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広域指定爆笑団・全日本茨咲連合会

カヤック・スキー・スキンダイブ・落語・お酒に目が無い「いばさく」のBlog。
一目見たらあなたも立派な構成員?!

平成関ケ原 東西講談会(昼の部)@池袋演芸場 【講談】

2015年10月31日 | 落語・演芸部
○10/31(土)

<平成関ケ原 東西講談会(昼の部)@池袋演芸場>
 
村越茂助 左七文字の由来  宝井琴柑(前講)
野狐三次 木っ端売り    宝井琴
難波戦記 真田幸村     旭堂南湖
寄席文字          橘 右楽(ゲスト)
~仲入り~
書生節(バイオリン漫談)  旭堂南海
団十郎と馬の足        一龍齋貞山
幸助餅            旭堂南鱗

東西講談師が会しての豪華な余一会企画。
若手女流講談師として売れっ子の琴柑の前講からはじまり、
琴は火消し物の野狐三次の少年時代を、
上方中堅の南湖は映画上映も始まった「難波戦記 真田幸村」を修羅場たっぷりに、
ゲストには寄席文字書きの右楽が登場し、
仲入りを挟んで登場の南海はなんとバイオリン漫談を披露w
東の重鎮・貞山は待ってましたの芝居物、
トリは南鱗が人情話でしっかり〆!

ほとんどお初の方々でしたが、たっぷり満喫。
やっぱ本寸法の講談はいいねえ。ますますハマりそうです。

「難波戦記」も観に行かなきゃ!戦国モノ好きの方もよかったらぜひ~♪
(・・・でも上映は新宿武蔵野館単館で、かもモーニング上映のみなんだよね・・・悩)

講談ゴリンジャーin東京@木馬亭  【講談】

2015年10月30日 | 落語・演芸部
年の瀬も近づきつつあり、日々増しつつあるタイトさにシビれる毎日を過ごしております。
が、そんな中でも息抜きは忘れずに!
(その模様のブログUPはついつい後回しにしちゃってるけど・・・(^^;))

○10/30(金)


<講談ゴリンジャーin東京 @ 木馬亭>

東京オリンピック  田辺銀治(ブルー・講談スナイパー)
竹の水仙      旭堂南陽(イエロー・講談カリビアン)
吉良の忠義     旭堂南鷹(ブラック・講談ビッグダディ)
本能寺       神田山緑(グリーン・講談バズーカ)
安兵衛駆け付け   一龍齋貞鏡(レッド・講談プリンセス)


東京オリンピック開会式に講談を知らしめるべく5人の若手講談師結成された「講談ゴリンジャー」の公演。
もちろんお初。

戦隊モノ的なカラー&ニックネームを各人につけ、演出も(古典芸能にしては)相当凝ったPVまで作成・上映しての
盛り上げもなかなか。
さらに驚いたのは客席の年齢層が「比較的」若いこと。
木馬亭での公演といえば演者も客も年金受給者層というのがワタクシのイメージだったが(スミマセン)
2~30代の姿もちらほら、さらに女性も!
・・・講談、ホントにキテる?!


前置きが長くなったけど(^^😉本筋では貞鏡がよかった!
ダテに貞山の血は引いてませんな。
銀治の「東京オリンピック」は師・一鶴の作であり、当時のオリンピック参加国を読み上げるくだりは
講談らしくてオモロ。
西から参戦の南鷹もメンバー最年長らしい厚みのある語りでよかったなあ。



若手の講談師ももっといろいろ聞いてみたくなった一夜でした。

落語&講談のハシゴ、そして合間に仕事? 【落語 講談】

2015年10月17日 | 落語・演芸部
10/17(土)
SUP練習の予定だったが、天候不良で中止(T_T)

急遽フリーとなってしまった土曜日。
ならば久々に落語&講談のハシゴでもしてみますか~・・・ハシゴの合間に仕事もしたけどね(^_^;)

まずはこちらから。
<彩の国さいたま寄席 四季彩亭 ~若手落語家競演会~@さいたま芸術劇場>

祝・真打昇進な志ららの「高田文夫センセイ運転手ネタ」は相変わらずマクラとして鉄板。
その師匠である志らく師も生で見るのは数年ぶり、演じる『火焔太鼓』も以前より随分と丸くなった印象。
個人的にはこっちのほうが好きだな。(前は「先走り過ぎ」の感があった)

しかしここでもトリの一之輔師『子別れ』が一番だったなあ。
このトシでこの安定感・・・すごいわ。


その後会社に行って仕事を片付け、
近場で今夜開催中の公演からこれをチョイス!

<講談研究室 神田松鯉・松之丞 親子会 @お江戸日本橋亭>
みのり 寛永宮本武蔵伝 玄達と宮内
松之丞 赤垣源蔵 徳利の別れ
仲入り
松之丞 天保水滸伝 笹川の花会
松鯉  幡随院長兵衛 鈴ヶ森

講談はもうちょっとトシを喰ってからハマってみようと思っているのだが、
今夜の松之丞を聴いて今すぐハマりたくなった!
若手注目株な彼の評判は前々から耳にしており興味があったのだが、
なんせ講談自体を聴いてないのでライブの機会も当然なく(^_^;)
今夜がようやくのお初だったが・・・こりゃあ人気も出るわ。

久々に「世間に名の知られる」講談師となって欲しいモノです。


当初の予定より大幅に変更となった一日だったがw
たまにはこういうのもいいね♪



でもそろそろちゃんと漕ぎたい!(^_^;)




平日に歌舞伎鑑賞!が出来る幸せ 【歌舞伎】

2015年10月08日 | 落語・演芸部
10/8(金)
代休を使って平日に久々の歌舞伎鑑賞♪



<芸術祭 十月大歌舞伎 @ 歌舞伎座 昼の部>
一、音羽嶽だんまり
二、矢の根(歌舞伎一八番の内)
三、一條大蔵ものがたり
四、人情噺文七元結


「矢の根」では曽我五郎役・松緑の演じる荒事が華やかさ満点。
「大蔵ものがたり」での大蔵長成役・仁左衛門はさすが「今最も観たい歌舞伎役者」と言われるだけあって
貴族・武家・そして阿呆の3つの演じ分けを見事にこなす。
そして落語でおなじみ「文七」は菊五郎演じる喜劇を堪能。

あーオモロかった(^。^)
本日の一番はやっぱり仁左衛門かな。
あと「文七」で角海老女将・お駒を演じる玉三郎もさすがの貫録だったね。


秋から冬にかけての歌舞伎座のラインナップはいいのが並んでます(もちろん正月もだけど)
年内もう一度くらい行きたいなあ。。。

志の輔@ACT にて忠臣蔵を学ぶ 【落語】

2015年09月27日 | 落語・演芸部


SWの〆は落語!

○9/27(日)
<恒例 志の輔らくご@赤坂ACTシアタープロデュース>

第一部 大忠臣蔵~仮名手本忠臣蔵のすべて
第二部 落語 中村仲蔵


正月のPARCO公演では「新作」を、夏の本多劇場では「牡丹灯篭」を
そして秋のACT公演では「忠臣蔵」をテーマとした公演を行っている志の輔師。
この内まだ観れて無かったACT公演をようやく本日初見!

第1部ではいわるゆる浄瑠璃作品としての「忠臣蔵」と、史実としての「赤穂事件」の違いについてから、
「忠臣蔵」全十一段を師お得意のダイジェスト解説にて。
ワタクシ的にはこれで三段目に登場するおかる・勘平の五~六段目へ繋がりようがようやく理解できました(^^ゞ
(歌舞伎で観ているだけじゃ今一つはっきりしないトコがあったんだよね)
「忠臣蔵は有名だけど、そのあらすじをしっかり理解している人って意外と少ないんじゃないのかな?」な師の着目と
それをわかりやすく(そして面白く)解説できるファシリテータ―としての能力に改めて感心。


第二部は落語で忠臣蔵といえばコレ「中村仲蔵」を1時間以上の熱演でたっぷりと。
師の演じる歌舞伎ネタやお武家ネタは相変わらず群を抜いていいねえ。
いよっ当代一!


「秋の「志の輔」」もたっぷり堪能。

帰りは築地へ足を伸ばし場外で晩メシ。
その帰路、築地本願寺でのスーパームーンも実によかった。


そういや本日は旧暦で八月十五日で「中秋の名月」に当たる日。
落語の後だけに「スーパームーン」よりこっちの表現の方がしっくりくるね(^^ゞ

歌武蔵・扇辰 二人会 【落語】

2015年09月17日 | 落語・演芸部
○9/17(木)

<第40回 宇都宮落語会  歌武蔵・扇辰 二人会>

開口一番 子ほめ    三遊亭 歌むい
     稲川     三遊亭 歌武蔵
     匙加減    入船亭 扇辰  (ここから鑑賞)
~仲入り~
     紋三郎稲荷  入船亭 扇辰
     強情灸    三遊亭 歌武蔵


開演に間に合わず途中の扇辰師「匙加減」より鑑賞。

雰囲気・立ち居振る舞いが実に「噺家」な扇辰師はいつ見てもイイねえ。
聴き逃した歌武蔵師・稲川は相撲ネタで生では未聴だっただけに残念。


歌武蔵師からは喜多八・喬太郎両師と共に企画している「落語教育委員会」の
宇都宮公演が翌年3月に決定とのアナウンスも。
こちら宇都宮落語会主催の特別公演となるそうでそちらも今から楽しみ。
「落語教育~」は5年ほどご無沙汰だし~♪

白鳥の迷作?を市之輔で聴く  【落語 寄席】

2015年09月13日 | 落語・演芸部
○9/13(日)
久々の落語はハシゴで!

<池袋演芸場 9月中席昼の部>

トリ特別企画 三遊亭白鳥作 「任侠流れの豚次伝」10日間リレー落語
第三話 「流山の決闘」    春風亭一之輔
第四話 「雨のベルサイユ」  三遊亭白鳥

落語会の異端児・白鳥師の名作(迷作?)「豚次伝」をなんと寄席の10日間でリレー落語するという企画。
しかもそれを演じる顔ぶれが豪華。
白酒、市馬、一之輔、三三、一琴、扇辰、喬太郎、歌武蔵、百栄、彦いちの各師が日替わりで登場するのだ。
若手のホープ・一之輔から落語協会会長・市馬まで引っ張り出してしまうとは・・・
(市馬師は前日登場。どんなカオしてこの噺を演じたのかなあ 笑)

前評判も高く、開場一時間前に並ぶもこの盛況



各師と比較されてしまうリスクを自ら背負いつつこの企画をブチ上げた作者・白鳥師の心意気にもリスペクト。
しかし本日の競演は(残念ながら)一之輔師の圧勝!とジャッジ。
「噺の膨らませ方」と「演じる力」が申し訳ないが数段違うと感じた。やっぱすげえや一之輔。


またトリ前では久々に寄席で拝見した鬼才・しん平師『大山バスターズ』がよかったなあ。
この師が落語に専念してくれていたらなあ・・・と思うのは僕だけではないハズ。




さ、今日はもう一本!

<渋谷らくご>
サンキュータツオが渋谷・ユーロライブを舞台にプロデュースしているこの会。
注目の二つ目中心の構成で前々からなかなかの評判だったがようやく観に行くことが叶う。

立川 吉笑 / 滝川 鯉斗 / 春風亭昇々 / 春風亭一之輔

吉笑はマクラ、本筋ともに安心して観ていられる。
鯉斗はまだ「噺家」のしゃべりが出来ていないような・・・せっかくネタに恰好なバックグラウンドwを持ってるのに残念。
昇々はこの中では噺の完成度がピカ一。

そしてトリの一之輔は昼からの追っかけ(笑)となってしまったが・・・
「昼に池袋に始めておろした新ネタをここでもやります」のマクラにぴっくり、えええ~マジで?!

本人も「二度目ってあんまり良くないんですよね」と言っていたし、
あの池袋でのテンション・感動はさすがに二度は期待できないと判断し途中退場。
ま、こんなこともあるわな(^_^;)


最後はオチらしいオチがついて?久々に落語を満喫。


そして〆は代々木八幡・ポルトガル料理<マルデクリスチアノ>にて魚介&白ワイン三昧。美味し。
・・・「和」で〆られなくってスミマセン(^^ゞ





久々の落語はやっぱり寄席で! そしてアフターは先週に引き続き・・・【落語】

2015年08月31日 | 落語・演芸部
○8/31(月)

久々の落語!しかも寄席での月末余一会へ♪

<池袋演芸場八月余一会 噺坂 其の十>

三三師「真田小僧」は覗き見編&講釈編のロングバージョンで、
左龍師「三方一両損」は得意の顔芸?もたっぷりと、
菊之丞師「片棒」は次男坊の弔い案が実にオモロ、
トリの甚語楼「幾与餅」は顔に似合わぬ?廓噺を爆笑モードで熱演。

落語家としては「中堅」にあたる四師の勢いを感じさせてくれた秀逸な企画。


やっぱ、落語はイイねえ♪



そしてアフターは・・・人形町まで移動し・・・例のココへ!


先週も大変お世話になりました。





本日は珍しくお店に余裕があり、マスターから食に関する貴重な蘊蓄もお聴き出来ありがたい限り。


落語聴いて、極上の肴をつまみに旨い日本酒をクイーっといただく。

今宵も極上の〆也。

瀧川鯉昇独演会@宇都宮 【落語】

2015年05月15日 | 落語・演芸部
○5/15(金)

第39回宇都宮落語会 第39回定例落語会@栃木県総合文化センターへ 
所用で遅刻っ



上記の内、鯉昇師のパートのみ鑑賞。
「船徳」「甚五郎 ねずみ」をたっぷりと。

師は久々に拝見したが、還暦を迎えられて益々脂がのってきている印象。
以前よりよかった「間」がさらに味が出てきたような♪


でも、今注目の二つ目・たけ平も聴きたかったなあ~残念!



こんな豪華な顔触れの落語会を宇都宮で気軽に聴けるのも、
長年運営に尽力されている「宇都宮落語会・事務局」のみなさんのおかげです(^。^)

水戸で目と耳を「芸術」に浸らせる 【山口晃 志の輔】

2015年04月19日 | 落語・演芸部
○4/19(日)
水戸芸術館で開催中の『山口晃 展』へ。

前々からファンだった同氏の個展が水戸にて開催。
現実と空想(妄想?)の混然化した表現がたまらなく刺激的。
特に「紙ツイッター」には笑いがこみ上げ、
大河風大作?「無残ノ介」シリーズには大興奮!
これ、映画など映像へのへの展開もオモロそうだけどなあ。

そしてその後は、同所で開催の『立川志の輔独演会』を運良くキャンセル待ちGETで鑑賞。

志の麿   子ほめ
志のぽん  初天神
志の輔   スマチュウ
~仲入り~
志の輔   江戸の夢  

前座が二人(志のぽんは二つ目だけど)も出てきたり、
マクラやネタの一部が正月のPARCO公演とカブっていたり(これは想定内だったけどね)な内容だったが
さすが地方でも手を抜かない志の輔師、トリの「江戸の夢」は時間大幅オーバーの熱演!
円生師のCDでしか聴いたことなかった(しかも筋忘れてた(^_^;))ネタなので感激しきり。
さすがやわあ。


目と耳のいい保養になりました♪
あとはアタマでの理解度を上げる努力もしなければ、だけどね(^_^;)