海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

日々思うこと、短歌についても書いていきます

六月尽

2012-06-30 19:43:43 | 日記
とうとう六月が終ってしまう。
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春の情景

2012-06-28 08:42:04 | 短歌

歩くことほかにすべなきウォーキングマシンの上に歌は生まれぬ

傷口のやうにも見える花蘂の紅をかなしむ葉桜の道

窓の外は黄砂の気配あいまいな言葉許さぬ会議は続く
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三室戸寺

2012-06-27 05:48:28 | 小さい旅
25日は友人と宇治の三室戸寺に紫陽花を見に行った。
前に行った時林の中にびっしりと咲いている青の紫陽花が印象的で又行きたいと思っていた。
青以外には白・薄紫・濃いピンクなどもある。
やっぱり青の紫陽花が一番好き。
青の紫陽花はどうしてか少年のイメージがする。
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カタクリの花

2012-06-25 20:54:10 | 短歌
 
いつせいに羽化を迎へる蝶のごと斜面を覆ふかたたごの花

今年大宇陀の森野薬草園の裏山へカタクリの花を見に行こうねと友人と約束していたのに義父の入院で行けなかった。
私は2回見ているけれど、友人はまだカタクリの花を見たことがない。
来年行きたい!
でも来年の4月にどういう状況になっているかは誰にも解からない。
また介護の渦中にあるかもしれないし。。
そのときはしょうがない。
希望はちゃんと持っておかなければ。

森野薬草園は私のお気に入りの場所。
そこだけ違う空気が流れている。
森の小人の世界というか、江戸時代から時間が止まっているというか。
春のカタクリ、秋の彼岸花・・毎年訪れたい場所。

(写真は森野薬草園とは別の場所)

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沙羅の花

2012-06-22 05:21:37 | 日記
沙羅の花が今盛りである。
今年は去年にもまして蕾がいっぱいついていて次々花が咲く。
沙羅の花は一日花だけど蕾は案外と強くて、先日の台風やそれに続いた温帯低気圧の雨にも落ちずに次の日に花を咲かせる。
よく観察すると沙羅の花の一箇所だけ薄いピンクの斑点がある。
これまでどうしてか不思議に思っていたのだが。。
蕾を見るとかすかにピンクに日焼けしている、
つまり蕾の時一番外側にある花びらだけが日光で色がつき、咲いたときはピンクの班点ができることを今年初めて解かった。
さらにもっとよく観察するとピンクの班点が出来る花びらの端は比較的つるっとしているが、他の花びらは襞が多く端には細かい切込みがある。
つまり日に当たってきつい環境にさらされてたくましくなった花びらと、その花びらに守られて繊細に育った他の花びら。
たった一つの花でもこんな微妙な違いがあるなんて始めて知った。
コメント (2)
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梅酒

2012-06-19 14:21:52 | 短歌
未熟なるままに摘まれて瓶の中梅はゆつくり毒を吐き出す
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もしもピアノが弾けたなら

2012-06-17 11:30:21 | 日記
これは西田敏行のかつてはやった歌。

今日買い物に行く途中で近所の家からピアノの音が聞こえてきた。
あんな風にそのときの気分にあわせ曲を決めピアノが弾けたらいいなとふと思った。
私の子供の頃はピアノを習っている人はええとこの(大阪弁)のお嬢様だった。
庶民にはピアノは手が届かなかった。
せいぜい背伸びしてオルガンを買ってもらえる程度だった。
私の親は参考書など勉強のためのお金はつつましい生活の中惜しまなかったが、ピアノは無理だった。

ということで私はピアノが弾けない。
というか楽器全部が弾けない。
音楽は子供の頃習ってないと後で習得するのは難しい。又興味を覚えない。
歌は好きで口づさむけれど、それは耳で覚えたもの。

最初の話に戻ってピアノが弾けたらいいとは思ったが、私には短歌がある、思うことはすべて短歌にして外に出せるから、私なりのピアノに代わるものはもう見つけたんだと思いなおした。
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さくらぐみ

2012-06-15 11:25:50 | 小さい旅
3週間ほど前「ちちんぷいぷい」で紹介されていたナポリピザの店が赤穂御崎にある。
御崎は客があまり来ず寂れていたのに赤穂市で人気のナポリピザのこの店が移転してから客が押し寄せるようになったようだ。
休日は1ケ月前の日の9時から電話予約、あっという間に満席だそうだ。
『予約の取れない店』である、
平日なら空席があるかもしれないがコース料理しかないようで、これを目当てに女性グループが押しかけて来る中で1人では食べたくない(予算もない)。
場所だけ確認しておいた。
閉店していたみやげ物店を店に改装しただろう海が見えてロケーションは最高。。
このお店が出来たせいか閉鎖していたみやげ物店がお洒落なカフェになっていたり御崎も変わりつつあるようだ。
私としては寂れた場所が好きで、以前のままでもよかったけれど。

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赤穂御崎

2012-06-14 21:01:43 | 小さい旅
介護が終ったら海を見に行きたい!・・大げさに言えばそれが私の心の支えだった。
日帰りで行けて瀬戸内海の気分を味わえて、温泉も入れるのが赤穂御崎・・私のお気に入りの場所。
来週に行く予定だったがずっと雨か曇りのようで、今日だけが梅雨時の奇跡のように快晴!
朝はやく家を飛び出した。
新快速で大阪駅から1時間30分で赤穂駅につく。
旅気分を楽しむには程よい距離だ。
何もせずボーーと車窓を見ているのが好き。

 物言わぬ貨物のように運ばれて一人旅することの幸せ

赤穂駅からバスで30分、終点の保養センターで降りるのは大抵1人か二人。
ここには簡保の宿があり日帰り入浴が出来る。
温泉で小さいながら海の見える露天風呂もある。

今日は素晴らしい天気で素晴らしい青い海だった。
ゆっくりと船が横切ってゆく。
途中で見た須磨の海も明石海峡も同じ色をしていた。
穏やかで優しい海。


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司馬遼太郎記念館

2012-06-13 09:55:11 | 小さい旅
司馬遼太郎記念館は近鉄八戸ノ里から徒歩8分。
目印の布施高校は駅からすぐ見え、高校の西隣が記念館だ。
入り口にガードマン役の人が二人、これだけでびっくりなのに庭をいじる人や入り口の券をチェックする人・イスに座って見張りをする人・中の用事をする人と・・10人以上スタッフがいる。
旧宅の書斎はどっしりとした机とゆったりとしたイスが置かれサンルームにはさらに大きいゆったりとしたイス。
司馬遼太郎はここで仕事に疲れたとき雑木林風の庭を眺めて休憩したのだろう。

安藤忠雄の設計した建物は打ち放しコンクリートを多用するので無機質な感じだけど、記念館は床と書架が木製なのでそれが気にならず居心地がよくて癒された。
エントランスのガラスの回廊カラは紅葉の木3本がよく見える、また秋に来たいと思った。
パンフレットに「記念館は来館された方々それぞれに何かを感じ取っていただけるような、あるいは司馬作品との対話、自分自身との対話などを通じて何かを考えることのできる空間でありたい・・」
とあるように私なりに感じるものがあった。
おびただしい蔵書・・ひとつの歴史小説を書くために司馬遼太郎はあらゆる資料を集めたようだ。
それを思うと心して小説を読まなければ。

この記念館の天井にある時坂竜馬の肩から上の像が浮かびあがった。
写真にあるボサボサ頭の竜馬にそっくりらしい。
そのあの竜馬の像に見える天井のシミも見たかった。
本当にそのように見える。
コンクリートが固まるとき微妙に不均等になるだろう、壁のコンクリートの色は均一ではなく薄いグレートと濃いグレーの部分があるものだ。
それでもあれだけ大きなシミになるのは不思議だ。
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