子供の頃 あのにがさは 苦痛でしたが よく食べさせられていました。 昔は 子供だからと 特別なおかずなど ありませんでした。
それもお腹の虫に効くからと なんとか言われて いやいや食べていました。
昨今の節電で 隣町の 由緒正しい 種苗やさんで 我が家も 苦瓜の苗を買って 朝日をよけるために 植えました。 這い上がるための ネットも 穴熊さんが ぶつぶつ言いつつ 設営しましたが 余り芳しい成績ではありませんでした。
それでも 早朝 必ず蜂が何匹か 花をめがけてやってきます。 小さな実が 目に止まるようになれば 爺と婆の 会話のネタになります。
まあまあの 日よけの役割を果たし くたばりかけていますが 畑に植えた 苗は 沢山の実を付け 食卓に上りますが なんせ田舎人料理のレシピが少ないのです。
今日は 薄く刻んで かっを節をいれ油で少しいためて 黒砂糖(粉) 醤油 酒 切りごま を入れて 佃煮もどきにしてみました。 ご飯にあう おかずです。
長い人生 いろいろ苦さや 辛さ を感じたからこそ この苦瓜の 苦味を美味しいと 感じるのかもしれません。
この細長い 華奢な品種は 特に苦いようです。