海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

日々思うこと、短歌についても書いていきます

クリスマスローズ

2017-02-27 19:11:52 | 日記
庭のクリスマスローズが咲いた。
白の八重は清楚で一番好きだ。
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侘助

2017-02-24 19:04:07 | 短歌


いさぎよく落ちてぞ美しき侘助の茶筅のごとき花蕊を愛づ
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三輪山

2017-02-21 12:33:17 | 短歌

三輪山は山が神なり古事記よりはるか昔ゆゐましたる神

神前に供えられたる生卵神の化身の蛇が好むと

砕かれて蛇の喉を通るとき卵も蛇の形に似たり
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もぐら

2017-02-18 08:48:57 | 短歌


一度だけもぐらたたきをしてみたい庭土の下に遊ぶもぐらの



庭にモグラがいるらしく土が少し持ち上がったものが点々とある。
しかし一度も姿を見たことはない。
一度見てみたい。
モグラが次々穴から顔を出し、それを私がモグラたたきゲームをしているシーンが空想で浮かんできた。
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青鷺

2017-02-15 14:08:01 | 日記
最近ウォーキングの途中池にいる野鳥を観察するのが楽しみになっている。
いつもと違う池に行ってみたら小さい鳥がたくさんとアオサギがいた。
4昨日改めてカメラを持って行っていい写真が撮れた。
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青葉の季節

2017-02-11 19:26:47 | 短歌


長旅を終えたるごとく本を閉づチボー家のジャックの死を受け入れて

もう二度と読まぬ日記を捨てられず書棚の奥にまだおいてあり

若くして逝きたる人の遺稿集競ふがごとく皆読みし頃  

数式の答へはいつも後回しそんな生き方ができずに君は

真つ直ぐに見つむる先の自我の闇連鎖のごとき若き死のあり

駅前の楠の若葉のほの赤く頭上に揺れる学生の街

専門書を売りたる店の姿なく駅前高層ビル群の建つ

まぶしすぎる五月の光浴びながら急いで渡る横断歩道

青空が見えないほどに茂りたる楠木の奥にある時計台

なかなかに開かぬ遮断機の前で待ちたることもモラトリアムと

公園の楠の青葉が目にしみるゆつくり歩く川沿ひの道

桟橋のボート同士がぶつかれば行き場を失ふ川べりの波

閉架式図書館は建つ新緑の五月のボート祭の川辺に

青テントあつただらうかあの時代古い記憶を取り出してみる

はるばると遠くへ来たりと思ふ日の窓辺に揺れるアカシアの花

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二十歳の原点

2017-02-11 18:59:20 | 日記


昨夜『関西熱視線』という番組で二十歳の原点のことを取り上げていた、
「二十歳の原点」とは1969年に二十歳で自殺した高野悦子の遺稿集(日記)である。
1971年刊行。
それはベストセラーとなり、多くの若い人が読んだ。
それが45年経った今でも発行され若い人中心に読まれているという。
文豪と呼ばれる作家の作品ならともかく一個人の日記がこれだけ長く読まれることは稀有のことである。
番組では現代の世でこの本を読んで勇気づけられたり、生きる意味を考えるきっかけを得た人を取材していた。

私はこの本を読んだだろうか?
記憶をたどってみると読んでいないと思う。
この本が刊行された1971年は私は大学を卒業して1年経っており、安田講堂陥落そして日本赤軍の事件発覚と・・あの時代の終焉を迎えていて、学生運動の中で死を選んだ人の遺稿集を読むのは辛すぎたからだ。
私が読んだのは・・そう男子学生でやっぱり学生運動の中で自殺した人の遺稿集だった。
本の名前が思い出せなかった、たしか青春という言葉が入っていた。
ネットで思いつくいくつかののキーワードを入力し見つけた。
奥浩平の「青春の墓標」
奥浩平は1965年に自殺し本が刊行されたのも同年・・・私が学生時代にはやった?のはこの本の方。


青春時代がテーマの15首の連作のうち


若くして逝きたる人の遺稿集競ふがごとく皆読みし頃
真つ直ぐに見つむる先の自我の闇連鎖のごとき若き死のあり



の遺稿集は『青春の墓標』のことである。
あの頃学生の自殺が多かった。
いじめに耐えかねてでもなく、過重労働で鬱になっての自殺でもなく、系列で言えば藤村操が「人生は不可解なり」と華厳の滝に投身自殺した自己に対する思索の果ての死・・
だからこそその死が残念でならない。
その時期を乗り切ったら皆どんな大人になっていたことか。

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2017-02-11 09:02:56 | 日記


雪が降ることはめったにないこちらでも3日連続一時雪のマーク。
今朝はまだら雪・・庭は白い薄い皮から小豆が顔をのぞかせている田舎饅頭のよう。

鳥取島根地方はかなりの雪だったようだ。
昨夜のニュースで鳥取駅前に立っている女性アナウンサーの長い髪の毛に雪が積もっていた!
本番の前何分前からいつカメラが回ってもいいようにスタンバイしてるのかかわからないが、
短い時間で雪が髪についてしまったのだろう。
風もあるので雪は髪の左半分に多くついている。
見ていて気の毒になったが、そこはプロちゃんとレポートをしていた。
こういう時はフード付きのコートがいいね。

今月の短歌のテーマは雪にして考えている。
9首まで行って少し停滞していたが、昨夜の女性の様子を歌にした。
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庭2

2017-02-10 14:23:32 | 短歌

潜伏ののちに土より顔を出しシャガは静かに島を広げる

名を知らぬ草木が庭のあちこちに風の託した養い子たち
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ためいき

2017-02-07 19:13:12 | 短歌


ためいきのような音立てコーヒーにグラニュー糖が匙から落ちる
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