京都で、着物暮らし 

京の街には着物姿が増えています。実に奥が深く、教えられることがいっぱい。着物とその周辺について綴ります。

織りを甘い目に

2006年05月13日 | 合わせ 織り
付け下げとはいえ、紬はやっぱり街着が、いちばん似合う
みょうがさんとの夕食は肌寒い夜になりそうだったので、
長襦袢は単衣にして、着物はこの袷を着た。



東京好みの紬スタイルとはひと味違えて、「京女は織りも少し甘い目」そこで、八掛けのローズに合わせて、
ローズの三分紐にトンボ玉(ゑり善謹製)を添えてみた。
帯は九寸名古屋帯の織帯で、初夏向きの白地なのでこれを選ぶ。



参照;
帯を替えて冬にも着ました

思えば、こういう季節の変わり目の調整も、着物の場合はとてもシンプルでいい
長襦袢を単にして、上をもう単衣でもいいし合わせでもいい。
洋服であれば、生地にもよるし、羽織ったり脱いだり、定まらない。

いま西賀茂からお野菜売りの軽トラの奥さんが来た。
15日は賀茂の祭りで忙しいので、来られないとのこと。
鯖寿司を作り周りに配るのだそうだ。いいお天気になります様に。
私も小川流煎茶献茶式に鴨川畔に住む長女を伴って行かせていただく予定にしている。母娘で何を着ようかいまから楽しみに頭を悩ませている。

黒のサマースーツの  仕立ての詳しい画像
衿とダーツ周辺のステッチが効いているのと、袖付けラインにご注目を!
わがスタイリストさま、最近のたまには洋服ラインナップはいかがでありましょうかご意見をいただければ幸甚です。



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