愛知学院大学青木ゼミのブログ

愛知学院大学商学部青木ゼミの活動を報告するためのブログです。

評価

2022年02月03日 | 運営
授業と定期試験が終了し、現在大学では成績評価期間に入っています。私の場合、ほとんどの科目の成績評価は終了しましたが、演習(ゼミ)については、まだ今日の段階では終えていません。ゼミの2,3,4年生にはビジカンと呼ばれる学内研究発表会に参加してもらうのですが、それをどのように評価すべきか悩んでいます。

今回は前回に引き続いて、パワーポイントに動画を入力し、それをMP4フォーマットに変換してYOUTUBEにアップすることで発表会エントリーになります。その動画のURLを参加学生に配信してお互いに動画を閲覧して、評価してもらいます。その評価得点を確認して、つぎに我々教員が動画を確認して最終審査します。そして、優秀賞等を決定します。

以前はポスター発表を行ってもらったのですが、多額のコストがかかる上に、発表のレベルが低く、しかも学生の相互評価にでたらめさが見受けられました。新型コロナ感染症まん延下、遠隔での発表会を低コストで実施するため、以上のような動画方式に移行しました。

ゼミ生の動画はすべてチェックしました。それぞれに対する私なりの評価は既にしています。今悩んでいるのは、学生の相互評価、その後の教員による審査結果を成績に反映させられないからです。ビジカンの評価が出揃うのは、成績登録の後になるのです。せっかくのゼミ外での評価を参照できないが残念なのです。

4年生の演習と卒論の単位・成績は別建てになっています。卒論については、担当教員(主査)の評価に、副査の評価を加味して成績登録することになっています。私は主査評価について、ゼミ生の評価を参考にすることにしています。3,4年生に卒論を閲覧してもらい、得点評価してもらいました。さらに印象に残る卒論という一文を書いてもらいました。これを参考にします。個々の評価にはおかしなものが存在しています。ただ、すべて合算して最優秀に該当するものに対しては、私の評価と一致しています。

ゼミ生には評価されることと評価することを通して、評価する目を養ってもらいたいと思っています。その目が自分自身に向けば、自らを自然と改善する姿勢が身につくと信じているからです。

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