堕天使もクリスマスの歌聞いてゐるビルの隙間の暗闇の中
黒々と窓は並びぬ病院が移転せしのちのドナルドハウス
ドナルドハウスは病院に長期入院している子供を看病している家族を応援する施設・
家族はここに泊まりながらすぐ近くの病院へ通う。
秋の日の半年振りの墓参り枯れたる蔦を見て安堵せり
除草剤を撒いて半年後行ってみると蔦はもう生えていなかった。
それで安心した。
しかしその後はコロナで行けなくなった。あれから1年半・・蔦はどうなっただろうか?
今までの蔦は根絶しても新しい種が飛んできて生えているかもしれない。
やむを得ず薬を撒きつ半年後また生えきたる蔦を見つけて
はじめて蔦を見つけた半年後墓参りに行くとまた蔦が絡まっていた!
かなりのショック。
もちろんまた根元まで引き抜いたが、しばらくするとまた伸びて来るだろうから、今度来るときは除草剤を撒こうと決心した。
そしてまた半年後、持ってきた除草剤を撒いたのだった。
何故墓石に蔦がからまるかというと、お寺の墓地のすぐ隣に二階建ての空き家があり、それが屋根までびっしり蔦に覆われている。
そこから種が飛んできて墓の一部に生えてからまるのだ。
本当に迷惑だ。
解体してほしい。
捨てられて増えてしまつたミドリガメ時にはバンの子供を襲ふ
バンの雛は生まれたときは5~6羽いる。
しかし3ケ月すぎて体の大きさがだが親と変わりない位までなる頃には3羽くらいに減っている。
池の周りに多いカラスか、池の中にいるミドリガメに襲われてしまうのだと思う。
カラスはくちばしで雛を襲うから水面は襲いにくいのだろう。
ミドリガメに襲われて減ってしまう可能性の方が高い。
自然の摂理は厳しい。
この池に鴨はいつでも一羽だけ独身君とひそやかに呼ぶ
私がよく行く小さな池にはいろいろな鳥がいる。
数年前から一羽のオスのマガモが目についた。
何処かへ渡らず居ついているようだ。
他の種類の鴨は難波もいるのにマガモは一羽だけ。
寂しくないかい?
これでは繁殖もできない。
しばらく姿を消した時期があり、その時にはメズのマガモが一羽やってきた。
なんと間が悪い。
そしてしばらくしてメスは去り、また独身君が戻ってきた。
小さい池だからなわばりがあってマガモは一羽しかいられないのかな?
今日も寂しく独身君は他の小さいヒドリガモに混じって泳いでいる。