海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

日々思うこと、短歌についても書いていきます

花の芽

2016-03-29 15:13:02 | 短歌


花の芽は気づき見つむる人にだけガッツポーズではげましくるる

花のつぼみは握りしめた拳に似ている
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鯛の兜煮

2016-03-26 17:11:48 | 日記

鯛の兜煮は好きだ。
子供のころ食べたことはなったし、結婚してからも作らなかった。
初めて兜煮をたべたのは赤穂御崎の簡保の宿のレストランで。
私は瀬戸内海が恋しくなると赤穂御崎まで行く。
ここが日帰りで無理なく行けて瀬戸内海の雰囲気を楽しめるところだから。
春になると行かずにはいられない。
赤穂まで新快速に乗りそれからバスで30分・・・簡保センターまで乗る客は私一人の時も多い。
ここで温泉入湯料とセットのランチのチケットを買う。
300円ほどお得。
レストランは二階にあって海がよく見える。
露天風呂に入った後ここでグラスビール片手に和風ランチを食べるのが至福の喜びなのだ、
特別上等なものが出るわけではないが、刺身少々・茶碗蒸し、そして鯛の兜煮が付いた。
これがおいしかった。
それでのちに料理法を調べて自分でも作るようになった。
今日は大きい鯛のアラが手に入ったので明日用に作った。

でも去年行ったらランチの値段も変わり兜煮がなくなった。。
そこそこの値段がして兜煮がないならもう意味がない。。
特別おいしいものでなくても弁当を買って海を見ながら展望スペースで食べてもいいと思った。

赤穂御崎は桜の名所でもある、御崎の崖からなだれて海まで自生している桜は圧巻だ。
一度だけ桜が咲いているときに行った。
しかしほかにとても好きな桜の名所を見つけてしまい、赤穂御崎に行くのは桜が終わった4月末か5月になってしまった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都御苑

2016-03-23 21:02:30 | 小さい旅



美術館近くのうどんの店など覗いてみたけれど高い!
次に行く京都市役所近くの三月書房へ行くので、京都市役所駅の地下街で食事をすることにしました。ここなら観光客目立てじゃない普通の店がある・
ここで蕎麦を食べ三月書房へ。
今回は買う本がなかった。、

それから「京都市役所前」駅から「今出川」駅へ。
実は京都御苑に行ったことがなく(それだけでなく存在すらよく知らなかった)、行くなら桜の季節にと思っていました。
相国寺の南向いの門から京都御苑へ入って右手に行くと近衛邸跡に一番早咲きの糸桜がほぼ満開でした。 、
糸桜は4本ほどありました。
樹齢が古そうで見事でした~
一本は近衛邸跡の池のほとりに・・孝明天皇がこの桜のことを歌に詠っているそうです。
それから御苑の中を丸太町駅まで歩きました。
所要時間は20分ほど、砂利道なので歩きにくく2倍疲れました
桜が咲いているのは近衛邸あたりだけで、途中に桃園と丸太町に近いところに一本桜があっただけ。
近衛邸跡あたりで桜を見て今出川駅に引き返してもよかったかもしれません。
でも歩いていくと恐ろしく大きい松の木やクスノキがありました、いったい樹齢何年だろう?。 
今日はまあよく歩いたこと。
さすがに丸太町についたころはヘロヘロで、烏丸まで行き京都大丸のイノダコーヒーでケーキとコーヒーでエネルギーを補給して元気を取り戻して帰りました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

展覧会の掛け持ちはアカン

2016-03-23 20:54:01 | 小さい旅


今日は京都市立美術県へモネ展とルノアール展を見に行ってきました。
期日が重なっているので。
理想はひとつづつ見に行くことです。
しかし時間と交通費食事代を節約して(ああ、年金生活者はつらい)二つ見ることに。
しかし二つ展覧会を見るのはやっぱりアカンかった・・疲れた~、後で見た「ルノアール展」の終わりごろには腰が痛くなりました。
それと二つ見るとどうしても印象が散漫に、そして比較してしまいどちらかがをく評価してしまう。

「モネ展」のほうは「雪の効果 日没」が印象に残りました。
夕焼けのころの微妙な時間帯にかすかに雪にも夕日の光が射している様子とかとても繊細です。
21日までしか展示していなかった「印象 日の出」これ見たかったなぁ、つくづく残念です。
長男に先立たれ自身は白内障で目が見えにくくなってからの作品を展示した最後の部屋がすごかった。
今までと違いきつい色使いで荒々しい筆遣い・・
しだれ柳の絵が3枚ほどあったけれど鬼気迫るものがありました。
柳の下に幽霊というけれど、霊が取りついているような怖さ・絶望・・それでも絵を描くという執念を感じました。
端にボートを配置し池に密集した水草を動きと水を描いた絵も印象に残りました。

「ルノワール展」
ルノワールが言っていたのは「美しく描くこと」
ルノワールは身近な女性・・妻や子供の保育係の女性・息子の恋人などを愛情深く美しく描きました。
光を浴びて柔らかく美しく輝く肌の女性たちは見ていると穏やかな幸せな気持ちになります。
しかしモネの絵を見たときのような内面にガツンと来るような衝撃は感じませんでした。
だからこの絵が一番印象に残ったというのはなかったです。
モネ展と合わせてみなかったら、また違う感じ方だったかもしれません。

この日の旅はまだまだ続く
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の夜

2016-03-21 08:11:33 | 短歌

春の夜は月の光も薄絹をまとひて空を裾曳きてゆく
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミモザの島

2016-03-17 20:39:11 | 短歌

  胎児期の花芽は枝にねむりゐる春を待つ樹は風に吹かれて

  灰色の分厚きコート脱ぎ捨てつ春の陽が声をかけてくるる日

  洋風の家にはミモザが似合ふらしここもあそこも銀葉が揺る

  公園の芝生を進む乳母車かたはらの児はほろほろ歩く

  海よりの風かと思ふ公園にミモザの枝のざはめきたてば  
  
  思ひ出は突然沸ひてしまふらし古びし蓋を押し上ぐるまで

  春の日にはじけてゐたり丘の上に二十歳のわたしとみんなの笑顔

  多島海ゆ吹き来る風に揺れやまぬ丘のミモザは黄の臨月

  新大阪駅の階段駆け上る海からの風に誘はれて さあ

  大久野島はひやうたん島に似てゐたり瀬戸内海にぽつかり浮かぶ

  毒ガスの島と言はれし時ありき今はウサギのゐる休暇村

  絶対の機密であるから毒ガスの島はかつては地図より消され

  「毒ガスで・・」老人はひそと語りたり海辺を走る呉線の中

  ゆつくりと閉じる瞼に海の青ふたたびの島も思ひ出となり  
   
  ねえミモザおまえは知つてゐるだらう人には見せぬ私の気持


二十首くらいの連作を十五首に絞ってみました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パソコン故障!

2016-03-14 12:35:38 | 日記
7日にパソコンがフリーズして解決する操作をしたけれどダメだったので強制終了して今度立ち上げたら起動しなくなった。
息子に見てもらったがハードディスクが壊れたらしくお手上げ。
修理に出しても3週間はかかるだろう費用もそれなりにかかる。
メカのわからない私はこういう場合即新しいパソコンを買う・・もったいないが。。
家計簿の20日分が消えた。
重要なものはバックアップしてあるから大丈夫だが、最近お気に入りに入れたHPなどはもうわからないかもしれない。

8日にすぐパソコンを買いに行き、型の古い物を買った。
前回は自分で設定して簡単だったが、家人が電気店で頼むことを進めるのでそうした(お金は家人が出すし)
セットするのに5日程・・それから来る日をきめる。
ネット中毒の私としてはつらい。
参加している掲示板にしばらく来れないのを知らせる方法がない・・スマホじゃないから。

息子が古いパソコンを貸してくれた・・インタネットだけができる。
当然お気に入りにデータはなく、覚えているところを検索してたどり着くしかない。
おかげでほとんど覗かなかった・
酒浸りの人間がしばらくだけ禁酒した心境(笑)

思っていたより早く昨日セットに来てくれた。
今度はウィンドウズ10になった。
USBからお気に入りをコピーして早速入れる。
それでもたどれないところはあるが、たくさん覗きすぎていたから、この際断捨離。
午前中は家計簿を打ち直していた。



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

匂い

2016-03-09 15:30:57 | 短歌

雨の降る前の匂ひは本当は湿気で増える最近の匂ひ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

更地

2016-03-07 08:18:24 | 短歌

何年も売れぬ更地の側溝にあふるるほどの落ち葉がたまる

更地が何年も放置されていると側溝に枯葉がたまる。
普通の雨の時はいいのだが、きつい雨の時は途中の桝のあたりに枯れ葉の堰ができ、水がはけなくて道路にあふれ、そこに水の流れができる。
こういう時は困る。
更地の隣や向かいの家の人が気にして掃除をする場合もあるだろう。
しかししない場合もある。
他人の土地だから勝手にいじるのは抵抗があるのか、面倒だからか。
ごみ袋を持ってきて掃除してあげようかと机上の空論的には思うのだが、歩いて何分か離れている人間がするのはおせっかいかと思ってしまう。
この時点で放置している隣や向かいの人の立場と変わらない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手摺

2016-03-04 14:49:48 | 短歌

拷問の冷たさをもつ金属の手摺の先に夜の屋上

零下10度、20度の寒さの下では金属の手摺を素手で触ったら指はたちまち凍って手摺に引っ付いてしまい、無理にはがそうとしたら皮膚がえぐれてしまう。
ここまで想像して「拷問」という言葉が浮かんできた。
こんな寒さの中金属の手摺を上って着く屋上には人一人いず、空に星も見えないのではないか。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする