数日前から家の前の側溝のあたりで子猫の声が聞こえていた。
どこにいるのか探しましたがその時は解らなかった。
おとといのことと、裏動線通路に置いてある物置の下から子猫が姿を表してよちよち動いている。
まだ目も開いていないようで人がいてもわからないらしく無防備。
物置はブロックの上に設置しているのでそのわずかな隙間に入り込んで数日前に子を産んだのだろう。
雨もしのげるし外敵からも隠れることができる。
そこへ道路の方から母猫が帰って来た。
私たちはいったん家に入り、しばらくしてまた見に行くとまた子猫だけだった。
居つかれると困るのが・・今子猫を捕まえて外に放り出しては死んでしまうかもしれず、もう少し大きくなって親と一緒に行動できるようになったら出て行っていただこうと思った。
きのうのお昼前子猫は物置のあたりから勝手口の横の物干し場まで親をさがしてか姿を現した。
歩き方はよたよたして痩せている。
なるべく庭に出ないようにして元の物置のあたりに戻るのを待った。
母猫はたまに戻ってくるようだがこちらを顔を合わせてしまうこともあり、そうすると逃げて行ってしまう。
そして午後3時半ごろ、家人が水撒きに駐車場スペースに行ってそこで子猫の死骸を見つけた。。
そこからはかなり離れているのにシャッターのあたたりには少量の肉片が。。
カラスにやられたのか。。
物干し場から駐車場スペースまではかなり離れている。
子猫が歩いていくには遠いから途中で襲われたのかもしれない。
無防備に物置の影から出て歩いているのでいつかカラスに襲われるのかと思っていたけれど、姿を見つけてからたった一日なのに。
お昼前には生きていた姿を見たのに、なんて儚いのでしょう。
野良猫は歓迎すべき存在ではなく増えては困るのが、しかしいたいけない子猫を見れば無事に育ってほしいという矛盾した感情を抱く
去年見かけた子猫は隣家の空家の床下に巣をつくっていて2匹いた。
人がいないので母猫もよく一緒にいた。
床下が広いのであまり外へ出てこなかったようだ。
うちの家を出産場所?巣に選んでしまったのが不幸だった。
物置の下は狭いし、裏動線はどうしてもたまにはそこへ行かなければいけないので、母猫が来にくかっただろうす。
また子猫は1匹だったから余計親がいないと不安で外へ出てきてしまったようだ。
少し前には隣の家の排気口に巣がある椋鳥の雛がカラスの襲われたようで死骸が裏導線の通路の落ちていた。
やっぱりカラスのようだ。
野生で生きるのは厳しい。