暖かさを売り物にしている 宮崎県に住んでいて <寒い>と口にするのは 気がひけます。
家の中に入るのに 太陽の日差しを追って 家の中で居場所を変えています。 九州電力は節電を呼びかけているし ファンヒータを控えめにつけています。
そこで思い出したのは 綿入れの半纏 天袋から 出しました。 赤の絞り柄ですが そんなこと 気にしません。 手を通してみたら 暖かい 早速羽織っています。
遠くから見たら [あら どこの娘さんか?」 と思われそうです。
そして 出てきたのが ねんねこ丹前 長男が生まれたとき 母が縫ってくれたものです。まだ とこも傷んでいませんし 襟のビロードもしっかりしたものです。
赤ちゃんをおんぶして コレを上から着れば 暖かいだろうなあー と思いますが この歳では危ないものです。
テレビを見るとき 使えば暖かいだろうと 一日 おひさまに干して 家の中で 使うことにしました。 こんなねんねこ丹前 見かけることも ありません。
若いママは「こんなのどこに売ってあるのですか」と聞かれます。
母のウールの着物をといて作った30何年前のですが、今再び日の目を見ることができ、私も嬉しさと懐かしさで誇らしげな気分になります。
失礼かも知れませんが写真の綿入れ全体に黒っぽく写っています。うちのパソコンが悪いのでしょう。
私は子供の頃、「五木の子守歌」のように頭を手ぬぐいで包み、ねんねこで我れ人ともに一体化した絵を見てやりたくて仕方ありませんでした。
小さい弟妹もいなくてかないませんでしたが。
私の思い出の商品として毛布丹前がありました。綿100の素材がそのまま丹前になっておりとても肌ざわりの良いものでした。
今起毛商品を中心につまらない生地をGOOブログにまとめここからakiraをクリックすると、移動できるようにしましたので私のブログへも
遊びに着てみてください。
冬用は 綿を入れ 夏は表生地と裏生地で ぬっていました。
不要になった着物で作っていましたから 銘仙などが多かった気がします。
この歳になると子供をおんぶするのも 危ない気がします。
それても ねんねこは暖かいです。
近頃は 私達の知らない 保温性の高い衣類が 市販されているようですね。
ありがたいことです。