海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

日々思うこと、短歌についても書いていきます

彼岸花

2011-09-30 08:41:34 | 短歌


たたまれし蕾の中のくれなゐを放つ日近し野の曼殊紗華

くれなゐの唇ひらき死者たちの言葉を語りゐる彼岸花
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ぐねった

2011-09-30 08:14:46 | 日記
「ぐねる」・・・多分大阪弁の方言で捻挫する意味。
標準語ではなんと言うのだろう? 「捻じる」?
昨日のお昼ご飯を食べた後突然左足の甲周辺に痛みが出た。
午前中は買い物に歩いていったが何の異常もなかったのに。
捻挫するような動作があった訳でもない。
思い当たるとすれば10日ほど前それも急に同じ場所が歩くと痛かった。
次の日には気にならなくなったので忘れていたのだけど。
さらにその数日前には確かに捻挫したような動作があった。
敷石(自宅だったか外だったか記憶が定かでない)から数せんちの段差のある地面に足を踏み外し、そのときは捻挫?と思ったけれどその場でも次の日からも痛みはなかった。
何もなかったようでごく軽い捻挫が潜在していて、昨日どういうきっかけかぶり返したのだろう。

ところが困った・・・昨日は午後から義父を病院へ連れて行く日だった。
歩くたびに痛くてかばう変な歩き方しか出来ない。
鎮痛剤入りシップを貼ってテーピングした。
歩くのは病院の出口から診察室までだが、車椅子の義父を押していった。
何とか診察を終え、家に帰ってきたけれど痛みはそのまま。
お風呂は入るのをやめた。
炎症が起きているのだから本当はアルコールも取らないほうがいいが・・・我慢できずやっぱり飲んでしまった。
量は少なくてビール1カンだけど毎日飲む、休肝日は作れない。
私がビールを飲まないとすれば、熱があってよほど体調の悪いとき(このときは飲んでもおいしくないからさすがに飲みたいと思わない)、あるいは胃をかなりやられていて痛みがありビールを飲むとさらに症状がひどくなる時だけだ。

夜になってネットで捻挫のことを調べると・・応急処置はまず冷やすこと、次にテーピング、足は高くしておくなど。
昼痛みが出てから家を出るまで1時間半あったからそのとき冷やせばよかった。
今からでもしないよりはましと、冷凍庫にあった首に巻く保冷剤が巻いて固定できて使いやすいので足に巻いて、ベッドに枕を置いてその上に足を乗せていた。
今日起きてみたら昨日よりは痛みがましで、歩くのも歩きやすくなった。
しかしまだ無意識で足をかばうぎこちない歩き方である。
そろそろ歩くと痛みはないが、足首をひねると痛い、本当に治るのは数日~1週間かかるのだろう。
この時期は安静にしていないと癖になるから。。
今日も明日も買い物に行かなくても食料は大丈夫。
だらだら過ごすことにしよう。


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2011-09-29 08:48:23 | 短歌



裏山のあまたの竹が満月をつかまえようと手を伸ばす夜

紅色の褪せたる衣突き破り月夜の竹が空へ伸びゆく

迷ひ入る篁の奥乾きたる葉を踏む音が足にまつはる
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芒野

2011-09-29 08:38:01 | 短歌


吾亦紅その深き赤さびしくて花野を進む道見失ふ

芒野にやがて隠るる旅人の背を追ひてゆくものたちの影

もうやめてもいいかい夜のかくれんぼ芒の中に影たちの声

この家に鏡はあらず訪れる人を待つのみ風を聞きつつ

愛されし罪ならままよ芒野の野ざらしの骨がからから笑ふ

夜ごとの草葉の露が野ざらしの眼窩に涙のごとく流るる

我を供養してたまはれと風が泣く安達が原の芒の上に
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きみごろも

2011-09-28 08:46:14 | 日記
大宇陀の山口堂の銘菓きみごろも。
以前大宇陀に行った時は店を改装中だった。
江戸時代からの建物もすべてをそのまま保存という訳にはいかないのだろう。
昨日行ってみると店の入り口の壁や扉が新しくなっていた。
きみごろもは白身を細かく泡立て固めたものを黄味でくるんだもの。
外が黄色で、中は真っ白。
とても上品な軽いお菓子。
メレンゲよりももっと泡が柔らかくて軽い。食べるとすっと口で溶ける。
卵の香りが口に広がる。
とても軽いお菓子なので胃のほうではお菓子を食べたという実感がない。
多分10個食べてもお饅頭1個食べた時の胃の充足感はないだろう。
口溶けを楽しむお菓子。
1個105円と安いのも嬉しい。
白身を泡立てて固めるのは秘伝の方法があるのだろう。
3週間くらい前NHkの「昼ブラ」という番組の中継で紹介されていた。
私の好きな森野薬草園の裏山もちょっとだけ紹介された。
ここではゲストが葛切りを食べていた。
森の薬草園は今では吉野葛の本舗でもある。


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秋ウコン

2011-09-27 20:35:14 | 日記
秋ウコンの花を初めて見た。
ウコンと言ってもいくつか種類があるのかな?
とにかく珍しい。
薬草園には本当にたくさんの薬草があって花を咲かせている。
手入れはされているが雑草をすべて取ってしまう感じではなく共存している、自然の中にある風情が何かほっとする。

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森野薬草園の彼岸花

2011-09-27 20:03:36 | 日記
私のお気に入りの場所・・友人と奈良県大宇陀の森野薬草園の裏山に彼岸花を見に行ってきた。
裏山を登ってすぐの斜面の彼岸花は少し盛りを過ぎていた。
ぴったりの時期に行くのは難しいのでまあこんなものかと思っていたら、上から薬草園の持ち主の方か、頼まれて薬草園の手入れをしている方か、年配の男性が降りて来た。
「初めてですか?」と聞かれたので、私は「いえ好きで何回も来ています」と答えた。
「登りきった奥の畑のほうには彼岸花がよく咲いていますよ。桃岳庵へ行く手前には一つだけ秋ウコンの白い花が咲いています」と教えていただいた。
石段を登りきって行くの畑の方を見ると山の斜面に彼岸花が少し見えた。
畑の細い道を進んでいくと斜面に彼岸花が群生しているのが見えた!
雑草と混じって咲いているが、こちらはまだ盛りだった。
木の陰に咲いている彼岸花は陽がよく降り注ぐあぜ道に咲いている彼岸花とはまた違う風情だった。
運命に流される薄幸の女性というイメージがより鮮明になった。
秋ウコンの花については別項で。

澄んだ空、乾いた風・・すっかり秋なのにまだ蝉が鳴いていた。
秋の蝉の声は暑苦しく感じないから不思議だ。
夏の蝉より数が多くないこともあるのだろう。
始まった秋と・・季節を終ろうとする蝉の声・・その二つが同じ時間にあってすれ違おうとしている。

薬草園を出た後は町並みを見ながらぶらぶらして、「黄味ごろも」というお菓子を買った。
これについても別項で。

帰りに道の駅でブルーベリーソフトクリームを食べた。
これもおいしいけれどバニラのほうがおいしかったかな。
量が多くて困るくらいだった。

久しぶりに友人と遠出して楽しい時を過ごし、まあ・・いろいろあるストレスもかなり発散。
奈良の田舎のほうはいいな、古い町並み、田園風景、野の草、綺麗な川の流れ・・・人間らしさを取り戻せる。
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皇帝ダリア

2011-09-26 08:36:35 | 短歌

ひと言の言葉で救われるときもある皇帝ダリアすんすん伸びる

今年は皇帝ダリアの歌をよく見た気がする。
皇帝ダリアは別名木立ダリアとも言われ成長すると3~4Mになるそうだ。
普通のダリアは草だが、皇帝ダリアは木立と言われるから木の一種なのだろう。
それでとても高くなる。
咲く時期も長いみたい。
実物を見たことがないのでどんな感じだろう。
上をぐっと見上げる感じだろう。
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秋岬

2011-09-25 11:18:46 | 短歌

ゆったりと丸みを帯びる海が見ゆ岬はすでに蜻蛉の季節

「ああとんぼ」見知らぬ人と声出して灯台の先の空を指差す


これは2首とも和歌山県日御碕に行った時の歌。
秋の初めにはるばるバスで着いてみれば白い灯台の周りに海からさっと蜻蛉がいっぱい飛んできた。
「ああとんぼ!」と思わず指差して、知らない人と顔を見合わせて同じ感動を共にしたのだった。
何か暖かい気持ちになった。
日御碕から見る海はわずかに丸みを帯びていて、地球が丸いことを実感できた。
平日は食堂は休みで飲料の自動販売機があるのみ。
仕方なく次のバスでお腹がペコペコのまま御坊駅まで引き返したのだった。

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季節の変わり目

2011-09-23 20:28:31 | 日記
台風が過ぎて急に秋になりました。
気温が先週の初めは30度以上あったものが25度と急激な変化です。
急に気温が下がるこういう時期は体調を崩す人が多いようです。
ここを覗いて下さっている皆様もどうぞお気をつけください。

ところで私は食が細く持続力としての体力はあまりないほうですが、季節の変わり目や一日の気温の変化には強いようで、周辺の人が急に寒くなったから体調を崩したとぼやいている時でも何の影響もなく元気です。
環境の変化にも強いほうで、時差ボケも経験したことがないです。

これはある部分鈍感なところがあり、マイペース人間だからでしょう。
本当の内側では自分のペースを守る気持ちが強く外側の環境に左右されにくいのでしょう。
これは欠点にもなってしまう資質であり、物事にはなんでもプラスの部分とマイナスの部分があるのですね。
コメント (4)
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