端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

どぶろく

2007-01-14 | Weblog
この寒い時期 甘酒を良く作ります。
もち米を 沢山頂いていますし 米麹は隣町の麹やさんにお米を持って
行けば わずかな加工賃で 手に入るのです。

先日 甘酒をつくり米麹が残っていたので 一度は挑戦したかった
どぶろくを 作ることにしました。
どぶろくの作り方の本は 以前から何冊か手にしていましたが いまいち
腰が上がりませんでしたが さすがはインターネット素人の私にも すぐ
分かるのが 出てきました。

手順良く始めると わくわくします。
アルコールは 飲めない私ですが 甘酒を飲むたびに 呑み助の
穴熊さんに どぶろくを所望されていたのです。

それも 子供の頃から 甕を開けて飲んでいたらしいので 本物の
呑み助です。 素質充分だったのでしょう。
向田邦子さんも ナイショでどぶろくまがいの 飲み物を好んで飲んだと
エッセイに書いています。

蒸し米に 麹 ミネラルウォーターを入れ かき混ぜドライイーストを
いれ ヨーグルトを一匙入れ 蓋をして毛布でくるみ 穴熊さんの目の
届かない 私の部屋の隅に置きました。
なんと 甘い昔の甘酒饅頭の香りが 部屋中にして いい香り。

そして 今朝 三日目 蓋を開けると 小豆の粒ほどの泡がぶくぶく 
沸いています。
生きているのです。 匙ですくって飲んでみると アルコールの度が
あります。

本物の どぶろくを 飲んだことの無い私には 比べようがありません
が これを濾して 五合瓶にい入れ 「どぶろく 穴熊」とレッテルを
貼り もう一度 挑戦してみようと 思っています。
県内に どぶろく特区の指定を受け 町おこしをしている所が
あるので 行ってみたいものです。

それにしても 今まで付き合いのあった 酒屋さん どこのご主人も
アルコールがダメ の方ばかりでしたが のん兵衛の酒屋は成り立た
ないのでしょう。


コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 腹も身の内 | トップ | 日向夏 »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
今夜は飲み会です (ichi)
2007-01-14 12:34:37
 素晴らしい、アルコールまで自家製ですか。
 
 実はどぶろくを飲んだことがありません。
 日本酒よりコクがあるのでしょうか。
 
 落語か何かで、酒屋の亭主が自分の店の酒を飲むのに、払った金を自分で受け取って、それを何度も繰り返し、随分飲んだのにちっとも金が増えない、というのが有りませんでしたっけ。
 仰る通り、好きなだけでは商売にならないのでしょうね。
返信する
とてもおいしそうです。 (ゴトウ)
2007-01-15 07:34:39
女房さま、手作りどぶろくとってもおいしそうです。
イースト菌とヨーグルトを入れるんですね。ヨーグルトを多くしたらインドの飲み物みたいな味になるのでしょうか?
酒屋、私はなれないと思います。
返信する
ichiさんへ (穴熊の女房)
2007-01-15 17:26:51
どぶろく まだですか。
添加物なしですから 二日酔いには ならないと思います。
私は飲めませんので 味の具合は分かりませんが
アルコールの度があるのはわかります。
いい香りです。
返信する
ゴトウさんへ (穴熊の女房)
2007-01-15 17:31:44
世界中には いろんなアルコール飲料があるのでしょうね。
昔は 自分のうちで作って 飲んでいたらしいですよ。
だから子供のうちから 味を知っていたらしいです。
返信する
どぶろくの思い出 (あまてらす)
2007-01-16 10:29:09
私の母と、母の母はどぶろくつくりの名人でした。父も、母の父も大酒のみで、貧しい生活では酒代が大変だったのでしょう。密造酒で税務署の調査があるといってどこか判らないところに隠していました。
 子どもの頃、時々カメからすくって飲んでいました。
 思ったより母が早くなくなったので、私は母から何も教わっていません。いろんなことを教わっておけばよかったと、何かのたびに思いました。
 今はインターネットがあるのですね。調べてもらうことにしましょう。
返信する
あまてらすさんへ (穴熊の女房)
2007-01-16 21:45:43
我が家の 食卓に どぶろくの容器がドンとおいてあります。
夕べから 晩酌は このどぶろくです。
勿論 私がコップが空になると 継ぎ足します。
穴熊さんの 顔が赤くなるので 度数は分かりませんが アルコール度はあると思います。
今日は コップ四杯で 出来上がって 寝ました。
なくなったら 又作って見るつもりですが 昔のどぶろくの味を知っている 方を探して 味見をしていただくと いいなあーと思っています。
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事