ある輸入ブランドの時計はバブルの世の中のころ限定10名様と安く広告が載っていて買ったもの…私が持っている中では一番高い。
その時計はあまりつけないのでふと見ると針が止まっていた。
電池が切れたのだろうと百貨店の修理コーナーに持って行ったら「このブランドだけは他の階に入っている直営店でお願いします」と言われた。
普段踏み入れることのない階恐る恐る進入し、店に行くと修理工場に出してもし部品の大きな修理が必要な場合の費用を聞いてのけぞった。
買った時の値段の3分の1で、フャション時計ならいったい何個買えるのだろう?
しかし修理をしなければもうこの時計は使えない。
それは別の意味でもったいないのだ。
ハムレットのように悩んでしまった。
家人の「まあ今回はやってみたら」と言葉に押されて修理することにした。
とても古い時計なのでやっぱり一番費用の掛かる修理が必要だった。
その時計を今日取りに行ってきた。
腕のベルトの部分の金属も皆分解しきれいに磨き、皮の部分は新しくして・・ピッカピッカ
せっかくだから今までみたいに大事にしまっておかないでなるべくつけましょう。
今度故障したら・・もう修理代は出すのはやめよう・・その時私は相当年を取っているはずだから。
もっと有意義なことにお金を使いたい。