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広域指定爆笑団・全日本茨咲連合会

カヤック・スキー・スキンダイブ・落語・お酒に目が無い「いばさく」のBlog。
一目見たらあなたも立派な構成員?!

2/5(土) カヤッカー落語部@陽がほら Vol.1 開催!

2011年01月07日 | 落語・演芸部
↑2/5(土)、「陽がほら」が寄席になる?!

突然ですが・・・
カヤック漕いだあとに「落語」聴いてみませんか?
そんなイベントを2/5(土)に「陽がほら」さんでやっちゃいまーす。

そもそもこの話の発端は・・・
陽がほら発足時に(工事などでも協力されてた)毛玉さんが
「ここで落語会やったら栄えるだろうなあ~」とつぶやいてたそうな。
その話を陽がほらオーナー・Uじろさんから聞いたI嶋さんとオイラが
「確かに!じゃあ実際にやってみよう!」ってことで勢いで企画してしまいました(^^ゞ

もちろん、オイラが一席喋るわけではありません(笑)
東西の古典落語の名人の映像を上映します!


尚、今回はUじろさんの全面協力をいただき、
かなーり自由度の高いかつ充実したイベントにさせていただきました。
感謝感謝です!

ってことで、以下の感じで行いまーす。
落語好きな方はもちろん『興味はあるけど聞いたことがない』方ももちろん大歓迎!
お気軽にエントリーくださいませ♪

(ちなみに・・・既にI嶋さん、だいぶつさん、おざけんさん他落語好きなカヤッカーが
10名近く協力・参加をいただいてされています。感謝感謝!)



<カヤッカー落語部@陽がほら Vol.1>


○日時:2/5(土) 18:30~  上映終了後は『落語とカヤックを語る懇親会』(←飲み会(笑))

○会場:古民家宿&カフェ 陽がほら
(当日はこのイベント用に貸し切りです)
   
  
○演目 当日決定(笑)
    ・落語ファンはもちろん、ビギナーにも楽しめるような2~30分程度の噺を2,3本程度上映予定。
    ・演目は落語好きなカヤッカー有志が当日手持ちのネタ(映像)を持ち寄って
     相談しようと思いますが、現時点では
     「古今亭志ん朝・桂枝雀 東西夢の競演!」などを考えています。



       
○参加費:イベント自体は参加無料です。
     ただし「陽がほら」施設利用料は通常通りお支払い願います。
      施設使用料:1000円(日帰り&車中泊の方)
      宿泊   :1800円(宿泊の方(寝具持ち込み/朝食・冬季暖房代込))

       
○飲食について
 ①飲みモノ  中部カヤッカー・Kな森さんのご協力により、生ビールが飲めることに!
       生ビール 400円/杯 ソフトドリンク 300円/杯

 ②つまみ   こちらもUじろさんからご提供いだけることになりました!

  それぞれご協力ありがとうございます♪
  
  あと必要なモノは各自買い出ししてください。

 ③夕食
  「うなぎ弁当」喰いませんか?
  せっかくの「和」な企画ですので、食もちょっと風情を出してみようかと
  関市内の有名うなぎ店「しげ吉」からうなぎ弁当(1,800円)を買い出しして、
  食べてから(食べながらでも可)落語を鑑賞しようかな~と思っています。
  

  こちらは予約が必要ですのでご希望の方はエントリー時にいばさくまでお伝えください。


○エントリー:前日(2/4)までにいばさくまたは陽がほらさん、若しくは参加メンバーまでご連絡ください。
       なおその際・・・
       ①うなぎ弁当希望の有無
       ②宿泊・朝食希望の有無
       もお伝えくださいまし。



*「カヤッカー落語部」とは銘打ってますがカヤックとはまったく無関係なイベントですので(笑)
カヤッカー以外の方の参加も歓迎です。


みなさんのご参加、お待ちしてまーす♪





・・・いやあ~、オイラ的には幸せすぎるイベントだなあ


落語研究会 昭和の名人[映画 落語]

2010年12月23日 | 落語・演芸部
木曜。

カヤッカーのみなさんは桂川ロウアーはもちろん、
大芦川方面でも盛り上がっていたようで

しかしオイラは悲しき休日出勤。いばさくさん、お疲れ様でーす


んで夕方までお仕事。夜はまた飲みの予定があったのだが、
それまでちと時間が出来たのでまた映画へ・・・
でも今回は映画は映画でも「落語の映画」。



<落語研究会 昭和の名人>

TBSにて30年以上放映されている『落語研究会』(現在も毎月第3土曜深夜にやってます)。
 この貴重な映像資料から、『昭和の名人達』の夢の顔合わせがよみがえる!
 ってな内容。もちろん銀座・東劇のみでの期間限定特別企画。


~演者と演目~

①八代目桂文楽    明烏

②三代目古今亭志ん朝 抜け雀

③十代目金原亭馬生  親子酒

④六代目三遊亭圓生  掛取漫才


いずれも昭和を代表する大看板(もちろん故人である)の、十八番がずらり。

こんなラインナップが並ぶだけでも垂涎モノだしどれももちろん文句なしの名演だが、
今回は馬生師の「親子酒」が一番よかったなー。
(まあオイラが、これだけは映像で見たたことがなかったってのも大きいんだが)

酒をこよなく愛した師らしい、親子それぞれの酔いっぷりの表現が秀逸。

うーん、至福のひととき・・・





<予告>
そうそう!
これに触発を受けたわけではないんですが、来年冬にこれと似たような?イベントを
カヤッカーおなじみの中部地方は「あの場所」で開催しちゃおうと有志と共に計画中です

詳細は年明けに発表します。
落語に興味のあるカヤッカーのみなさん、乞うご期待あれ~♪

・・・2/5(土)の夜は空けといてね(笑)


講談・浪曲は「soul」を感じるゼ!【落語 講談 浪曲】

2010年11月08日 | 落語・演芸部
↑浪曲界の第一人者・国本武春先生。


月曜。
久々に池袋・新文芸坐落語会へ。

<第15回 新文芸坐落語会 お楽しみ!演芸アラカルト>
落語   立川志らら  宮戸川
落語   林家彦いち  知ったか重ちゃん(新作)
講談   神田山陽   7人のサルカニ侍(新作)  
中入り
浪曲   国本武春   紺屋高尾


今夜の収穫は何と言っても講談・神田山陽師匠と浪曲・国本武春先生。


まずは神田山陽。

師は現在、故郷・北海道は網走で小学校4年生をやっている。
(先生ではなく「生徒」として学校に通っているそうな。
 ちなみに当人は見ての通り40過ぎのオッサン。詳しい経緯は知らんが、彼の行動はいつも破天荒である。)
んで、久々の東京とのこと。
講談界第一の人気者の「華」は相変わらず。異常に長いマクラも楽しめた。

裏庭に埋めたアザラシ、変な見つかり方しないといいけどな・・・(笑)



そしてトリの武春先生は、落語でもおなじみ「紺屋」を本寸法で。
こちらもまたイイ!


普段は落語をメインで聴いているので、講談や浪曲を生で聴くことはあまりない。
けど、やっぱこのリズム感がいいんだよね~。
聴かせる場面での滔々たる師たちの語り口調には「ソウル」を感じるなあ。
ゾクゾクしてくる。

これからはそちら方面にも積極的にのぞいてみようっと。


恵比寿で落語  【落語】

2010年10月28日 | 落語・演芸部
木曜。
今夜は恵比寿・ガーデンプレイスでの落語会へ。

<第32回 YEBISU亭>

白鳥、志らく、そして市川春猿の舞台?でオープ二ング(笑)


○三遊亭白鳥 新作(夕張で・・・)

○「今夜踊ろう」トーク
志らく・白鳥・市川春猿(ゲスト・歌舞伎役者)

○立川志らく 文七元結


白鳥、志らくの異色コラボ、そして今人気の歌舞伎女形・市川春猿がゲストとあって
内容としてはなかなかオモロかったが、このイベントプロデュースしてる
「まあくまさこ」なる女史がヒドかった。

彼女、トークセッションでの司会進行だったのだが、落語家二人の近況を知らなさすぎ。
「お笑いなんだからいいでしょ」的なムチャぶりも多数。
それに対し歌舞伎の春猿にはあからさまに媚ウリまくり。
「先日の舞台も見に行きました。すごくよかったです~」だと


だったら平等に、白鳥の独演会もいったれや(笑)


そんな「黒柳徹子」の出来そこないのような司会進行は、見ていて甚だ不快だったなあ

そもそもこの会はこの女史が長年企画・運営してるようで、会員制度もあるようだ。
いわば「内輪」的なノリだったのかも知れんが・・・オイラはダメだな。


演者のセレクトは良かっただけに、残念。


六代目・三遊亭圓生トリビュートの会[落語]

2010年10月13日 | 落語・演芸部
↑天皇陛下の前で初の「御前公演」落語を演じたのは、この方です。


水曜。
久々に落語!@紀伊国屋ホール


「昭和の名人」と言われた六代目・三遊亭圓生をトリビュートする会。

昼・夜二部構成なのだが、都合により「どちらに行ったか?」はシークレットで(笑)


<六代目・三遊亭圓生トリビュートの会>

八九升     三遊亭兼好

トーク     市馬・白鳥

掛取      三遊亭圓生(DVD映像) × 柳亭市馬  リレー

中入り

トーク     白鳥・兼好   

淀五郎+聖橋  三遊亭圓生(DVD映像) × 三遊亭白鳥



「八九升(はっくしょう)」は三遊亭に入門すると一番初めに覚える噺。
これを円生師のひ孫弟子に当たる兼好(円生→五代目円楽→好楽→兼好)が。
円生師のエピソードも交えて賑やかに。


「掛取」は円生師の十八番でもあった噺。
この前半をDVD映像で振り返り(ちと長かったけど)
後半はこの噺の現役最高の担い手・市馬さんがこれまたオハコな
「三橋美智也」バージョンでたっぷり(笑)。




トリはなんと三遊亭白鳥。
でも彼はれっきとして円生直系の孫弟子(円生→円丈→白鳥)。
将来的に「円生」の名跡を継ぐ資格もある(と当人は言い張っているが)。
しかしいつも周囲から「円生師がおられたら、絶対にハマらなかっただろう」
と言われてるそうな。
だろうな。おそらく川柳さんコースだな(笑)


で、前半を円生DVDで。
後半は白鳥の新作(談志に挑む若手落語家話)で。


かなーり色の濃い(笑)「円生トリビュート」であったが、
こんなプログラムもオモロくて好きだなあ。

あームリして来てよかった。


ただ、いつも感じるのだが・・・
今回の会場でもあった「紀伊国屋ホール」、
ここのどうにも座りづらいシートはなんとかならんものなんだろうか?
この椅子に2時間も座ると、腰が痛くて痛くて・・・。




池袋・新文芸坐で落語&映画 [落語]

2010年08月09日 | 落語・演芸部
↑本日の主役。
上方女流落語家であり、映画監督でもある(笑)桂あやめ師。
意外と艶っぽかったりもする


月曜。
久々に落語ネタ!

・・・ホントは相変わらず落語へは行っているのだが(忙しくて回数は激減してるが)、
あまりおおっぴらに言えない時間帯にコッソリ行ってたりするんで
ブログUPは割愛してたりするっ
(ココ、あんまり深く突っ込まないように)





気を取り直し本題へ

本日は『第12回 新文芸坐落語会@池袋』 へ。

古くからの映画好きならおなじみのあの「文芸坐」で行われてる落語会だ。
(ここは落語イベントも昔から力入れてやってます)

今夜は、
<東西同期二人会+映画>と題して・・・

春風亭昇太  マサコ
桂あやめ   コンパ大作戦

~中入り~

二人のトーク
映画   『あなたのためならどこまでも』


もはや説明不要な春風亭昇太師、
そして関西では有名な女流新作落語家・桂あやめ師の『同期入門』な両師による二人会。

あやめ師は「強盗に首を絞められた」「阪神大震災に遭遇」「シングルマザー」など
私生活でも話題の欠かない『芸人』な女性。
一方上方落語での女流落語家の草分け的存在でもあり、また新作派としての実力も抜群。

その師が一昨年の上方落語協会主催『彦八まつり』の目玉企画として制作された映画の
なんと脚本・監督を務めた作品が・・・本日上映の『あなたのためならどこまでも』。

やっと見れた。

~あらすじ~
・落語協会の会長選挙を舞台にした物語。
風来坊の師匠(笑福亭鶴瓶)のために奮闘する弟子・楽好(月亭八光(月亭八方・長男))。
師匠の『落語協会会長になったら、独演会やったる』の言葉を受けて、
会長選挙で師匠を会長にするために奮闘する。
そんな中、師匠と母親、そして自分とのの運命的な繋がりも発覚・・・

そんな感じだったかな。


上方の現役落語家総出演!
上方落語家さんをよく知ってる方にはたまらんやろな~


あやめ師もあいかわらずパワフル。
もうちょっと時代が追いついてたら、この人はもっともっとブレイクしてたような気がするなあ。







白鳥・三三 両極端の会 vol.2 [落語]

2010年04月21日 | 落語・演芸部
水曜。


先週の家元・談志の復活落語会ももちろん感激だったのだが、
ああいった会では観客も案外、緊張したりする。
(もちろんその緊張も至福のひと時なのではあるが)


なので・・・今週は思い切りリラックスできそうなこんな会へ。


<白鳥・三三 両極端の会 vol.2>
落語界きっての異端児・三遊亭白鳥(さんゆうていはくちょう。師は三遊亭円丈)と、
若手No,1古典語り・柳家三三(やなぎやさんざ。師は柳家小三治)の『両極端』による二人会。
オイラお初となる『座・高円寺2』にて。

一、両極端トーク 『教えて白鳥さん』
  落語界で最も「落語を知らない」ことで定評?のある白鳥が、
  昨今の落語界トピックスをバッサリ斬る。
  ・円生襲名問題/小三治、落語協会会長就任/談志復活、キウイ真打/落語界の改革etc・・・

一、『鰍沢』  三三
 
       正統派らしく、コワい古典噺をじっくりたっぷりと。
        円生師系統の鰍沢だったかなあ。うん、いいモン聴けた♪


~中入り~

一、『文七淀五郎』 白鳥

        もちろん新作。
        売れない古典落語家「柳家みみ(おそらく「三三」と書くのだろう(笑))」が、
        なんと家元・立川談志と3日連続で「文七元結」リレー落語会を
       (なぜか?)池袋演芸場で行うことに。
        
        家元の満足できる前半を務められない「みみ」が、思いつめて苦闘する・・・
        という、『淀五郎』をモチーフとした出世?噺。
 
        コアな落語好きの多そうな会場はもちろん大爆笑。
        あーおもろかった(笑)




『肩ひじ張らずに落語を楽しむ』という意味ではこんなにのびのびと、そしてきっちりと
聴ける会も貴重かも。

まさしく、『組み合わせの妙』

歌舞伎座さよなら公演、ふたたび[歌舞伎]

2010年04月14日 | 落語・演芸部
↑あと17日!

水曜。

歌舞伎座が建て替えになるというので先月、見納めに行ってきたのだが・・・
やっぱり見てしまうと『まだまだ見納め足りない!』との欲がでてきてしまい、本日ふたたび。


しかし今月はさすがにホントのオーラスとあってさすがにチケットは入手困難で、1階席はとれずに断念。
今回は2階席で。

(一度ゼイタク覚えちゃうとダメだねー、2階席だと花道が全然見えんのよ。
 ま、それでも十分堪能させていただきましたが♪)


<御名残四月大歌舞伎 第一部>
一、御名残木挽闇爭(おなごりこびきのだんまり)
    ○三津五郎、芝雀のベテランはもちろん、
     染五郎、菊之助、海老蔵、獅童、勘太郎、七之助たち若手のエースが総出演!
     いや~華やか
            

二、一谷嫩軍記 熊谷陣屋(くまがいじんや)
     ○こちらは吉右衛門、富十郎、そして藤十郎の重鎮達が、
      重厚な演技でおなじみの演目を
     

三、連獅子(れんじし)
      中村屋(勘三郎、勘太郎、七之助)親子の、さすが息のあった連獅子ぶりに場内大拍手
      やっぱ〆はこういった華やかなモンじゃないとね




ああ良かった~




オイラ的には、ホントにコレで見納め。

でも第三部(夜の部)もいい演目(先代萩&助六)がかかってんだよなあ・・・ムムムム。
って、さすがにもう行くのはムリだけど。



ですので・・・

まだの方>ここは行っておかないと!
      幕見(なんと800円)でも行けるんだから!お早めに~

家元復活!立川流落語会 [落語]

2010年04月13日 | 落語・演芸部
火曜。

立川談志師(以下「家元」)の休養明けの復帰高座となる、
立川流落語会@紀伊国屋ホール。

この落語会・・・家元の著書「最後の落語論」を購入したヒトのみ応募可能で、
その中からさらに抽選で当たった方のみがチケット購入可能・・・という、
チケットをゲットするまでの道のりがやたら大変なイベント

偶然にも家元の休養明けの復帰第一弾高座と相成ってしまったのあり、
おそらく(部数からいって)50~100倍くらいの抽選倍率になっていたのではないだろか?。

それになんとこのくじ運などまったくないオイラが当選してしまったのは
以前ブログに書いたとおり


ココで今年の運をつかっちゃったから、タンでは泳ぎまくってんのかもな
なんてことはともかく

その、プラチナチケット握りしめて会場へ♪


<立川流落語会>
談修   宮戸川
志らく  茶の湯
談春   包丁
~中入り~
談志・談春・志らく 鼎談(途中から談志に変わり高田文夫センセイ登場)

談志  ジョーク →落語ちゃんちゃかちゃん 胴切り・首提灯(イリュージョン?)


まず、家元以外では・・・談春の「包丁」はお見事(この噺、家元でさえ苦手としてた噺である)。
志らくの「茶の湯」も益々パワーアップしてたなあ。


『鼎談』ももちろんオモロ。
30年以上前の、参議院議員時代にしつらえたというスーツを着て登場の家元(その当時と体型が変わってない!)、
弟子二人に囲まれて入院トークや記憶についてなど軽快に。
体力的には驚くほど回復してる様子が伺える。
休養直前の口上で見た家元とは段違いだ。これは期待できるかも・・・


そしてトリの家元へ。

まず高座に上がるなりいきなりずっこけて
「いやあ、医者の誤診だったんすよ・・・実は子宮ガンだった。ペニシリン打って治りました」
なマクラから入り
ジョーク集→落語ちゃんちゃかちゃん(様々な噺を入り交ぜたイリュージョン的内容)
→胴切り&首提灯のこれまたイリュージョン落語へ。

体力的には(終了後の記者会見の内容とは正反対に)ずいぶんよくなった印象。
声も休養前よりはだいぶハリがある。ちゃんと聞こえる。


ただ、『落語ちゃんちゃかちゃん』以降の内容は、正直オイラにはよく分からんかったなあ
(フレーズや揶揄で感動出来るトコはもちろん沢山あるのだが)

以前もこういった『神の領域』を垣間見せることがあった家元だが、
もうふっきれたのかそれのみ全開モードともいうべきか。


家元が自らを「精神的に壊れてきている」言っているが、
それはオイラなど凡人には理解できない領域にいってしまっているってコトなのだろう。

いわゆる『天才のみぞ知る』ってやつだ。

断わっておくがそれは落語(噺)においてのことであって、
トークやジョークなどは凡人にも分かりやすく(笑)、大いに笑わせてくれます。


終了後の記者会見では『もうダメでしょう』などと発言されていたようだが、
「もう声が出なかろうが、内容を理解してもらえなかろうが、自分の喋りたい高座をやる!」
ってな宣言をしてるような気もするなあ。

そして、ファンとしてそう思いたい。



そんな家元の久々の『生きざま』を拝見できた幸運に感謝






でも・・・もう以前のような『芝浜』などを家元の高座で聴くことはできないだろう。

それは非常に寂しいことではあるが、それを堪能する経験をオイラはすでに得ているという喜び、
そして今後それが叶わない(であろう)者たちに対する優越感というものもある。


(ま、落語で言えば文楽・志ん生、歌舞伎で言えば先代團十郎、
 野球で言えば長嶋の現役時代を『生で見たことある』ってのと同じレベルの感覚かな)


家元、今まで『落語の奥深さ』を教えていただき・・・本当にありがとうございました

古今亭志ん輔独演会【落語】

2010年03月15日 | 落語・演芸部
古今亭志ん輔独演会@東京芸術劇場小ホール へ。

やかん(開口一番) 古今亭半輔
饅頭怖い      古今亭朝太
お見立て      古今亭志ん輔
中入り
いろもの      三増紋之助
子は鎹(子別れ・下)古今亭志ん輔

故・古今亭志ん朝一門で今最も脂がノッている(と個人的には思ってる)志ん輔の独演会。
演目とといい、顔ぶれといい(志ん朝師最後の弟子、朝太も出演)『古今亭テイスト』たっぷり♪

志ん輔師は得意ネタ。
田舎者(お見立て)や子供(子は鎹)の出てくる話は特にノッてるなあ。

この師、もっと人気が出てもいいと思うんだけど・・・な、
実力ある噺家の一人であるとオイラ思う。

もひとつ派手さや押し出しがないんだろな~。
ま、そこがまたファンにとっては魅力なんだろけど。
(あと持ちネタも、もうちょっと増やしたほうがいいような


そういやもひとつ気になったのは師の出囃子。
あれ・・・『老松(志ん輔の師匠である故・古今亭志ん朝師の出囃子として有名)』だったような・・・?


志ん輔師の落語を聴くのは久々だったんだけど、最近使ってるのかな?
だとしたら・・・やっぱりそうなのかなあ

*聞き間違いだったらゴメンなさい