海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

日々思うこと、短歌についても書いていきます

びあんか・うたうら

2015-01-31 15:54:55 | 短歌


先日梅田で友人に会ったとき10分前に待ち合わせの書店へ着いた
そこで短歌コーナーへ。
書店の本棚で買いたい歌集はなかなか見つからない。
やっぱり売れるものをそろえるので、相変わらず河野裕子と永田宏和関連の家族の物語の本ばかり。
河野裕子の歌は好きだけど・・・商業ベースに乗ってしまった闘病記・家族愛的なのは嫌いだ。

そこで水原紫苑の『びあんか・うたうら』と二つの歌集が一つのカバーに入った小さい歌集を見つけた
「びあんか」は第一歌集で読みたかったがもう絶版だった。
それを図書館で見つけ、コピーしたのだった。
しかしコピーを重ねただけのものはなかなか手にしない、たまには読んだけれど。
「第2歌集『うたうら』は読んだことがない、だから飛びついた
10センチ×18センチの小さい本
ハードカバーではない。

水原紫苑の歌の世界は幻想的で陶酔する。。歌つくりの勉強にはならないが、たまには浸りたくなる。
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2015-01-30 15:07:37 | 短歌


これ以上失ふことはないだらう薄の穂先は風の吹くまま
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裸木

2015-01-29 20:13:29 | 短歌


梢から白くなりゆく裸木の声が聞こえる そうあるがまま
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メタセコイア

2015-01-27 19:50:19 | 短歌


まつすぐなメタセコイアを羨みて秋の終はりの道下りゆく
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宮尾登美子追悼番組

2015-01-25 19:54:41 | 日記


今日の午後1時から放送があった。
私が気づいたのは2時前で、ちょうど宮尾登美子が若くして結婚して満州にわたり戦争中戦後と苦労して日本へ引き上げてきたあたりの話だった。
ゲストは作家の中では親交が深かった林真理子と「蔵」に出演した檀ふみ。
ああ惜しいことをした。
私が見れなかった時間帯は生い立ちのことをしていたのだろう。
一番そのあたりのゲストのコメントを聞きたかったのに。
再放送しないかな~
新聞のTV欄をチェックすることはあまりないので、たまには見たかった番組を見逃す。
全般的にはろくな番組がないから定期的に見ている番組以外に何かあるかとチェックする習慣がない。

番組の最後は20年前にNHKで放送した「蔵」の第1回を丸々放送した。
懐かしい~
私はこの時ではなく2002年に再放送されたのを見たのだった。
非常に見ごたえのある作品で今でもよく覚えている。
主人公の烈は松たか子で、叔母役が檀ふみだった。
これもTVを見てから本を読んだような気がする。
ふつうドラマを見てから原作を読むともうあらすじは知っているし面白さや感動が少し減るものだが、宮尾登美子の作品はそうではなかった。
原作の文章の力にぐんぐんひきつけられる。


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穂積皇子と但馬皇女に寄せて

2015-01-22 05:31:54 | 短歌


朝川を渡りで来たる君抱けば川の瀬音と水の香のする

燃え残るもの冷ゆるまで里の雪但馬皇女の墓に降り積む
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光の春

2015-01-19 08:38:27 | 日記

昨日は暖かく日差しも明るく過ごしやすかった。
『光の春』という言葉がある。
まだ冬なのだけれど、気温は比較的暖かく春を思わせるような明るい光が降り注ぐ日のことを言う。
多分季語なのではないかと思う。
まさに昨日は『光の春』だった。
午前中にウォーキングに行って、気持ちよかった。
風もなく明るい青空で空気感が春を思わた。
桜の花芽は11月ごろから芽生えはjじまり、それが少しづつ大きくなっていくのだろう。
桜の樹を見あげるとそれが感じられるような気がした。
冬だが春が近いことを思わせる気候のころを表すのに『春隣』という言葉もある。
これは完全に季語で俳句でよく見かける。
『春隣』よりも『光の春』の方が春に近い季節なのだそうだ(どこかのブログに書いてあったのをそのまま)
季節の微妙な変化に対しても敏感な日本人の感性が解る素敵な言葉だと思います。
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明日で阪神大震災から20年

2015-01-16 08:18:25 | 日記


もう20年経ったのだと思う。。
TVは20年の節目ということで特集の取材をよく放送している。
全国放送だけでなく関西だけの報道番組でも取り上げられるので、私が見るのはそれ以外の地方より多いと思う。
家族を亡くした人へのインダビューが多い・・それも子供を亡くした人。
震災で家族を失った悲しみは20年経っても癒えるものではない。
しかし20年を節目として前へ進もうと気持ちを切り替える人が多い。
その理由の一つが震災の記憶の風化にある
阪神間に住む住民の若い人の6割がもう震災のことを知らないという。
この若い人という定義は何だろう?
3歳ごろの記憶はあまりないとして23歳以下はまったく震災のことは知らない。
若い人の定義は30歳以下、あるいは25歳以下か?
今伝えなければという気持ちが遺族を突き動かす。
最近語り部になった遺族もいる。
この前へ進もうという気持ちが少しでも遺族を支えてくれたらいいと思う。

20年たって震災で家や仕事や家族を失った人も老いた。
復興住宅の孤独死の問題が深刻になってきている
震災でそれまで住んでいた町のコミュニティーが崩壊し、見知らぬ場所に放り込まれた。
なかなか親しい人を見つけられない。
相互で支えるにもみな年を取った。
若い人が町のコミュニティーに入ってくれることが望まれる。
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2015-01-13 15:21:38 | 短歌


生まれざるものの重みに横たはる取り出されたる鮭の卵は
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坂4

2015-01-10 20:55:22 | 短歌


坂道を上った先の丘の上ミモザはいつも風をはらんで
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