あきしの風~波多之國めぐり

四国西南端に位置する幡多周辺の情報を発信&日記など発信
都会生活に慣れた人達にはものすご~く退屈な場所です

絶壁のアコウ(榕樹)

2014年04月28日 | 幡多の草花たち

いつもの大戸の散歩コース ここの断崖絶壁に新芽を輝かせてアコウ(榕樹)の木が生えています

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今、イチジクに似た形状の小型の隠頭花序を幹や枝からつけています

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アコウの種子は鳥類によって散布されるが、その種子がアカギなどの樹木の上に運ばれ

発芽して成長すると、親樹を覆い尽くして枯らしてしまうこともあり、絞め殺しの木とも呼ばれている

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しかし、恐ろしい別名とは違って新芽は若々しく綺麗です

周辺では、土佐清水市松尾の「アコウの大樹」が有名

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同じく、松尾の海辺にある「石抱きアコウ」も

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幡多郡大月町柏島の「アコウ公園」のアコウも

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アコウ(榕樹)の木って、なんかご神体のような感じで祀られているような気がする

他にも私の知らない所でたくさん茂っていると思うけれど、これも守っていかなければならない地元の遺産

身近な所で、後世に引き継いでいかなければならないものがたくさんあると思うけれど・・

今回の「ジオパーク」への取り組みは、そのようなものに今一度目を向けるいいチャンスだと感じている


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (田舎の爺)
2014-04-29 14:07:11
こんにちは
珍しいい樹が有るのですね
天然記念木にでもなっているのでしょうか?
丸い粒粒は実なのでしょうね
若葉がきれいで花と間違いそうですね
何物にも負けない頑丈な樹のようですね
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田舎の爺さんへ。 (akishi)
2014-04-29 15:22:44
田舎の爺さんへ。
コメント有難うございます。
「松尾のアコウ」は樹齢300年以上で1921年に国指定天然記念物の指定になっています。
果実は熟すと食用になるけれど、食べたことはないです。
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