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広域指定爆笑団・全日本茨咲連合会

カヤック・スキー・スキンダイブ・落語・お酒に目が無い「いばさく」のBlog。
一目見たらあなたも立派な構成員?!

歌舞伎座さよなら公演  [歌舞伎]

2010年02月25日 | 落語・演芸部
↑あと65日でこの建物も見納め・・・寂しいなあ。
専門外なんでわからんが、なんとか外観だけでも残せんもんかねえ?


木曜。


あと二カ月で取り壊しとなる『歌舞伎座』。
見納めをぜひ!と奮発して一階席をゲット

なんとか仕事のやりくりもつけ、(歌舞伎にくると半分は寝てるクセになぜか行きたがる)つ・あとともに本日昼の部の歌舞伎座へ~


○歌舞伎座さよなら公演○
二月大歌舞伎 ~十七代中村勘三郎二十三回忌追善~

一、爪王 狐と鷹の闘い。勘太郎(狐)と七之助(鷹)の戦いの舞いが華麗で見事。若さやね!

二、俊寛 平清盛に島流しにされた俊寛の生きざまを。
     勘三郎の、最後までの熱演がビンビン伝わってくる一幕

三、口上 芝翫、勘三郎、勘太郎、七之助他の中村屋一門はもちろん、
     玉三郎など計15名大看板そろい踏みの豪華口上。先代勘三郎の思い出話に湧く。
     ちなみにこれが現歌舞伎座で開かれる最後の口上なんだとか。
     
     オイラ、落語の口上は何度も見てるが歌舞伎はこれがお初。いや~よかった!感激!

四、ぢいさんばあさん 原作:森鴎外・演出:宇野信夫の人情話。
           『当代一の女形』玉三郎による若妻から老婆まで演じる「女」っぷりに感動


いやー・・・・全部よかった!

しかも、思い切って大枚はたいていい席で観た甲斐があった~♪
(いつもは800円の幕見席しか行かないもんで)花道も間近でバッチリ見れたし



おそらくこれが最後の訪問となるであろう歌舞伎座自体も、「これが見納め」とじっくり見物。

いやーこれを取り壊してしまうなんて惜しいなあ。
でも内部は『通路・座席が狭い』『観客席の天井が低い』など、
客として上時間鑑賞する環境としては…たしかに現代にそぐわない面もあるなあ。


3年後?に竣工される、新・歌舞伎座にも期待しつつ、見納めとしよう。
思い出に画像もいくつか
・入口ロビー


・口上前の舞台



・一階より二、三階席を見上げる



でも・・・ああ、もう一回観たい
4月のオーラスの演目&演者も最後にふさわしく、すごくいいんだよなあ・・・


また…大枚はたいちゃおうかも



キターーーーーー!!その② 談志チケット [落語]

2010年02月19日 | 落語・演芸部

↑当選&チケット引き換えハガキ。
当初、つ・あがどこかのDMと勘違いして捨てそうになってた
その後、これが高値で売れると知ると今度は強奪されそうに・・・
ウチが一番キケンっ


本「談志 最後の落語論」購入者のみ応募可能な『立川流落語会』が
4/13に開催される。

長期療養中の談志師が、この会で復帰すると正式に発表されたばかりでもあり、
他に今をときめく談春、志らくの両弟子も出演。
ぜひとも行きたいなあと思って応募だけはしておいたのたが・・・

なんと、抽選に当たった―!!


「くじ運の無さ」では定評(特に某キリ番方面)のあるオイラが・・・である(笑)。


今年はなんてなんでしょ♪




ちなみにこの引き換え権、某ヤフ○クでは○万円で取引されている模様
(権利のみ・チケット代金別)。
それを知ったつ・あが…人に無断でこっそり売りに出そうとするも命がけで阻止!
誰が売るモンかい。

肌身離さず持ってよっと♪


うう~4/13が待ち遠しい~っ


新橋たっぷり寄席 [落語]

2010年02月18日 | 落語・演芸部
新橋にある『カタログハウス東京店』。
あの『通販生活』の店舗であるが、そこで各種セミナーの類も活発に開催しているらしい。
その中に『新橋たっぷり寄席』という落語会企画もあったので行ってみることに。

<第三回 新橋たっぷり寄席>

・三遊亭ありがとう           転失気 (前座・開口一番)

○柳家 喜多八(やなぎやきたはち)   明烏

~中入り~

○林家 正雀(はやしやしょうじゃく)  淀五郎


この顔触れ&ネタで木戸銭なんと1,000円。
お得だわ~♪




↑喜多八師は相変わらずの「やる気はあるが力が入らない」脱力マクラでつかみもばっちり。
(故・八代目桂文楽師系統であろうと思われる)正統派の「明烏」をきっちりと。
「グダグダそうに見せておいて、実はきっちり実力派」なこの人の芸風、好きなんだよなあ



トリはこの会の軸でもある正雀師↑。
得意の歌舞伎ネタをたっぷりと
しかし・・・この師、演ずる人の少なくなった「芝居噺」の第一人者でもあるし、
音曲・歌舞伎などへの造詣も大変深いのだが・・・
いかんせん、「落語自体があまり上手くない」んだよなあ
実に惜しい。


でも大変貴重な芸・知識をお持ちの方。
ぜひそれを弟子・後輩へきっちり伝承してやっておくんなさいまし






小三治師が落語協会会長に [落語]

2010年02月10日 | 落語・演芸部
ちょっと前の話だが・・・
ようやく落語協会でも、『第一人者』がトップに立つ気になってくれたようだ


○柳家小三治 落語協会会長に内定
http://www.asahi.com/showbiz/nikkan/NIK201001220039.html
(就任は6月を予定)


現会長の馬風師も好きだけど…
やっぱり小三治師にはやっといてもらわんといかんでしょ。

もう、故志ん朝師の時のようなことにはしてもらいたくないもんね。









志の輔から白鳥まで(笑)[落語]

2010年01月30日 | 落語・演芸部
↑「志の輔らくご」で売ってた煎餅。
(味はわからん。つ・あが食っちまったから)


今週末はノーカヤック。・・・の代わり、落語をたっぷりと♪


土曜。
14:00。
もはや毎年恒例、オイラ的落語の「聴き始め」はここから

<志の輔らくごin PARCO>へ。

実は明日が一カ月公演の千秋楽。
その前日とあって、疲れもピークであろう志の輔師がそれを感じさせない熱演

○身代わりポンタ   

○踊るファックス2010

~中入り~

○中村仲蔵


トリは毎回古典ネタ。
2年連続で聴いている「柳田格之進」でないことをつ・あが心から祈っていたが
それが通じたか今年は歌舞伎ネタ『仲蔵』をたっぷり1時間をはるかにオーバーで。

志の輔師らしい、丁寧な演出に会場は涙、涙。


今年の「PARCO」は派手な演出はなく、シンプル
またそこも良かった~


そうそう、これも忘れずに。
志の輔師から「10人に伝えましょう」と言われてますので。
『黒紋付の落語家を見ると、幸せになれる』
ウソかホントかはともかくさあみなさん、周りにも吹聴しましょう(笑)





終了後は原宿で靴を衝動買いしたりしつつ中野へダッシュで移動。
実は本日、落語会のハシゴなのだ
夜の部はガラリと趣向を変えて・・・

18:30~
<トンデモ落語会>@なかの芸能小劇場

○三遊亭白鳥  悲しみは埼玉へ向けて 白鳥ver.

○滝川鯉朝   ?(忘れてしもたっ)

○立川談之助  立川流Xデー

○快楽亭ブラック 故・立川文都師へのオマージュ

○川柳川柳    故・五代目三遊亭円楽師へのオマージュ『涙の円楽線』


とてもTVなどでは出来ない話が続々と
ま、メンツもそんな「トンデモ」な噺家だし。
キッツイがオモロいなあ


ネタは昨年、奇しくも同日に逝去された二人の噺家の想い出話が重なる。
そしてそれに続きそうな某・家元のネタも弟子筋から・・・


ま、すべてシャレ
それがわからんと楽しめない。


しかし・・・
昼の「志の輔らくご」に来てた客層と、こっちの「トンデモ」の客層は
同じ落語を聞きに来てる客とは思えんくらい…これも落語の懐の深さ、大きさか


う~ん、久々に落語三昧な一日



終了後は中野駅前『煮込みや ぐっつ』で煮込み&ハイボール
まいうー♪
(ここいいなあ。今度なにかの飲み会に使おうかな)



昼と夜の差がすごーい、
でもどちらも素晴らしい「落語」を堪能できた、
素敵な一日

川柳噺の会 [落語]

2009年12月23日 | 落語・演芸部
↑これが川柳川柳師。
福田元総理にちょっと似てる(中身は正反対だが


水曜。
祝日だか日中は仕事なのでノーカヤック。


夜は落語の『聴き納め』に浅草見番へ。

『見番』とは、芸者さんの組合所。(昔は『置屋』といってたトコですね)
はじめて入ったが意外と大きく、ここの二階が稽古場兼集会場になっている。
で、ここが本日の会場。もちろん畳敷きです。


<川柳噺の会>

川柳を詠む会ではない。
『川柳川柳(かわやなぎせんりゅう)』という、
寄席好きでは知らぬ人のいない、御年78歳になるも持ちネタが一つしかないという(笑)
たいへんやかましい老噺家の独演会。

ゲストに柳家三三と豪華な顔ぶれ

つくし  新作
川柳   歌は世につれ?&漫談
三三を迎えてのトーク
中入り
三三   八九升(はっくしょう)
川柳   涙の円楽線&漫談

三三の演じた『八九升』は六代目三遊亭円生一門の噺家が
師匠より最初に教わっていた噺。(柳家の『道灌』に相当)

もちろん川柳師も師・円生から直伝されている。
それを今回、三三に伝承したうえでの今回のお披露目。

内容は・・・耳の不自由な旦那と番頭の珍問答。
オモロで滑稽な噺だが、やはり『差別的』との理由で最近は一部寄席ではNGなんだそうだ。
(川柳師はそれをそうとうグチってたが)


そしてトリの川柳師のネタは、
先日亡くなった三遊亭円楽師へのキツいオマージュか(笑)

そう、あの円楽さんと川柳師は円生一門の兄弟弟子なのである(円楽が兄弟子)。

老いてますます盛んな川柳師を久々に見て、一安心。
そして大笑い



今回はおなじみ『ガーコン』はなかったが、
これもまた今年の聴き納めにふさわしい一夜かも




立川雲水 真打昇進披露落語会 [落語]

2009年12月01日 | 落語・演芸部
火曜。

立川流の新真打・立川雲水(志雲より改名)の真打昇進お披露目会へ。
銀座ブロッサム(中央会館)にて。

       子ほめ   立川こはる(開口一番)

       大安売り  立川吉幸

       擬宝珠   柳家喬太郎

       一分茶番  立川談春

       猫の皿   立川志の輔

      ~中入り~

       口上    立川談志  立川左談次  立川龍志 立川談幸 立川志の輔 立川談春(司会) 立川雲水  

       漫才    サンドウイッチマン

      竹の水仙  (志雲改め)立川雲水 


まあ豪華


そしてなんといっても、休養中の家元・立川談志の口上登場に驚き!

家元の語った内容はといえば・・・最初はいつものジョーク連発、
そして最後は落語界への遺言めいた一節を(最近出版された本の内容に近かったな)。

思ったよりも元気そうでなにより。
まあ新真打・雲水へ一切触れることがなかったのはご愛嬌か(笑)





そしてトリの雲水師。
さすがキャリア20年(!)だけあって落語技術はウマい。
気合も十分感じられた。

ただ、なんていうのかなあ・・・
深みっていうか、奥行きがまだまだ感じられないなあ。
7年くらい前に聴いたのが最後だったのだが、それほど差は感じられず。

でもセンスはあるヒトだし、アタマには親近感あるし(笑)
遅咲きの新真打の今後に期待しましょう



百栄・兼好二人会~浜松町かもめ亭~  [落語]

2009年10月28日 | 落語・演芸部
水曜。

文化放送が主催している落語イベント「浜松町かもめ亭」。久々に行ってみた。

今回は若手(といっても二人ともとっくに40すぎているが、落語界ではまだまだ「若手」)の有望株、
春風亭百栄・三遊亭兼好の二人会。


立川こはる  まぬけ泥

春風亭百栄 マザコン調べ

三遊亭兼好 目黒の秋刀魚

~中入り~
春風亭百栄 おつとめ

三遊亭兼好 一分茶番



百栄は飄々とした持ち味を生かした新作(「大工調べ」改作)「マザコン調べ(上)」
それに怪談噺「おつとめ」。
ともに初めて聴いたがなかなかオモロ。


兼好はしっかりした語り口調が映える王道の古典二話。
こちらもまたよろし。

二人とも前回聴いた時は、まだ二つ目だったもんなー。
(両名ともに昨年真打昇進)
その時から光るものがあったが、順調に伸びているようで最近評判も上々

今後が楽しみ。
(まあ・・・百栄のほうはヒトによって好き嫌いが分かれるとは思うが(^_^;))





そうそう、今回、開口一番(前座)が「立川こはる」ちゃんだった。

(ちょっとこの写真は古いが、こんなコ)
彼女は「赤めだか」でおなじみ立川談春師の一番弟子。
「なんでこんなコが談春の弟子になったの?!」ってな位、すごく小柄で、とても愛嬌がある。

以前は中学生のような風貌だったが、
最近は高校生くらいには見えるようになったような(笑)。

このコ、以前「情熱大陸」に談春が取り上げられたとき、
思い切り彼女が叱られてるシーンが流されていた。

生で叱られてるとこも目撃したこともある。


談春の教えは厳しいので有名だ。


そんな中で懸命に頑張ってるこはるちゃん。
もちろん噺もうまくなってきてた。

頑張れよー。





そんなエールを送った後は・・・せっかく浜松町に来たので、立ち飲み「秋田屋」でモツ煮でも食おうと思ったら
ギリギリ閉店時間に間に合わず・・・うーん、残念

春風亭昇太 トロ助落語会 [落語]

2009年09月29日 | 落語・演芸部
火曜。
有楽町朝日ホールにて。

チケットを取った後に気がついたのだが、
トロ助落語会って…、なんだそりゃ?」


で、調べてみると、
「ピエトロ」という九州を中心にレストランを経営したりパスタソースなどを販売されてる会社が
主催する落語会とのこと。

昇太師がここのCMに出演&イメージキャラの「トロ助」の声を担当してる
関係でこの会が始まったそうな。



なるほど!要はこの会は・・・「お旦」(タニマチ)付きのおいしい催しなんだ~
(演者にはたまらんだろうねえ


演者(芸人さん)が気分よく演じられるってコトは観客にとってもだから、
オイラそんなイベントは大好き



そしてお客さんにもおすそ分け。
入場早々、お土産が沢山手渡される


ピエトロ特製パスタソースに、パスタまでもらっちゃった♪
いえい~
(どうせ帰ったらつ・あに取り上げられるのだけど



ピエトロさん、ありがとう~(まだ食べてないんだけど





・・・で、肝心の落語会

立川生志  初天神
   昇太  宴会の花道
柳家花緑  宮戸川

~中入り~
   昇太  御神酒徳利


なんとまあ豪華な顔ぶれ。
しかもピエトロ様の「お旦」効果か(笑)みんな熱演

特に「シークレットゲスト」の花緑はホントにシークレットで、
めくりが返ったとたん「おおお~っ」の歓声

まあ昨年は談春が出たそうだから、そのラインはもう落とせないんだろうな。
(来年は志の輔か正蔵、はたまたたい平か。いや、白鳥のセンもあるかも…



で、その花緑。
この後なんと急遽(体調不良で年内休養に入った)家元・立川談志の「代演」に行くことになったらしく、
なんかソワソワ落ち着かない

でもそれをしっかりネタにしてる・・・成長したなあ



その他、先日の三遊亭王楽の真打昇進パーティの模様などもみなさんマクラネタに。
オモロ。  


 
そして肝心の噺も、客層(落語初心者が多そうだった。招待客か?)に合わせてか
分かりやすいネタが多い。

主役の昇太師ももちろん大熱演。
予定を30分以上オーバーしての「御神酒徳利」がオイラ的には





非常におトクな一夜