赤鼻のセンセイ第３話

皆既日食の今日、晴れていればこちら札幌でも観測されるはずがあいにくの曇りで残念なことに確認できず。オフィスの窓も南と西側しか向いていないため、そもそも勤務中は無理でした。
一番注目されていた鹿児島の悪石島ではちょうどその時間突然の暴風雨に見舞われたとか。奇妙なこともあるものですね。それにしてもこの島の名前…獄門島とか悪霊島を彷彿とさせるなあ、と感じてしまうのは私が横溝正史ファンだからでしょうか（笑）

さて赤鼻のセンセイ。
近頃の連ドラは１話目は様子見というかお試しというか、１話に比べ２話でぐっと視聴率が下がる傾向にあるように思うのですが、赤鼻は初回と比べても２話はそんなに大きな数字の落ち込みはなかったようでちょっと安心したのですが。相変わらずの低空飛行であることには変わりなく。ただ他のコールセンターとか悪魔とかも数字が悪いのでそんなに目立たないというだけ。北海道では初回の視聴率が１６．３％とその週のドラマ視聴率では天地人をも抜いて任侠ヘルパーに告ぐ２位だったんですが、今更あんまり慰めにはならない。元々大泉さんのドラマは北海道でのみ視聴率が良くて、今までもだいたい２０％近くは稼いでいるのです。なのに今回１６％台というのは低い方だと思う。そもそも一般的に参考にされる視聴率は関東近辺だけのもので、誰も北海道の視聴率になんて興味ないとはと思うけど。今や道民でさえ大泉さんのドラマ出演には慣れてしまったのか、関心を集めることはできなかったみたいで残念です。結局北海道、全国とどっちつかずのお仕事を続けていくうちに、どちらも中途半端になってしまい人気が尻すぼみになっていってしまうというのは最悪のシナリオだと思うので、なんとかここらで方向転換してほしいんですがね。
自分的には大好きなテレビブロスの「ここがヘンだよ第１回」のドラマレビューでも評価が低かったのがちょっとショックでしたね。
で、今回の第３話。
ま、もうこのドラマの展開というのはなんとなくわかっているので、このベタな世界観をいかに楽しむかということにかかっているのですが、なんとなく今イチ乗り切れないんだよねえ。何がダメなんだろう。正直今回ばかりは脚本も今ひとつかな、と思わずにはいられないんだよね。セリフのひとつひとつがありがちっていうか…すごく役者さんのお芝居に頼っているような気もします。で、周りが達者な分、大泉さんのいたらなさが目立つような気がするんだよねえ（笑）私だけ？元々大げさな芝居をする人ですが、そのオーバーアクションが笑いではなくウザさを加速させているような。せめてこれ、普通の小学校とかが舞台じゃダメだったのかなあと思わずにはいられません。サンサンで言ってた８歳の天才子役の少女はお見事でした。さめざめと泣くシーンなんか素晴らしかったです。他の作品でも見かけたことがあるので、きっとまだ小さいけどそれなりにキャリアがあるのでしょう。大泉さんも頑張らないと。

今週は「甲子園への道」をやっているので、おにぎりもどうでしょうもお休み。この時期って毎年のことだけど甲子園関係でＣＵＥの番組が割り食っちゃうのよね。仕方ないとはいえ、なんかつまんないよ～。