだとき退屈と思ってしまった。
小島ゆかり・・「河野裕子の歌集はどれも似たような歌がいっぱいで、ふつうならいいかげん飽きてしまいそうだが、そうはならない・・中略・・どんなにささやかなことをうたっても、またどんなに繰り返しうたっても、そのつど一首一首に体力があるのだ。」と書いている。
私が退屈と思ってしまったのはまだ表面しか読み取れなかったからだろう。

病を得てからの歌を読んでいくと、しみじみいいと思う歌が多く、だんだんとその一見は平凡に見える歌は非凡あることに気がついていくのだった。

また小池光は「河野裕子の代表的な歌は(初期の)力強くうむを言わせず屹立する「立つ歌」、それが50代から変わり「寝る歌」になった・・」と書いている。
「寝る歌」とは力の抜けた自在な歌という意味だろう。
これは「立つ歌」よりも本当は詠うのが難しいのだ。

でも私は初期の河野裕子の歌が好き『森のやうに獣のやうに』の瑞々しい相聞、子育てに全力を尽くしていた頃の激しい歌『桜森』など。

23日に京都で「塔」主宰の講演会・討論会があり、誰でも見学できた。
行くつもりだったのに息子のことで気がかりなことがあり行けなくて残念。
河野裕子さんは最後に挨拶だけされる予定だった。
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俳句の部屋4

2009-08-25 09:29:06 | 俳句
梅花藻をさらし秋水湧きにけり
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高校野球決勝

2009-08-24 22:54:06 | 短歌
ホームラン打たれた投手の目の先に入道雲と真っ青な空


今日の高校野球決勝戦よかったなぁ。。。
私は新潟代表の日本文理を応援していた。
9回表2アウトランナーなしから5点入れて後1点差まで追いついた。
最後まで諦めない選手の思いが見ているものに爽やかな感動を与えた。
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