海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

日々思うこと、短歌についても書いていきます

クリスマスローズ

2010-01-30 16:06:51 | 日記
我が家のクリスマスローズの蕾が顔を出しはじめた。
日に日にふくらんできている。
咲くのはいつごろかな?

半日陰の部分が多いので我が家の庭にはクリスマスローズをいくつか植えている。
苗は珍しいものは数千円するので、毎年1個づつ増やしていった。
新しいものを買う時は清水の舞台から飛び込むように決心しないと買えない。
それだけに思い入れも深いというもの。
花の色は白・深い赤紫・緑、最近では黄色もあるようだ。
それぞれに着いて一重か八重の違いがあり、色調も同じ赤紫でも薄めのもの濃い目のものと、全部の種類の数は数百?あるいはもっと多いか専門家でも全容は把握できないそうだ。

もううちは植えるとすれば後一つくらい。
今年はまだ買わずに何が欲しいかじっくりと考えてみよう。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベトナム

2010-01-27 21:34:04 | 短歌

 船上の人に次々船寄せてもの売る人の呼び声 メコン

 客船の窓に張り付きバナナ売る子は一番の稼ぎ手ならむ

 メコン川の島で蜂飼ふ人たちは素手で蜂蜜集めてゐたり

 首筋に蛇をおかれてアメリカの観光客は歓声をあぐ

 女学生は白きアオザイなびかせて自転車で行く朝のハノイを

 洪水のやうに道路にあふれでるバイクの開くハーノイの朝

可愛ひらしき雑貨あふるるベトナムは若き女性の一人旅多し

べトナムは中華料理もフランスの料理もうましその歴史ゆゑ

歓楽の街と言はれしサイゴンは国父の名へと生まれ変はれり

ホーチミン廟に参る日はアオザイに着飾りてゆく習ひなるらし

恥ぢらひを含む眼差しベトナムの民にアジアの同じ血を見る

諸般の事情・経済的理由によりもう海外旅行に行ける可能性はかなり低い。
だから以前の海外旅行のことがよく思い出される。
ヨーロッパはその内包する文化の高さに感激したが、ベトナムの旅はそれとはまったく違う意味で忘れられない旅だった。

最後の歌・・内容は短歌にしてみると多くの人が感じることであり平凡である・・しかしこれが一番心に残ったことなのだった。
ハノイからハロン湾への青々とした田んぼが続く田園風景はいつか見た新潟平野の風景によく似ていた。
ここはアジアなのだ、稲作文化が日本とつながっている。
丸いおわん型の容器の両側に紐をつけて二人で円弧を描きながら田んぼの小川の水をくみ出すやり方は江戸時代・明治時代のやり方と同じだ!
あのベトナム戦争を経た今のベトナムの人たちの穏やかな恥じらい含んだ笑顔は本当に美しかった。

4首目・・実は本当にアメリカ人だったかはわからないが、大きな蛇を首筋に乗せられても明るくはしゃぐ様子はヨーロッパよりもアメリカのイメージがした。
この光景からあの北爆の映像・枯葉剤で奇形で生まれた赤ちゃんの映像がフラッシュバックした。
もしアメリカ人であるならアメリカ人が観光に来るほどベトナムは平和になったのだ。

10首目・・・ガイドからホーチミン廟に参る時はアオザイで正装していくのが習いだと聞いた。
そういえば綺麗なアオザイ姿の人が多かった。
緩やかな螺旋のスロープを登ってホーチミンの棺まで行く。
ホーチミンは生前の姿のまま棺の中に眠っていた。
廟の建物自体は遺言通りシンプルなものであった。
日本の国会議事堂の形に似ていた。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

介護ロボット2

2010-01-27 07:53:43 | 日記
今朝のニュース。
幕張メッセで介護用ロボットの展示会だそうです!
日々研究は進んでいるのだろう。
ところでソニーが売り出したロボット犬(アイボ?)結構可愛い♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

介護ロボット

2010-01-26 20:23:28 | 短歌

  暗闇で笑顔のパーツひそやかにはずしくつろぐ介護ロボット

 プログラムあれば必ず動き出す君は優しい介護ロボット


介護ロボットの研究は実際にされているらしい。
我々世代が介護を必要とする時代になったら本当に介護ロボットが使われているかもしれないな。
何しろ人手が足りないだろう。
ロボット犬も結構癒しになるらしいから、想像するほど無機質ではないのかどうか?・・・
しかし、何かかなしいもの怖いものを感じてしまう。
ということで作った2首。
1首目はその笑顔が、2首目では優しいということにある不安・懐疑を表現している。
アンドロンドのイメージは割と好きである。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

公園の鳩

2010-01-24 11:31:26 | 短歌

 公園の木立は冬の天を刺し鳩に餌やる人影もなし

 冬の日の灰色の空さらに濃くして鳩たちは飛び立ちにけり


冬の公園と鳩は合うような気がする。
鳩はいつでもいるのだが、他の季節は花や新緑や紅葉や人の動きや他のことに目がいって鳩が目立たないのだろう。
寒い中でも必死で餌を探して動き回っている鳩に目が行く。

「寒雀」と言って冬に餌を探す様子は冬の季語。
群れになってせわしく木の下や歩道を動き回っている。
雀は小さいので可愛らしく寒さの中のその姿は感情移入をしやすいからだろう。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブルータスおまえもか

2010-01-22 16:11:53 | 日記

今日は友人と食事会だった。12月にする予定がずれた。
店は阪神間のショッピングモールの中華料理店・・フランス料理とミックスしたような新しいタイプの店。
ミニデザートが食べ放題なので女性に人気でいつもいっぱいだ。
行くのは1年ぶりだろうか。
前はランチセットの中に入っていたデザート代が別料金になっていた500円也。
つまり500円だけ値上げされたのと同じ。
味は変わらなかったが、材料費の値上げなどあるのだろう。

私は外出のときの一人で食べるうどん蕎麦など以外の外食はほとんどしない。
ちょっと値の張ったおいしいものを食べに行くのは家族友人とあわせても年に2回ほどだ。
だから気に入った店があってもそこへ行くのは数年ぶりになることが多い。
久しぶりに行った店でこんなはずではなかったとガッカリすることが増えた。
それもリーマンショック以来それが続いて起きている。

20年来、気にいっていたおいしくて神戸の安い上海料理の店も1年前に行ったら味が落ちていた。
今でもおいしいが水餃子のエビのプリプリ感が微妙に違う。
もう友人は連れて行けない、私だけで行くこともないだろう。
夫と五年振りくらいに行った高級韓国料理の店の焼肉の味も落ちてしまっていた。
またもや・・ブルータスおまえもかという気持ちになる。
多分材料費の高騰が影響している。
また客もこの景気の悪さでは減っているからだろう。

5000円出してまずかったら詐欺。
今でも大金をはたけばおいしい店はあるだろう。
しかし2000円まででとてもおいしい店はいっぱいあったのだ。
そういう店の経営は苦しいだろうな。

外食ももう余りする気になれない。
何しろ我が家もつつましい生活に変わってしまったのだから。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

古い車両

2010-01-19 20:42:48 | 日記

紀伊御坊駅にある
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西御坊駅

2010-01-19 20:35:29 | 日記

この駅の内部もすごくないですか?
ベニヤ板は駅員さんが張ったのだろうか?
トイレが工事現場で使うようなカプセルタイプ・・さすがに使う気になれなかった。
観光地図にあった古い建物を探していたら見つからず、いつの間には2つ隣の紀伊御坊駅に出てしまった。
ここは唯一の有人駅・・・ここはまともなトイレがあった。
ここの使われていない線路には古い車両が放置されていた。
駅から数段の階段を下りて勝手に線路を横切り使われていない向かいのホームに行って写真を撮った。
ああのどかだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本一短い鉄道

2010-01-19 20:28:22 | 日記

前から行きたいと思っていた紀州鉄道に乗りに行ってきた。
日本一短い鉄道・・御坊⇔西御坊 2,7キロ所要時間7分。
御坊までは天王寺から特急で1時間20分。
和歌山までの快速、普通に乗り換えていくと2時間かかってしまう。
時間の都合上特急に乗った、しかしある割引があるから乗車券代くらいで何とか。。

御坊駅の0番線ホーム・・・ちょっとトイレに行って引き返したら電車がもう停まっていた。
それを一目見て驚た!・・バス?!
写真を見てもらったら解るけれど、どう見てもバスでしょ。
ネットで調べるとやっぱりバス方の車両を電車の台車にくっつけたものだとわかった。
もっと古い車両は普通の電車である。

乗りごごちは遊園地の電車、左右に揺れたり前後に揺れたり。
エンジン音が今まで聞いたことのないような音、小型船に乗っているような音だ。
私も数々ローカル線に乗ってきたけれどここまでローカルな電車は初めて。
小さいバス型電車は田んぼの中、民家の間をすり抜けてのんびり行く。
ノリテツには究極の路線だ!

御坊は元々浄土真宗の日高別院の寺内町として栄えたところ。
だから古い町の面影も少しは残っている。
見るべきほどの建物はないけれど。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家猫

2010-01-18 21:15:37 | 短歌

 家猫はふくふく太り眠りをりデフレの国の行方知らずに


これは最近の新聞歌壇に載った歌。
家猫とは文字通り猫の意味で歌った。
おいしいキャッツフードを食べさせてもらって暖かい家でふくふく太って眠っている猫。
この国の経済がどうなろうと関心もないし解るはずもない。
しかし家猫に日本経済がまったく関係ないとはいえない。
その家の経済が破綻したら、もう猫は飼えないかも知れず、突然野良猫になる可能性だってあるのだ。

この歌を作って日が経ち、活字となった歌を距離をおいてながめてみると、この家猫は人間の暗愈とも読めるなと思えてきた。
どこのスイーツがおいしいなどとグルメを気取って、おいしいものを食べて余りしんどい運動はせず、政治経済にはほとんど関心がなく太って家でのんびり昼寝している主婦像・・・への揶揄と取れなくもない。
詠った時はそういうつもりはなく猫を揶揄したつもりだった。

念のため!
私は太っていない、痩せている、
でも・・・昔ほど政治に関心を持っていないかもしれない。。
そう私も自分の趣味(短歌)に関心が片寄っている<家猫>かもしれない。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする