あきしの風~波多之國めぐり

四国西南端に位置する幡多周辺の情報を発信&日記など発信
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一冊の本

2012年10月08日 | 日記・エッセイ・コラム

読書の秋ではないけれど、最近読んだ本の中の一冊の本

「置かれた場所で咲きなさい」 著者:渡辺和子さん(1927年~) ノートルダム清心学園理事長 

私がこの本を手にしたときは、21万部突破とあった

「人はどんな境遇でも輝ける  どうしても咲けない時は、下へ下へと根をのばす
つらい日々も、笑える日につながっているのです」 とある

Pho121008

多くの人は、この置かれる立場(従業員)で、自分の望む場所で暮らせているのはわずかだと思う

確かにグチグチと文句を言う前に、そのポジションで花を咲かせる事を考えるのは大切な事

この本を読んで・・ 「頑張ってみよう」と思える人は、まだ心のどこかに余裕のある人のように思う

111頁に聖書にある言葉として 「神は決して、あなたの力に余る試練を与えない」 と書かれている

しかし、誰もが強い人ばかりではない  ほんの些細なことでも心が折れそうになることもあり
どんなに頑張っても、その試練に耐え切れず、自ら命を絶つ人が多いのも事実

今の自分の姿と照らし合わせて、いろいろと考えさせられる一冊の本でした

20代の頃に津和野を旅をした時に泊まった宿・真誠の館長に頂いた色紙に書かれていた言葉

  生 涯 稽 古

この言葉を今まで座右の銘として生きてきたけれど・・ これからの人生においてこの言葉も追加されそうです

  置かれた場所で咲きなさい

秋の夜長、ゆっくりと読書もいいもんです  あなたの心に響く一冊に出会えるかもしれません


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