海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

日々思うこと、短歌についても書いていきます

五月尽

2018-05-31 22:19:07 | 短歌


五月尽旅に出られぬ日の過ぎてポプラの綿毛空にただよふ
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仏隆寺 千年桜

2018-05-29 08:12:17 | 短歌


重ねたる時に染まりてくろぐろと千年桜の幹は息づく


花よりも千年近く生きてきた幹の存在感に圧倒された。
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どくだみ

2018-05-26 05:17:04 | 短歌


油絵の絵具の白に咲いてをり物置の陰のどくだみの群れ
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五月の薫り

2018-05-21 15:02:21 | 短歌


街はみな青葉の色に統べられて眩暈するほど五月の薫り


五月のまぶしい光と青葉の色と空気の持つ香りと・・・一瞬眩暈がして遠い世界に飛んで行ってしまいそうだ。
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若葉

2018-05-18 09:41:03 | 短歌


成長の痛みに耐えてゐるのだらう楠の若葉のそよぎが止まる



この歌以前作ったが、メモしていなくて下句を忘れてしまった。
それで再度考えた。
前とは違う気がするけれど。
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2018-05-15 21:56:23 | 短歌


遠き日の母の記憶はほの甘し母の作りてくれし葛の湯



母の日にこの歌を載せればよかった
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ツグミ

2018-05-12 08:35:11 | 短歌


ムクドリは視力がいいとリビングのカーテン開けたときに気がつく

一メートル離れてわれと遊歩道歩くツグミは視力が悪い



ムクドリは庭にいるなと窓のカーテンを開けたとたん飛び去ってしまう。
しかしツグミは窓から1mの距離で私が見ても逃げない。
いつか遊歩道を歩いていたらツグミもそこを歩いていて1mの距離だが一緒に散歩したこともある。
これは2年前の写真。、
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葉ね文庫

2018-05-09 08:24:19 | 短歌


葉ね文庫へスキップしたくなるような桜の色の服を着てゆく
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雲雀

2018-05-06 09:23:25 | 短歌

見上げたる天より降りる鳥の声雲雀もわれも初夏の恍惚


雲雀は高いところに飛んでいて姿は見えないことが多い。
雲雀のさえずりは天から降ってくるようだ。
見上げれば五月の青い空の光がまぶしくて恍惚とした気持ちになる。
これも雲雀の姿が見えないせいなのだ。
五月は青春の象徴、雲雀は五月の使者である。

中学への道、そのころは畑がたくさんあって蓮華畑の上に雲雀の声が聞こえていたことも思い出す。
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五月

2018-05-03 04:57:32 | 短歌


さみどりの若葉を樹々に芽吹かせて五月は街のすみずみに棲む
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