海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

日々思うこと、短歌についても書いていきます

昭和

2018-12-30 08:15:37 | 短歌



こんなには甘くなけれど信州の学生村のとうきび恋し

海霧とトレンチコート定番に映画の中の昭和の男

宇高連絡船を追ふカモメたち見つつ歌ひき「イムジン河」を
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竹田城

2018-12-27 12:21:15 | 短歌



廃城となりたるのちの年月を蹴散らすやうに旅人の群れ
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クリスマスリース

2018-12-24 12:07:19 | 短歌


クリスマスの飾りにせむと公園の松かさ拾ふ今日は晴天

松かさに白い塗料を塗りをれば雪降れこんこ私の部屋に

編んだのち指先に葉の香が残りローズマリーのクリスマスリース

去年は庭のローズマリーの枝で作ったがかなり大変だった。
細かい葉がいっぱい床に落ちた。
今年は100均のリースに飾りつけただけ。
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蜘蛛

2018-12-20 19:39:35 | 短歌


一日で蜘蛛の巣の位置は変はりたり台風の去りし十月の朝
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中ヒール

2018-12-17 14:11:36 | 短歌

中ヒールで登るのは無理と教えたい観光バスを降りた女性に


トレッキングのような道を歩くのに中ヒールやハイヒールでクル女性がたまにいる。
リサーチ不足
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健さんのベンチ

2018-12-14 22:03:35 | 短歌


健さんのベンチを確保するために先頭切って山道登る

竹田城址は高倉健主演の映画のロケ地になった。
高倉健は撮影の間、いつもベンチに座って眼下の竹田の町や隣の山を眺めていたそうだ。
その健さんのベンチを独占すべく、私はバスで降りると先頭切って急な坂道をかなりのスピードで登り始めた
竹田城はバスも乗用車も駐車場までしか行けず、後は20分歩いて行くしかない。
私の後ろには20代の女子の台のグループがいたが、この子たちに抜かれぬように、私はいつもん早足をさらに早めた。
城に着いて石段を登る頃には息が切れかかったが、健さんのベンチを確保!
でも…そのベンチは真新しく、健さんが座っていた古びたベンチじゃない!
あ、あ、あ、がっかりだ。。
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足摺岬

2018-12-12 08:01:56 | 短歌



風強き岬の椿くれなゐに耳のかたちの花びらを持つ

伊邪那岐を追ふ鬼たちの手のごとく椿の枝は海へ伸びをり

老いること許されぬ花またひとつ落ちて椿の森となりたり

森深く椿はつねに乙女子の貌したるまま降り積もりゆく

ばらばらと赤き椿の落つる音森はをみなの血の夢の中

椿森の暗き小道の果てのはて今生れしごと海はうつくし

生き急ぐ我をしかつてゐるやうに岬の波は激しさを増す
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竹田城

2018-12-09 08:10:45 | 短歌


竹田城巡りてゆけば石垣にハートの形の石を見つける


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六義園~東洋文庫

2018-12-06 08:26:25 | 小さい旅

迎賓館の次は六義園と隣接した東洋文庫に行ってきました。
六義園は広くていい庭園でした。
紅葉は少し盛りを過ぎていましたがまだ楽しめました。
見ごろな枝ぶりのしだれ桜の大木がありました。
満開の時はさぞかしきれいでしょう。
築山の藤代峠の斜面のサツキの季節も圧巻でしょう。
ここは柳沢吉保の屋敷跡ですね、和歌山県の多くの歌枕の風景を模した庭園です。
土を盛って作った藤代峠は紀州にある藤白峠を模したものだとか。
あと和歌の浦・吹上浜・紀の川など
何故柳沢は和歌山県(紀州)を中心とする歌枕の風景を多く庭に作ったのでしょう?
以下は私の勝手な推察です。
徳川綱吉の娘鶴姫は紀州家に嫁ぎました。
綱吉はこの姫を溺愛していて、鶴という字を名前や屋号などに使うことを禁じました。
それで紀州の羊羹を作っていた鶴屋は駿河屋に名前を改めました。
与謝野晶子の生家も駿河屋で紀州の分家だったかも。
ゴマすりのうまかった柳沢は綱吉が紀州にいる鶴姫をしのべるように紀州の風景を多く作ったとか。
綱吉はこの庭園が気に入って何回も訪れたそうです。
それで柳沢の側室のお染となんやらかんやらといういう俗説が流れたのですね。

そのあと東洋文庫に行きました。
岩崎弥太郎がアジア関係の書物を集めたもの。
ギャラリーはテーマが古地図の展示でした。
奥に庭の見えるオリエントカフェがあります。
私はパスタランチにしました。
あの日はボンゴレでおいしかったです。
コーヒーはあまりおいしくなかったけれど。
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赤坂の迎賓館

2018-12-05 04:57:59 | 小さい旅


四ツ谷駅で降り、迎賓館の門のあたりで並んで開門を待ちました。
10時受付開始で、開けて調べる荷物検査と金属探知機による人へのの検査があります。
ペットボトルは舘内に持ち込み可能ですが、安全であることを証明するため荷物検査の場で飲んで見せなければいけません。

これをクリアして入った館内は目も眩むように華麗でヨーロッパの宮殿そのものでした。
さすが国宝です!
夢心地。
自分がヨーロッパの国のお姫様になったような錯覚を起こしました。
はじめ皇太子の御所として建築したが、あまりに豪華すぎると明治天皇が当時日本になかった迎賓館にするようにと命じられたという経緯です。
巨大なシャンデリア、大理石の円柱、石膏の浮彫に金を塗った模様、天井画、大きな七宝の花鳥図、緞通、、
文章ではとてもうまく書けないので、興味があったらPSで検索してみてください。

一番格調の高い朝日の間は来年3月まで修復作業で非公開なのが残念でした。
ここの天井画はオリーブの枝と馬車の馬の手綱を持つ女神さまが描かれています。
ヨーロッパ風に描かれていますが、一説では皇室の先祖であるアマテラスオオミカミをイメージしたものとか言われています。
ここが一番見たかった部屋なので、来年公開日であればもう一度行きたいと思っています
公開日は行事のないときで、HPで発表されます。
和風別館は毎月決まった日から受付され抽選です。
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