海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

日々思うこと、短歌についても書いていきます

沙羅の花

2011-06-30 08:14:41 | 日記

去年は沙羅の花が9個ほどしか咲かなくてガッカリだった。
そういう年の次は多く咲くだろうと期待していたら、今年は期待通りたくさん咲いた!
肥料も適切な時期に施していて、これもよかったのかもしれない。

去年は9個しかない花が愛おしくて1個一個をしみじみながめていた。
今年はたくさん咲いたのでそれほどの思い入れがなく全体を眺めるだけ。
人間って勝手なものだ。

もう盛りを過ぎて花が咲くのもあと少しの間だろう。
落ちた花がそのっまにしてあって、今数えたら70個くらい。
後10個は咲くだろう。
写真を撮ってここに載せる心の余裕もなく、文章だけ。。
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五月

2011-06-29 05:19:13 | 短歌


何もかも曖昧にして過ぐる日々合歓の花蘂ひそやかに揺る

集まれば集まるほどに狂ひだす藤の蜜吸ふミツバチの群れ

家まではまだ少しある夕暮れの欅がくれたひとときの傘

凛として薄紫の花桐は古びし家の屋根を越え咲く

手を赤く染め山桃を食べたりと四国生まれの人の語りぬ

真つ黒な日傘が街にあふれ出す五月の空の青に逆らひ
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深山

2011-06-26 08:48:25 | 短歌

修験者の道踏む音で目を覚ます深山蓮華の真白なる花

そのかみに手足を捨てしくちなははしなやかに春の川泳ぎゆく
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春の雨

2011-06-25 21:12:45 | 短歌

音もなく春の雨降る東京は核シェルターを地下に抱えて

クリスマスローズのごとくうなだれて風吹く季節乗り越えんとす

ちょうど東京の浄水場に放射性物質が検出された頃作った歌。
放射能物質は無色無臭音もなく、静かに忍び寄っていても解からない・・そういう不安感を感じていたころ浮かんだ歌。
一般市民が眼に見えない放射能の恐怖を感じている東京の街のどこかに要人を守る核シェルターは絶対あるのだろう・・そんな気がして。
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柿の葉寿司

2011-06-18 20:33:29 | 短歌

はつなつの柿の葉寿司の鯖食めばかすかに香る海の潮風
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紫陽花2

2011-06-05 19:40:25 | 日記

紫陽花は若いころそれほど興味を引く花ではなかった。
今は・・すごく好きな花というのではないが、詩的イメージを多くそそる花である。
雨に濡れているのが似合う風情や、静かに物思いにふけっているような花、また冬になっても散らずにそのまま老残をさらす辺りのことなど。

歌に詠いやすい。
それなりにいくつか詠った。
また青の紫陽花はどうしてか少年のイメージと重なる。
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紫陽花

2011-06-04 07:35:45 | 短歌

六月の雨は水色雨ごとに紫陽花の花の色の深まる
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