アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

重連魂誕生のころ~荷35ㇾ

2018-04-15 22:00:00 | 国鉄時代(モノクロ)

「何で、よりによって白エッチなのよっ!!」

当時部室のアルバムにこの写真を貼り、ゴハチ大御所の先輩から大目玉を食らった苦い思い出のある画像。40年経った今でも、その時の恥ずかしい思いが甦って頭に血が上る。どうしてお披露目したのかは忘れてしまったが、アントンKの当時の自信作だったのかもしれない。可愛いもんだ。

荷35列車は、言わずと知れた汐留-名古屋間は通常EF58の重連となる荷物列車。浜松区のゴハチの前にその日上ってきた104ㇾ急行「銀河」けん引の宮原区のゴハチが付き重連運転となる。宮原区と言えば、まだまだ綺麗な形態のゴハチが数多く配置されていたから、先輩の意見もごもっともだろう。アントンKには、そこまでの機番へのこだわりが足りなかったのだろう。今思っても自分の未熟さが恥かしくなる。

しかしこれだけの時間が経過してしまうと、当時ブサイクと感じていた白エッチゴムの面構えも、何となく容認できてしまいそうになる。現在では、黒エッチゴムが白くなり喜ぶ時代。長く鉄道撮影を続けていると色々考え方も変わるものなのか?実に趣味の世界は奥深いものである。

アントンKが今もって変わらないのは、機関車の重連好きということだ。よくよく考えてみれば、その気持ちは、この荷35ㇾから始まっている。大して記録写真は残されていないが、荷37ㇾ→5472ㇾ→5191ㇾ→5780ㇾ→5782ㇾ・・・・8094ㇾ→8097ㇾと列番を列記できてしまう。もちろんこれはELに限ってはいるが、どの列車もアントンKには思い出の多い懐かしい列車たちなのである。

1978-09-26  荷35ㇾ  EF5848+157   東海道本線/大井町にて