goo blog サービス終了のお知らせ 

アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

北のゴハチ豪雪の中を行く

2018-04-19 19:00:00 | 国鉄時代(モノクロ)

前出した掲載写真の翌週も上越に出向いている。きっと雪の量に満足出来なかったのか・・

とにかくこの写真を見ると思い出すことは、駅から線路端までは除雪がされてなく、5m進むのも難儀したこと。重いカメラバック(当時はアルミバック)に三脚を担ぎ、結構体力を消耗したことが甦る。時より吹雪になり、視界が無くなり戦意喪失するが、カメラを身体で覆いジッと耐えながらの撮影はさすがに辛かった。寒さで薄いブローニフィルムを切らないように、ゆっくり丁寧に巻き上げ、体温で電池を温めながら待つ楽しさはもう味わえないだろう。

EF16との重連だったスキー臨の約1時間後、続けてスキー臨が上ってきた。編成が短くこの列車には補機が付かないから好都合。雪まみれのゴハチが威風堂々迫ってきた。耐寒型のゴハチの中でも、長岡区のゴハチには、大きなパンタグラフPS14を装着したカマがいてよく狙ったもの。東海道を颯爽と走るゴハチとはまた別の魅力があった。

1980-02-17   9712ㇾ EF58107  小出スキー  越後中里付近(おそらくNET再掲載)