暦は 三月になったのに まだまだ寒い日が続いています。
それに 春の嵐のように 強い風です。
歌のように ♬ 春は名のみの 風の寒さや~ ♬ と 調子はずれで歌っています。
庭の ヒイラギナンテンは 季節を感じて 黄色の花を咲かせています。
かたずけ始めた 引き出しから 時計が7個も出てきました。
全部私のものです。 全部止まっています。 それぞれに買ったときの状況を思い出すから不思議です。
皮のベルトの 傷んだものを外し 時計屋さんに持ち込んで 気に入った思い出のものを 二個 生き返らせてもらいました。
残りの五個は ネックレスになっているものや 和服の帯につけるものなどですが ブラントの高級なものは 一個もありません。
今は携帯電話が 時計代わりですから 腕時計をつけることもありません。
若いころ 身に着けている腕時計で その人物がわかると 先輩に教えられたことがあります。
衣装 お人柄 作法 教養がそろって腕時計となるからでしょうか。
バスの時間を 気にして 腕時計を見るくらいですが それより私の人生 残り時間ありますかと 聴いてみたいものです。