海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

日々思うこと、短歌についても書いていきます

2018-08-29 11:28:10 | 短歌



鯨の尾が打つ南洋の海原は波をたたへてはろばろ広し
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晩夏2

2018-08-26 11:04:22 | 短歌




夏に置き去りにされたる向日葵が空を見上げてまだ咲いてゐる
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晩夏

2018-08-23 19:46:43 | 短歌


空を見て裸の腕を抱きしむる引き潮のやうに夏が去るとき




まだまだ暑くて気温から言うと夏は終わっていない。
しかし不思議なことに夏はもう終わったのだと気配で感じる時が来る。
例えば高校野球が終わった次の日。
ふっと湧く寂しさや秋めいた青空を見る時。
秋めいた風が吹くとき。
この気配は突然やってきて夏は突然終わるのだ。
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醒ヶ井

2018-08-20 18:52:38 | 小さい旅


今日は醒ヶ井に行ってきました~♪
毎年の晩夏のルーティーンです。

先日阪急百貨店でTシャツに毛が生えたような服を買ったら17日~27日「平山郁夫展のチケットをもらったので、醒ヶ井の帰りに寄ったら能率的と思ったので、今週末は台風の影響で雨で、行くのは今日か明日しかない。

今日は天気が怪しくて10時半に駅に着いたとたんにわか雨。
10分ほど待ったら雨がやみました。
観光バスも何台か来ていて観光客は割といました。
今が盛りなのでしょうか、それとも今年は雨が少ないから川の水が少ないから?
今までで一番梅香藻の花が水面から立ち上がっていました。
にわか雨で川辺の石も濡れているし、観光客が多いから川に足をつけるのは遠慮して手を漬けました。
湧き水の冷たさと清らかさ、そしていつも吹いている風・・飽きることのない懐かしい町。

大阪に帰ってきたのは2時過ぎ。
すぐに展覧会に行くのはきつすぎるので会場の近くの喫茶店でケーキを食べ糖分補給で元気を降り戻し、展覧会へ。
ゆっくり1時間いました。
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ノウゼンカズラ

2018-08-17 20:58:35 | 短歌


一日の役目は終えたといふやうにノウゼンカズラばさりと落ちる

一日花なるを忘れてゐるやうに凌霄花したたかに咲く
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葛の葉

2018-08-14 12:14:54 | 短歌



かつて田でありし名残を葬りて葛の葉はなほ谷へと伸びる

長き恨みはらさむごとく葛の葉は廃駅の壁に蔓伸ばしたり
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朝顔

2018-08-11 09:53:19 | 短歌



朝顔のしぼみしのちのうす茶色年ふることのさびしさもまた
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火野正平

2018-08-08 08:24:26 | 短歌


年を経て好ましき人に見ゆるなり女たらしの火野正平が

「こころ旅」好きだと語る絵の講師火野正平にどこか似てをり



火野正平と言えば若いころ女性歴が激しく問題を興して週刊誌をにぎわしていた。
火野正平とかかわったばかりに人生が狂ってしまった女優もいた。
だから感じ悪い人と思っていた。
しかし「こころ旅」に出てくる火野正平は飄々として草花や小さい動物のことをよく知っていて優しく接する人に見える。
嫌味ではないちょいワルおやじの面影を残しつつ、独特の雰囲気を出していて、むしろ好きになってきた。
変われば変わるもんだ。
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墓石

2018-08-04 20:29:54 | 短歌


訪れる人なき墓に初夏の蔦からまりてなほも伸びゆく

墓石の裏より伸ぶる蔦のつる力を込めて抜ひても残る
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黒日傘

2018-08-01 08:15:54 | 短歌


黒日傘ちらほら揺れて女子大へ続く坂道日差しがきつい


私が若いころは日焼けすることを何とも思っていなかった。
帽子くらいは被っていたが、それは暑さを避けるため。
夏の終わりには顔はかなり黒くなっていたなぁ。
さて今は女子大生は通学の時日傘を差している。
随分前から美白がやかましく言われるようになった。
確かに日焼けに気をつけた方が将来のシミ・肌の老化のスピードを緩めることができる。
もうちょっと若いころから美白に関心を持っていたらなと思うけれど、もはや手遅れ。
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