端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

なるほど

2012-02-21 | 思うこと

2004年4月25日に 隣の市 西都市で 全国植樹祭が西都原史跡公園で 行われました。

それに 参加の 皇后様は 飛行機を降りられるとき 貝紫の優しい色のスカーフを 襟元に 覗かせて おられました。

後で聞いた話では 綾町で手つむぎ工房を 営む 秋山真和氏の製作の物だと 知りました。

作り手の 秋山 真和氏の住む 宮崎に行くのなら このスカーフをとのお心使いだったのだ と私は一人で 思っていました。

そして先日 朝日新聞が シリーズで特集の  ニッポン 人 脈 記「つむぐ 織る」 の中で秋山 真和氏を紹介していました。

天然の染料に拘る 秋山真和氏 色々な繭を 試して見ても 納得できず 日本古来の繭 を自分で育てて 織物にして 染色を試みる為に たどり着いた品種は 小粒の日本在来種の 「小石丸」 だったとのこと。   

しかも 其の繭は 皇居と農林水産省で 飼育されているのみだったとか。 秋山真和氏は89年に 蛾三匹分の卵を 譲り受けられ 「小石丸」 の繭作りを 始められたとか。  

どこの 蛾が 提供されたか 分かりませんが 皇后様が 蚕に桑の葉を給仕しておられる ニュースを 見ています。

同じ 「小石丸」の 話が 皇居に 届いていたのではないかと 感じた私。 植樹祭のときの 皇后様の スカーフに込められた 思いに 改めて 心温かくしています。

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2 コメント

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なるほど、なるほど (まろ)
2012-02-22 14:09:56
もうずいぶん前になりますよね、皇后さまのスカーフの話。
その時初めて「貝紫」という言葉を知りましたが、蚕もこだわりがあったのですね。
子供のころ、桑の葉を蚕にやっていたことを思い出しました。
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まろさんへ (穴熊の女房)
2012-02-23 15:45:40
私の 集落のはずれの桑の木 毎年沢山の実を付けるのです。
誰も 採りませんので 私が採ってジャムにしています。
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