久々に

なかなか暖かくなりませんね…。今日も一日天気が悪く肌寒い土曜日でした。
でも南風が吹かないほうが放射性物質が飛ばなくていいのかな。毎日なんとなく風向きを気にしてしまいます。天気予報で風向きや拡散予測をやればいいのにと思うんですが。そうすれば予防策を講じることができるのに。

今日は昼間の１２時からＨＢＣで映画「アフタースクール」をやっていたんです。
佐々木さんが出ているから、「ハンチョウ」の宣伝を兼ねてかしら。
この作品ＤＶＤも持っているんですが、やっぱ地上波でやるんならオンタイムで見なきゃと思って出かけずに最後まで見てしまいました。
何回見ても面白いです。内田監督ってつくづく天才さと思う。
一番最初に見たときと二回目以降では全く視点が変わってしまう作品。
淡々とストーリーが進んでいくんだけど途中とラスト近くで話が一転、二転するのがたまらない。初めて見た人は途中で必ず「はあ？」「えっ」となってしまう場面があって、あの観客の反応見たさに３度も劇場に足を運びました。全て理解した上で最初から見直すと大したことなさそうな何気ないシーン全てに観客をミスリードに誘う巧妙な仕掛けがあり、逆に物語の鍵になるのか？と思われるような部分は実は全然違う意味のシーンだったりとか。ほんとお見事。軽いタッチで描いているのにテーマも意外に深く、愉快な話なのにシニカルで人生のエッセンスが篭められていたりしてやっぱ傑作。大泉さんは良い時期に良い作品に出られて本当に幸せ者だと思う。
やっぱり役者としては年に１本は映画かドラマでヒット作がほしい。
今年は「もしドラ」がもうすぐ公開、「探偵はＢＡＲにいる」が９月公開となっていますので、是非ヒットしてほしいな。特に探偵のほうは主演だし、もし好評だったらシリーズ化できそうだし、当たってほしいと思う。

今時期春休み～ＧＷ興行でシネコンはアニメや特撮ものなど子供向けの作品ばかりで、大人はいったい何を見に行ったらいいの？と思っちゃう。
そんな中来週から話題作「八日目の蝉」が公開になりますね。今日ブランチ見てて予告見ただけで涙涙でした。
これは小説のほうもＮＨＫのドラマも評判を呼びましたよね。映画もすごく良さそう。永作さんの演技が高評価なので、もしかしたら今年の賞レースは主演女優賞に堂々名乗りを上げるかも。これはＧＷ中か明けに、必ず見に行こうと思います。