広域指定爆笑団・全日本茨咲連合会

カヤック・スキー・スキンダイブ・落語・お酒に目が無い「いばさく」のBlog。
一目見たらあなたも立派な構成員?!

初笑い・夜の部は「松之丞・一之輔・白酒」で【練馬】

2018年01月13日 | 落語・演芸部
〇1/13(土)
昼は志の輔をしっかり楽しみつつ…今日はそれだけでは終わらない⁈夜も演芸をたっぷりと。

<新春若手花形落語会 神田松之丞 桃月庵白酒 春風亭一之輔>@練馬文化センター大ホール

↑よく見るとこの並び、ちょっと違和感が・・・松之丞のマクラの意味がちょっと感じ取れるようなw

それにしてもこの会場デカいなあ~!キャパ1,400だって。
そんな中ラッキーなことに最前列「ツバかぶり席」での鑑賞^^



はまぐり 真田小僧 (開口一番)

松之丞 扇の的
        相変わらずの寿命を削るかのような大汗熱演。
        マクラで「去年までは僕のところは喬太郎師だったんですが・・・」に(笑)いい意味での世代交代?

一之輔    明烏
        前に聞いたときより明らかに大進化してる、さすがだねえ。
      「悪の権化」2人の口ぶりが実に丁寧で今の客層にも受け入れられそう。
        そしてなぜか甘納豆もたっぷり使ってなあ、文楽リスペクトか?(笑)

~仲入り~

あずみ    三味線漫談

白酒     芝浜
       コミカルで愛嬌たっぷりな「白酒版・芝浜」
        師のキャラが生きる違和感のない噺に仕立てているところはさすがだね♪


久々に落語三昧な一日。
これだけ座ってても腰が大丈夫なのも確認できたし(笑)
けどさすがにちょっとお腹いっぱいかな・・・(^^😉


初笑い・昼の部は「志の輔」を銀座の奥深くで?! 【GINZA SIX】

2018年01月13日 | 落語・演芸部
〇1/13(土)
正月恒例だった「志の輔らくご」は会場のPARCO劇場の改築中につきしばらくお休みだが
今年はこんな企画が銀座の奥深く?にて。

<志の輔らくご GINZA MODE>@観世能楽堂(GINZA SIX地下3F)

会場はあの「GINZA SIX」の地下深ーくに開設された能楽堂。
松濤にあったものを移築したそうだが、元々江戸時代には銀座に所在してたとあって「里帰り」だとかw
さらに最新技術により・・・

よく見ると観客席側の柱がないでしょ?
この能楽堂は「目付け柱」が取り外せる構造なんだそうな。
(取り外しには男5人がかりで2時間以上かかるそうだけど)
そんな舞台や国立能楽堂での初「能鑑賞」時のエピソードなマクラから始まった志の輔師の噺は。。。

パルコでもおなじみだった長唄もしっかり構成に。
会場が会場だけにこちらもしっくり感はパルコの比ではないねw

トリネタの「徂徠豆腐」は師のオハコの一つだが今回は「忠臣蔵との繋がり」などサイドストーリー的なネタも
ふんだんに加わっての長尺バージョン。
お互いいい親戚が出来てよかったなあ(笑)


やはり初笑いに「志の輔」を聴くのは気持ちがガッテンするね♪・・・・おあとがよろしくないようで^^;



久々の歌舞伎座で「こうらいや!」【高麗屋三代襲名】

2018年01月10日 | 落語・演芸部
〇1/10(金)
歌舞伎界での今年最大のイベントも見逃せない!ってことで久々に歌舞伎座へ♪
(本日は部下の歌舞伎鑑賞デビューのアテンドも兼ねて)

<松本白鸚・松本幸四郎・松本染五郎 襲名披露 壽 初春大歌舞伎 夜の部>




華やかさもハンパありません^^

◯双蝶々曲輪日記 角力場
濡髪長五郎   中村芝翫
放駒長吉 片岡愛之助(山崎屋与五郎 二役)
藤屋吾妻 中村七之助

吾妻を巡り義理のある2人のせめぎあい
長五郎の存在感、長吉の一途さ
芝翫の立ち振る舞いに風格が、そして愛之助の明るさに華が


◯口上 ~37年ぶり高麗屋3代同時襲名~
仕切りの坂田藤十郎はさすがに年齢のせいか滑舌が…それはともかく(^^;)

市川左團次「白鸚と暁星の同級生」などこういった場ならではのネタもあり賑やかかつ華やかに。
他にも 愛之助/ 勘九郎/七之助/鴈治郎/芝翫/魁春/梅玉/高麗蔵/ 扇雀 などなどがズラリと勢ぞろい。
しかしやはりというかなんというか、吉右衛門の挨拶はそっけなかったなあ・・・


◯勧進帳
弁慶 松本幸四郎
義経 市川染五郎
冨樫 中村吉右衛門

高麗屋のお家芸ともいえる「勧進帳」。
もちろん主役は新・幸四郎演じる弁慶であり、その姿はかつて父の演じた「ラ・マンチャの男」の名場面をも
彷彿とさせるようで見応えたっぷり。
しかしそれを受ける富樫役・吉右衛門の存在感かつ熱演はそれを上回る勢い!
口上はこの展開への前フリだったのか?ってくらいの圧倒ぶりだったなあ。
こんな形での叔父さんからの「襲名祝い」もありがたいだろうねえ、梨園ってすげえw

新・染五郎の義経 は実に初々しかったです、ハイ。



〇相生獅子 三人形
時間の都合で観られずに退席。残念。



高麗屋は普段から華やかだが、「三代同時襲名」とあってその輝きはまばゆいばかり。
歌舞伎界はここ数年脂の乗り切った世代の早逝がおおかっただけに、こちらは末永く活躍していただきたいモンです。
よっ、こうらいや!

ちなみに初歌舞伎の部下は「今日は松たか子は来てないですかね?」としきりにキョロキョロしてたが・・・
豪華な梨園ご家族への関心から歌舞伎に興味持つってのもアリでしょかね(笑)

今年も春から縁起がいいねえ♪

年の初めは歌舞伎・初日から 【音羽屋 小栗判官】

2018年01月03日 | 落語・演芸部
みなさんあけましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、年の初めは恒例・歌舞伎から♪

〇1/3 ~初春歌舞伎公演 世界花小栗判官(せかいのはな おぐりはんがん)~ 初日 @ 国立劇場

盗賊風間八郎(実は新〇〇〇)  尾上菊五郎
細川政元            中村時蔵
浪七              尾上松緑
小栗判官            尾上菊之助  
照手姫             尾上右近   他多数



入り口では振舞酒♪
今年も升はしっかりいただきました(これで何個目だろ)

そしてロビーにはお獅子も登場でお正月気分満開^^


受付では出演者のご親族がごひいき筋に挨拶を。
之も家具気ならではの「梨園」の光景ですなあ^^
それにしても藤純子がちょっと痩せてたような・・・「緋牡丹」時代からのファンとしてはちと心配。
あ、ムスメさんの方はバリバリ健在でしたよ(今年はあの目立つダンナ&息子の姿は見られなかったけど)


さて本編!おなじみ小栗判官を音羽屋らしい華やかさで彩る一大スペクタクル。
菊五郎のオーラ、菊之助の艶やかさはもちろんだが・・・今回も個人的見どころは松緑!
漢気溢れる浪七を存在感たっぷりに。恒例の立ち回りも長丁場をバッチリ見せてくれるし
振舞酒での睡魔もばっちり吹き飛ばしてくれましたw
ラストの那智の滝の場面も派手&豪華さがひときわでさすが菊五郎演出!って感じ。



残念なのは音羽屋興行での常連名優・中村錦之助丈が浅草に行っちゃってたことかな-
来年はぜひ国立に復帰を!


年の初めからいいもん観させていただきました 
今年は音羽屋の華やかさにもあやかりたいモンです?!(アタマの輝きだけでなく、ね(^^;))