広域指定爆笑団・全日本茨咲連合会

カヤック・スキー・スキンダイブ・落語・お酒に目が無い「いばさく」のBlog。
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「春画展」のハシゴ?  【春画】

2015年11月20日 | 美術部

○某日
細川家伝来の文化財を管理・公開している永青文庫@目白にて開催中の<春画展>へ。


大英博物館所有の歌麿、北斎等の春画の原版が日本初公開されており貴重な機会。

しかし聞けば国内のあまたの博物館等の施設は「春画の公開」に尻込みしてしまい、
会場提供するところが今までなかったっていうのは寂しいねえ。
今回は細川元総理(会場・永青文庫理事長)の漢気で国内初公開と相成ったそうな。さすが殿!

そうした経緯や評判の高さもあってか平日でも入場者多数!春画がこんなに関心をもたれているとはなあ・・・
和モノ好きとしては嬉しい光景だねえ。

けれど当然ながらどの展示物にも大行列なのにはちょっと閉口。
これだけ充実した作品数を展示するならやはり大箱での開催を望みたいなあ。
(細川さんゴメン)


一方、永井画廊@銀座で開催中の春画展へもいそいそと。

(もちろん永青文庫とは別の日にだが、我ながら春画好きだねえ(^^😉 )

こちらでは北斎の傑作「萬福和合神」が大判でじっくり鑑賞可能!
この作品は同日に誕生した女性二人がそれぞれたどる対照的な運命を艶本として描いており、
北斎の世界観や日本の「和合」の精神も垣間見える奥深い作品。実に見応えアリ。


展示作品数は永青のほうが圧倒的だが、こちら永井画廊のほうが断然空いてるしじっくり鑑賞できます。
ビギナーのワタクシ的にも分かりやすく解説されているので個人的にはこちらをおススメ。
12/23までやってるよー(場所はあの「ナイルレストラン」の隣です)


「春画展」が同時期に二つも都心で開催されているとは、実に幸せな時代ですな( ^^)

漕いで飲んで、また飲んで?! 【日本酒】

2015年11月07日 | 飲んだくれ部

○11/7(土) 
AM
来週開催される「アイラブ古河マラソン」の予行演習?の付き添いで古河・渡良瀬遊水地へ。
せっかくなのでこちらもSUP静水練習をと遊水地に浮かび1.5hほど。
もう冬モードかと思いフルドライ着て漕いだら大発汗!SUPの運動量をナメてました(^^😉

ようやく左のフォワードがまともになってきたかなあ・・・

PM
もはや毎週恒例の休日出勤(――😉を済ませ、
夜の部は仕事仲間の紹介で某・日本酒持ち寄り会@六本木へ。

而今・吉川山田錦、賀茂福、文佳人、花巴、辰泉、若竹屋、etc・・・
さすが通の皆さんが集っているだけあって、持ち寄りのラインナップもシビれます ^^)
ワタクシも青森・田酒が県内のみで頒布している「外ヶ濱」を持参し楽しみました。
あ~飲んだ飲んだ、そして日本酒について大いに語った、大いに楽しめた!

幹事をはじめ参加されたみなさん、お世話になりました。



○11/8(日)
冬山へ向けての山トレ(昨夜の酒抜きも兼ねてね(^^😉)へ行こうと思っていたが生憎の雨。
じゃあ酒だけでも抜かねば!wと一路北へ。
まずは一度訪れてみたいと思っていたアウシュビッツ平和博物館@福島・白河へ。
併設のアンネフランクギャラリーも含めて見応え十分。

運営されている皆さんの努力には頭が下がるばかりだが、
もう少しアクセスのいいところにあれば認知度がもっと上がると思う。
特に子供や若い世代にこの事実を伝えるためにも。

その後三春町へ移動し、たむら屋@そば経由で目的地「三春やわらぎの湯」へ。
世界トップレベルのラジウム泉でほっかほか♪ええわあ。

アルコールもすっかり抜けたので、帰宅後はまーた近所の行きつけ居酒屋へ直行。

〆も福島の銘酒で(^^😉

初の「文楽」鑑賞は本場・上方にて 【文楽】

2015年11月01日 | 落語・演芸部
11/1(日)

人生初の「文楽鑑賞」を本場・上方にて!




<錦秋文楽公演・昼の部@国立文楽劇場>
○碁太平記白石噺(ごたいへいきしらいしばなし)
代官により理不尽に殺害された父の敵を討つべく、吉原で傾城・宮城野となっている姉にその事実を伝えるべく
奥州よりはるばるより江戸を目指す娘・おのぶ・・・

敵討ち噺は分かりやすくビギナーのオレにはどハマリ!

○桜鍔恨鮫鞘(さくらつばうらみのさめざや)
主人の為に奔走する屋敷奉公・八郎兵衛は屋敷から盗まれた刀の捜索に奔走。
その留守中になんと妻・お妻が金持ちの香具師から持参金50両を取り婿に取ってしまう。
それを取り持った義母から縁切りを言い渡された八郎兵衛は・・・

こちらは前半なんとも陰惨な、しかし後段には実は誰もが善人であるという展開に
やりきれなさを抱かせる実に浄瑠璃的展開の噺。
深いわあ。


○団子売(だんごうり)
〆は華やかな舞踊で。「餅つき」にはいろんな意味が込められていることもこれで知りました。
義太夫・三味線も多数登場で実に賑やか♪


鑑賞前には「わざわざ大阪まで出向いてるのに、公演内容が分からなくて爆睡してしまったらどうしよう!?」
とアホ特有の心配がアタマをよぎりっぱなしだったが、さにあらず。
歌舞伎鑑賞でもお世話になっているイヤホンガイドはもちろん利用させてもらったが、
舞台上にある電光文字盤で義太夫のセリフが字幕で表示されるんだね!
おかげで4時間の公演中は寝るどころかドキドキワクワクで楽しめました。

しかし鑑賞した席が前から4列目。
これは人形の細かい動きや舞台のLIVE感を感じるにはすごくいいんだけど
舞台脇の義太夫・三味線や字幕を見るにはいちいち首を動かさねばならず、
全体を捉えるためには10列目くらいから観るのがいいのかなあ・・・なんてことも。
これ、次回は忘れないように!


終演後は付属の展示室にて文楽のお勉強も。

文ちゃん、なかなか扱いやすいですw



大満足だった文楽デビューのアフターは、以前こちらの友人に紹介してもらいハマった寿司・海力にて。
こちらは独創的なネタを握ってくれるので毎回訪れるのが実に楽しみ。
本日はコレ「生アナゴ」に最もシビレた~♪


ついつい楽しみすぎて帰りののぞみは一本遅らせることになってしもた(^^;)
そんな中でも〆のナニワみやげ「551」は忘れずに~




「人形劇の鑑賞ってどうなんだろ?」なんてことも思っていた文楽に対するイメージ、見事に覆されました。
なんていうのかな・・・人形に感情や思い入れがない分、ストーリーや義太夫語りに集中して鑑賞できるような気が。
歌舞伎とはまた違った奥深さ(っていうかこちらが元々なんだし)を、もっともっと味わいたいなあ。
東京でもぜひ行ってみよっと。

ちょうど翌日が結婚記念日だったので「前祝い」としてフンパツしてしまったけど、
それ抜きでも全然楽しめたな(笑)

またひとつ、趣味が増えてしまいそうな・・・(^^😉



~おまけ~  
弁当男子 その43  <牛肉どまんなか!>


牛肉の時雨煮 / 梅干し / 高菜 / トン汁

頂き物のすき焼き用牛肉を弁当に!
この飛び石連休は(文楽を観にいった以外は)仕事や所用で祝日もツブれてしまったので、
せめて弁当作りだけでも豪勢にね、自腹じゃできんけど(^^;)