海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

日々思うこと、短歌についても書いていきます

蜘蛛

2010-10-31 11:23:54 | 短歌


前世では人間でした千年もあなたを待って蜘蛛の糸吐く

蜘蛛はいつでも見かける。
今日は買い物の途中で駅前の木に見つけた。
獲物がひっかかるまでじっと待って・・・待つことが生きること。
去っていった人をただただ待っていたら・・・魂だけは千年も待っていて・・いつの間にか蜘蛛に転生してしまうかもしれない。
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夏の街

2010-10-29 11:28:05 | 短歌


マネキンに臍のないこと今日気づくショーウィンドーのビキニながめて

高層ビルさびしくないかい夏雲を鏡のように映してばかり

背伸びして夢をつかめとそそのかすモデルハウスの大きな窓が

地球何周したのだろうか川の上走り続けるグリコの選手

事故のニュース読む女子アナの首元にプチネックレスきらりと光る

焼き鳥を欲しかっただけという説も 忠犬ハチ公言い訳はせず
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長い坂

2010-10-26 20:14:29 | 短歌
十代の太腿が漕ぐ自転車が長い坂道一気に登る

自転車を一気にこいで長い坂登る若さの眩しい真昼


これおなじテーマで時間をおいて詠ったもの。
近所の長い坂を学生が電動でない普通の自転車で一気に登っていく。
立ちこぎになっていっぱいなのだがそれでも登りきるのを見ているとその若さというものに驚嘆して眩しい。
かつて私もそんな時代があったのだとはもう思えない。
その坂はきついので私は初めから自転車を降りて引っ張って登っていた。
買い物の荷物を籠に入れているから重いこともあるが。
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我が家の秋明菊

2010-10-24 22:20:16 | 日記




今が盛りである。

去年に比べると花の数が増えた。

風に揺れていて可憐、コスモスの揺れているのとはまた違った風情である。

どう違うのかうまくいえないが、コスモスは少女のイメージで秋明菊はそれよりも少し大人になった二十過ぎの柳腰の美女かしら。



過ぎ去りし風の行方の探すがに秋明菊は首伸ばし咲く
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さらば たこフェリー

2010-10-22 15:15:50 | 日記
今日、最後にたこフェリーに乗りに行ってきた。
11月16日には休止してしまう。
明石港の乗り場に行くと明らかに今までと雰囲気が違う。
休止になると聞いてはじめてきたような人もいる。
写真を撮っている人が多い。
自転車で渡る人は今まで余り見なかったがけ結構多かった。
船を待つ間にたこ焼きを食べた・・ここのたこ焼きは割りとおいしい。

11:10発のあさかぜ丸に乗り込みデッキのいい場所を確保。
今日は薄曇で海も空も大橋も同じブルーグレーに見えた。
大橋を下を通る時大橋のトラスの骨組みを必死で撮った。

岩屋に着いた船は10分後に出発する。これを逃すと1時間後である。
岩屋で時間をつぶすような場所はないので船の写真を撮り、慌てて船に戻る・・・最後の乗客になり車が入った後に何とか乗せてもらった。

明石海峡が好きになり、海を見るためにたこフェリーに乗って10年になる。
10年間の私のさまざまな思いを乗せてくれたタコフェリー、ありがとう、そしてさようなら、
海峡をつなぐ船は他の交通機関に負けて次々と消えていった。
青函連絡船・宇高連絡線・たこフェリー・・・私も同じように時代に取り残されて消えるのだろうな。。

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ひたひたと迫ってくる

2010-10-19 20:11:51 | 日記
新しい状況が生じて介護問題がややこしくなってきた。
具体的に書こうと一度したが、短歌のことが中心のここに書くのには抵抗があった。

実際的な介護をしなければいけない状況ではない。
しかしいろいろのことが起きるので、いつ対応をしなければいけないことになるかわからずおちおち出かけてもいられない。
私か家人かどちらが家にいなければいけない。
また私が出かけるには・・抵抗が大きい。。
紐でくくられて自由が利かない罪人みたいだ!
今まで楽しみにしていた用事(それもかなり控えめにしてきたのに)のいくつかを諦めなければいけないだろう。
今は忍ぶべき時期だろうが・・・いったい何年続くのだろう!
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たこフェリー休止へ

2010-10-16 14:09:18 | 日記
、、


昨日のローカルニュースで明石と淡路島の岩屋をむすぶたこコフェリーが10月16日から休止すると報道された。
経営難のため支援をもとめる会見が開かれて1ケ月が経った。
明石市が支援をもとめた別の船会社の支援の条件が折り合わず、赤字が増え続け、これ以上船を運航は困難と判断されたから。
従業員70人は全員解雇。。
2台で運行していたうちの一つ、あさしお丸はすでに売却され、昨日タインへ向けて出航していったという。。
慌ててHPを調べたら9月23日から1時間に2本の運行は1本に減っていた。。
廃線が決まったらその前にお別れに乗って写真を撮ろうと決めていたが・・・あの船体の横いっぱいに赤いタコの絵が描かれたあさしお丸を見ることは出来ない。。

とにかく休止の前にもう一度船に乗りに行く。
青函連絡船、宇高連絡船、たこフェリー・・・私の中の思い出と海のロマンがなくなってしまう。。。
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石榴

2010-10-14 22:40:09 | 短歌

夕焼けの茜の色を父として石榴が孕む幾百の子ら

住宅街にあるパン屋さん。
住宅の一角に店があってその敷地に高い石榴の木があり、真っ赤な石榴の実がたくさんついていた。
それが印象的なので撮ったのだが・・本当はもっと赤い。
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2010-10-11 08:31:47 | 短歌

温まるまでの時間を亀たちは空にまかせて重なりてゐる

先日奈良へ行った時帰り際に猿沢の池の横を通った。
亀が小さい岩にひしめき合って甲羅干しをしていた。
亀のじっとしている様子は人間とは違う悠久の時間を生きているようで癒される。
温まるまでは亀は動けないのでお天気に任せてじっとしている。
そんな風に人間はなかなか生きられないなぁ。。
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テスト

2010-10-09 12:38:14 | 短歌



字の色や大きさを決めるやり方が変わって、いろいろしたがうまく行かなかった。。
ふと思いついて過去の投稿の字の大きな記事の記号をコピペしたら・・うまく行きそう。
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