京都で、着物暮らし 

京の街には着物姿が増えています。実に奥が深く、教えられることがいっぱい。着物とその周辺について綴ります。

肌寒い夜に、紬で

2006年05月12日 | 着物フレンド
パートナーのお車で着物フレンドの翻訳家のみょうがさんがご入洛。
待ち合わせて夕食をともにする

先月お互いに子どもの結婚式があったばかりなので、まずは乾杯



みょうがさんは、本日は肌寒いので厚手の単衣の紬に、枇杷の染の帯。
素敵な季節もの。

それに肌寒い夜に薄物のコート。
私もこういうのが1枚要るな~







素敵なお写真を見せて頂く。
先日の志ま亀を御召しになったお嬢様の白無垢のお美しいこと

デジカメでプリント写真を接写ショットをさせいただいた。


いつもはひっつめ髪のみょうがさんだが、留袖に結髪がとてもおキレイで、
おんな度がかなり高い。
これから、柔らかもの訪問着なども御召しになることをオススメする。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カジュアル親子対決!

2006年05月12日 | たまには洋服(旅行記を含む)
深窓編集長に、メールと画像が届いた。
息子のY子ちゃんからだ!

「イタリア旅行~より無事帰ってきました
15日間という長い期間だったので、十分にイタリアを堪能できました!
イタリアは3回目でしたが、南イタリアやシチリアは初めてで、また別のイタリアの顔を見た気がしました。


              Amalfiw にて
とてもゆっくり時が流れており、人々も北部よりさらに明るく陽気な人々が多く、そしてとても料理が美味しかったです!

青の洞窟も思っていた以上に神秘的な色と輝きを放っており、2回も見にいってしまいました。
本当に最高のハネムーンでした」


誠にけっこうなことでした!

ミーハーな母の耳寄りな情報
いま芸能ニュースサイトをみたら、 息子が婚礼直前にソウルに行って制作して来たと言っていたCMが13日からオンエアされるとあった。
これで、あの何とかさまの画像が先月送られて来たわけがわかった
オンエア前だったからマル秘だったのか!

http://www.excite.co.jp/News/entertainment/20060511102929/Nikkan_p-et-tp0-060511-0008.html
http://www.excite.co.jp/News/video_news/g060523.html?player=rp&rate=500
http://www.excite.co.jp/News/video_news/g060523.html?player=wmp

おまけ
ミーハーな母のちょっとそこまでカジュアルです
スカートは大昔から履いているイッセイのもの、
ブラウスはユニクロさん、
カーディガンはアンティエのシルクニット


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初夏のキャリアスーツ

2006年05月11日 | たまには洋服(旅行記を含む)
昨夕は長くご一緒させていただいているいちばん楽しみな委員会in OSAKAがあった。
座長は、高名な国際級のAさま
主催者、御年80を超えてますます勢力的にチャレンジ的な事業(まだ公表は出来ないが、医療とセラピーを併せ持つ先駆的な事業)をこの4月から開始されたM氏
ビッグな男女をトップにした会議は刺激的で楽しくて仕方がなのだ。


会議後の会食も超お楽しみのひとつ。
初夏のしつらえの西天満の料亭で立派なお席をいただいたことでした。
いつものことながら


年下のおふたりのキャリアスーツ姿はさすが板について格好いい。日経新聞系では高名なお二人


白のスーツのHさんによると、
このスーツはテーラーメイドで家で洗える生地らしい。
夏に白はクリーニング上の理由から敬遠していたのだが、
それなら1枚欲しくなり、私たちはちょっと関心を示してしまった。

私も雨模様だったので買い置きの黒のいまの時期に相応しいサマーウールのスーツを着た。
洋服のブランドには疎いわたし、確か、コムサの上級ブランドだったと思う。
たまにはスーツも着ないと、足を人目にさらさないと、
緊張のない鈍った足になりそうで。。。。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっとしたスーツ

2006年05月08日 | たまには洋服(旅行記を含む)
このところ何もこれといってマトモもなスーツを買っていないので、
洋服の選択肢が日々狭くなっています。


先月東京へ行った時は手持ちの春のウールジャケットに同じ色目のイッセイのスカートを併せました。



息子新夫婦のご近所へのご挨拶には、親として地味目のクリッツアー。


そして、今日の街へのお出かけは、1枚仕立てのカジュアルなジャケットスーツ。スカートが気にいってます。


この春色のケリー型のバックは、国産(銀座の老舗のネット店で)の優れもの。いっぱい入って、着物にも洋服にも、仕事にも愛用しています


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家族のお食事会

2006年05月07日 | カップルで
子ども2組ファミリーが夫の定年慰労会を開いてくれました。









3組の子ども夫婦からはパソコンの一部にして貰いたいとの金一封(初めての子どもからの金封)、
私からは、いまお仕立て中の単の着物の目録を贈呈しました。









  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

先取りの塩沢の単と蛍ぼかし

2006年05月04日 | カップルで
GW中にこの春に定年を迎えた夫の慰労の一席を子どもたちが儲けてくれることになっている(息子たちはただいまイタリアハネムーン中で参加できないのだが)
もちろん、内助の功、否、外助の功妻の私への慰労も含まれている はずなのだが。。。

お天気のいいうちに夫婦の皐月の着物をコーディネートすべく、朝から箪笥をゴソゴソ@至福の時。

男性は正式な場へは羽織り付きが当たり前で、着流しで行くわけにはいかない。着流しは飽くまでもカジュアル。夏には夏の羽織りもある。
そこで、少々気温が上がリ、場所はホテルなので、先取りして単の塩沢に紗の羽織、色目は渋いグリーン系
女性なら葵祭に絽紗合わせを着るようなものだ。
襦袢は、衿は合い、袖は単衣。



私は、まだ合わせにしておく
ただし、長襦袢は単衣。
真由美センセにお褒めいただいた蛍ぼかし(5月末には疏ベリには蛍が!)、
帯は色目が綺麗な袋帯をしてみたいので、和奈織草木染めの袋、帯締めは草木染めの生成りで引き締め、帯揚げは着てみた具合でどちらかに






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

友人の誂えた「志ま亀」の訪問着

2006年05月02日 | 若いひと
このたび、わが着物フレンドで、たびたびコメントもいただいている翻訳家のみょうがさんのお嬢様がご結婚!
仙台で先日、白無垢綿帽子で挙式されました。

みょうが様は、お祝いにあの銀座の「志ま亀」で訪問着など一式誂えてあげられました。この眼福の晴れ着をご覧ください
お嬢様、末永くお幸せに!
私たちも仲良く末永くおつきあいをさせていただきます。






素敵素敵!
品格のある着物って、いいですね。
御喜びの日に相応しい品格がにじみでていて!

このクリームのお着物に、控えめの市松の帯がいいです。
黄緑色がいまの季節にぴったり。

お母様にとっても眼福のお嬢様の晴れ着姿!
育てた母の歓びひとしおのいい記念写真をおねだしりてよかったです。
私もうれしい温かな気持ちのいただき、涙目に!


ただいまみょうがさんのサイトに行ってみたところ、がダウンしておつれ合いのパソコンを使用中とか!
それで、私が勝手に日記内の志ま亀レポートを転載させていただきました。
お嬢様とご一緒だったようです。


先週末に東京へ出て、一年半ぶりに娘とデイト。ついでに、約束していた着物を買ってやった。
親が嬉しげに着物きものと騒いでいるので関心をもったのか、一枚、付け下げを買ってやりたいけどどう? と水を向けたら、いいよ、と乗ってきた娘。

自分のこととなると空意気地がないみょうがも、ひとごととなるとけっこう厚かましい。昨年、銀座の呉服屋に、そのうち娘の着物を買いにきますからよろしく、と挨拶を入れておき、さらに直前にハガキで何月何日に行きますのでと知らせた。

そのかいあって、おそるおそる店の戸口をくぐると、ああ、○○さま、お待ちしておりました、どうぞ、と招じ入れてくださる。台のうえに仮絵羽の着物が重ねておいてあって、担当してくれた女性がこんなのはいかが、こんなのもありますが、と娘に見せてくれる。娘は入り口のショーウィンドにあった黒の小紋に気を引かれたらしかったが、あれは小紋だからね、二枚目にしよう、今回はこっちねと引き戻す。

とにかくあてて見ませんとというわけで、畳敷きのほうへ娘が上がり、担当さんが選んでくれた黄緑色、ベージュ、臙脂色と次々と巻き巻きしてもらう。さらに帯をあれはどうか、これはどうかとあてていく。当人は鏡に映る自分の姿にとまどったような、困ったような顔をしているが、こっちが興奮。ああ、いいなあ、いい色だねえ、模様もとってもいい、うん、こっちの帯もいい、あ、これはまた雰囲気ががらりと変わるねえ。この色も特徴的でいいけどねえ。ああいやいや、あなたが決めなさい。自分が好きでないとあとから着る気にならないからねえ。ああ、この帯、ううん、なんて鮮やかなんだろう。いやいや、あんたが決めなさいよ。それにしても、としゃべりまくる。お恥ずかしい。

結局、着物はベージュ、帯は黄緑と金の市松にして、それにあう帯締め帯揚げ、それから長襦袢とひととおり組み合わせてもらった。二時間くらいいたのかな。とにかく色合いがきれい、柄がきれい、若い人の着物を買うって、ほんとうに楽しい。至福のひととき。

それではと購入手続きが始まったときに娘が囁く。ねえ、値段のこと、いっぺんも出なかったよ、そういうものなの? そう、そういうものなのよ、呉服屋って! しかし、出てきた明細書は、こちらが昨年告げておいた予算にちょっぴり毛が生えた程度。みごとなもんでありました。おまけに、春に結婚するんですと言ったら、担当さんが社長、こちらご結婚だそうでと耳打ち、心ばかりのお祝いですとかわいらしいバッグまでつけてくれた。

驚いたのはその後。まだ時間があるからと銀座周辺のデパートやら呉服屋やらをのぞいて歩いたのだけれど、件のお店のきれいな色合い、柄が頭に染み付いてしまっていて、ほかのものを見る気がしない。それは着物ショッピング初体験の娘も同様で、ほかのはなんだか野暮ったくて、ううん、欲しくないかもって思っちゃうねえ、と。
じつは東京から戻った晩から風邪で寝込んでしまったのだが、寝床でうつらうつらしているあいだも、ああ楽しかったなあ、ああ、あの色合い、ほんとうにきれいだったなあ、と妄想炸裂。着物に親ばかをかけあわせ、風邪の発熱をふりかけるともう恍惚……でありました。以上、お見立ての光景がイメージできる文章さすがの母は、高名な翻訳家!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

洗える&特製仕立ての長襦袢

2006年05月02日 | きもの関連&小物
また例の伊勢丹@京都店で、着やすいと担当のMさんが薦めてくださった洗える長襦袢を最近つくりました。
昨日の若い人たちとの集まり(着物関連コミュ)に下ろしてみました。

生地は東レシルック、カタもの用にと、粋なシマ柄。

胸脇にダーツがあり脇の始末がラク!腰紐が縫い付けられているので着やすい!
洗えるので、気楽に着られる!
だだし、マイサイズに誂えるので、けっこうお高くついた







背は単衣で、袖は合わせになっているので、いまの時期にはピッタリ、

いつも、衿が上手く抜けない、いっぱい抜いたつもりでも、そうならないのですが、このお襦袢だと簡単に抜くことが出来ました!
このバックシャン(死語か?)ぶりをご笑覧ください



ツバメが飛んで来る季節になったので琉球絣@自慢の大城廣四郎の遺作を着ました。
澤地久枝さんが『琉球布紀行』で取材されていた方のものです。

空を飛ぶツバメ、トゥイグヮーの柄が欲しかったのですが、
ちょうど大城氏が亡くなられた(2003年)直後に友人の伝でお利口に買うことが出来ました。

車輪梅の草木染めの絣
帯は福木の染め帯でこれも大城氏のものです。

また今期初めて日傘を持ってバスに乗りました!


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

江戸小紋三様

2006年05月01日 | 合わせ 染め
なぜ今回のドレスコードが江戸小紋であったのか?
理由は、きく子が手持ちの白生地を江戸小紋として誂えたからだ。



彼女はもう京都暮らしはカナダから帰国して以来だから25年余りになるが、
生まれは関東。学校は東京。だからこれで昨年の絽縮緬につづいて3枚目の江戸小紋。
鮮やかな品のいいブルー。縁起のいい南天(難を転ずる)
帯は唐織。素敵なコーディネート!


幸子は、新品の縁起物のちりめんの染め帯。ポップな縁起物だから楽しくお洒落。街着にもぴったり。ちょうど紋日で、お目出度い!お太鼓の垂れのワンポイントが可愛い!また人参のようなものは、丁子(クローブ)。香辛料もお宝?!
江戸小紋の柄は鳥。



私は珍しく紫を着ました。
姑がこの色を余りにも好んだ、紫夫人だったので私は少々引けてましたの!!
でも、わがお印として、コレクションしている葡萄の柄が見つかったので、色にはとらわれず購入。



そして、葡萄は秋の実のりですが、紫といえば、藤!それで、藤の柄の帯を探してましたら、ネットで見つかったのがこれで、「棒がすみ藤花紋西陣名古屋帯」。






その藤の柄の帯をして、帰り際に御門の前方を眺めたら、何と藤が咲いてました!@お初に見ました!


帯締めは打ち合わせたわけじゃないのに、幸子さんと一緒
我らが着物師匠の真由美センセがゑり善さんに頼んで復活させて、3人分お揃いで誂えてくださった@迷たときは!これという頻度の高い五色の帯締め



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする