海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

日々思うこと、短歌についても書いていきます

無花果

2013-08-30 11:22:16 | 日記
今日は無花果を買った。
店頭にならぶようになってすぐに飛びつく果物ではない。
すごくおいしいものではなく、と言って値段がすごく安くはない。
でも・・季節に1回だけは食べたくなる。
子どものころ住んでいた家に無花果があり、それを食べていた。
無花果の実をもいだ時に出る乳のような汁が不思議だった。
無花果はまるで何人も子を産んだ昔の女性の乳のような形をしているとも思った。
無花果を見ると子どものころの何気ない懐かしい思い出がよみがえってくる
無花果はまた私にとって歌材にしやすい果物で、そういう意味の思い入れもある。
無花果もパティシエにかかればおいしい洋菓子に変身する。
そんな技術も意志もない私はただ無花果にかぶりつくだけ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤穂御崎

2013-08-28 09:08:17 | 短歌

駅ビルが建設中でホームから白鷺城が見えなくなりぬ

御崎へは赤穂駅発バスで行く「岬めぐり」を心で歌ひ

看板の旅館の名前がふたつ消えひとつはピザの店に変はりぬ

ナポリピザの店が移りし御崎には荒波のごと客の打ち寄す

親戚の女にすごく似てゐると言はれて笑ふ御崎の寿司店

グラスビール片手に海をながめては鯛の兜煮の肉をほぐしつ



毎年行っても飽きないお気に入りの場所がいくつかある。
東は醒ヶ井、西は赤穂御崎、南東に大宇陀。
赤穂御崎は私の好きな瀬戸内海の海を手軽に見れる場所だから。
それでも片道3時間弱かかる。
新快速に1時間半くらい乗ると旅行気分が楽しめる。
これは醒ヶ井も同じ。
御崎へは赤穂駅前からバスで30分、だんだん乗客は減ってゆき岬の下では乗客は2人あるいは私一人になることが多い。
御崎に上ってからくねくねと終点の保養センターまで行くとき「岬めぐり」の曲が絶対浮かんできて心の中で歌っている。
「岬めぐりのバスは行くよ~」
終点にはカンポの宿があり、そこには温泉の露天風呂がある・・これも目的の一つ。
露店風呂からは家島諸島が見える、
のどかな瀬戸内海の海・・晴れた日は海は素晴らしく青い。
で・・海が見えるレストランでランチを食べる
梅田だったら昼にビールを飲むことはしないが、ここではたまにグラスビールを飲む。
手前の御崎あたりには旅館や土産物店がある。
余り観光客は多くなく土産物店はほとんどつぶれてしまった。
跡がカフェになっているところもある。
そして最近人気なのがピザ店!
「さくらぐみ」と言ってもともと姫路にあり本格的ナポリピザの店として有名で御崎に引っ越してきてから客がどっと押し寄せている。
予約の取れない店として有名。
毎月決まった日に電話でしか受け付けないそうだ。
予約がなくてもテイクアウトならピザが食べれるが、御崎のどこかに座り込んで女一人がピザをかぶりついているのはなんか侘しいわ。
そこまでして食べたいとは思わない。
一人旅ではおいしいものは食べたいとは全く思わない。
また赤穂御崎までピザを食べるために行きたいと思う友人もいない。
だいたい私の趣味はマイナーだから・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水無月の庭

2013-08-27 15:00:48 | 短歌

雨水の匂ひがきつくなつてゆく水無月の庭を猫が横切る

私は断然犬派なのだが・・犬は飼っていない。
犬を飼うと旅行に行けなくなるからが理由。
今は違う理由で全然行けないけど。。
猫の良さはよくわからない。
しかし身近でよく見かけるのは猫の方。
野良猫が近辺に何匹かいるからだ。
それで犬の歌は全然できないのに、猫の歌は時々浮かんでくる。
野良猫がゆうゆうと庭を横切って行くのは気に入らなくて、しっ!と追い払ってしまう。
植木鉢の土を何回も掘り返されたこともる・・トイレにしようとするらしい。
春に隣の空家で子猫が生まれたことは前に記事にした。
猫は特別好きではないけれど・・子猫は生き延びられるのだろうかと気になった。
矛盾する気持ちである。
母猫は餌を探しに行っているが痩せている。
最近子猫の声も姿も見かけなくなり気になっていたら、おととい子猫が単独で庭を横切るのを見た。
生きてたんだ・・少し大きくなってでも痩せているな。
住宅街で野良猫が生き延びるにはだれか餌をやる人がいる時だけだろう。
鼠なんていないと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

池上線

2013-08-26 21:43:51 | 短歌

西島三恵子「池上線」をカラオケに歌ひたる日もはるけくなりぬ  小池光

  『短歌』9月号 連作「それから」


こういう歌を見つけると『池上線』好きの私としては理屈抜きにうれしくなっちゃうな~♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガラスの動物

2013-08-25 20:31:01 | 短歌

火の記憶すきとほる身に秘めて立つガラス細工の動物たちは

小学生のころガラス細工の小さな動物を集めていた。
集めていたといっても5~6個くらいじゃなかったか。
たまに駄菓子屋さんへ行く程度のお小遣いしかもらっていなくて物を買うほどの額ではなかった。
だから自分でこれらが買えたわけではない。
きっとお祭りの夜店などで親にせがんでたまに買ってもらったのだろう。
ガラスの透明感が好きだった。
飴細工のようにいったん溶けてそれを細工して固まったフォルムも好きだった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

待望の雨!

2013-08-24 12:51:49 | 日記
昨夜は雷を伴う激しい雨だった。
集中豪雨のレベルではなく幸いだった・
全国のどこかで毎日ゲリラ豪雨が降って被害が出ている・・今年はいったいどうなっているのだ。
大阪では17日連続猛暑日の新記録が今日で途切れた。
今日と明日は35度を切る。
やっと息を継げる感じ。
植物も喜んでいるだろうな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひまわり畑

2013-08-22 08:05:11 | 短歌


午後三時夏の時間が過熱するひまわり畑の迷路の中で
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

のうぜんかずら

2013-08-19 07:06:39 | 短歌

のうぜんのからまる蔓をそのままにベランダ暗き下町の家


いつも乗る路線の車窓から見える気になる家がある・
街中の家なので門はなく直接に入るような長屋形式の家である。
狭いファサードからノウゼンカズラの木が伸びてベランダをほぼ覆い尽くしている。
あれでは洗濯物も干しにくいだろう。
一番の採光の窓のベランダがあれでは室内は暗いに違いない。
それでもノウゼンカズラを剪定しないのは何故?
ノウゼンカズラに囲われて住人は家の中に閉じ込められているのではと妄想が広がる。
ノウゼンカズラは他の木に絡まってその木を枯らしてしまうくらい執念深いイメージの木。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お盆が終わって

2013-08-16 10:40:08 | 日記
おととい昨日と体調を崩していた。
お盆の疲れである。
頭が痛く吐き気がした。
おとといはバナナ3分の1しか食べられなかった。
2回吐いた・・ほとんど水だったが

直接の原因は夫の実家でお坊さんの来るのを待って居間にいたとき、ずっと冷房の強風にさらされていたから。
私が座っていた席には風が直接当たりあとで見たら強になっていた。
今年はおじさんたちは来なかったので気を遣う点では楽だったが、1時から5時まで同じ席に座りっぱなしで冷えた風に晒されたのだった。
途中で風量を弱めてもらったが、時すでに遅しというくらい冷え切ってしまった。
それともう一つ精神的原因は義母。
昔から人のうわさ話と悪口しか言わない人だったが最近とみにひどくなり、13日も義弟からたしなめられてお坊さんがもうすぐ来る時間にもかかわらずふくれて寝室に引っ込んでしまった。
それと許せる範囲を超えたひどい嘘をつく・・この方が問題だ。
ということで気にしないように意識していても結構ストレスがたまるのだ。

お盆が終わったらすぐどこかへ気晴らしに行こうと思ったのにな~
猛暑だし、病み上がりだし、遊びに行くのは先になりそう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013-08-13 05:27:40 | 短歌


永遠に旅の途中の雲のため手を振りやまぬ夏草の群れ

忘れ物まだあるようで無人駅上り電車をひとつ見送る

いっせいにえのころ草のなびきだす君を見送る上りホームの
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする