京都で、着物暮らし 

京の街には着物姿が増えています。実に奥が深く、教えられることがいっぱい。着物とその周辺について綴ります。

お揃いの天目小紋

2006年05月19日 | 着物フレンド
スーツ感覚で着ている上品な天目小紋を持っている。

さて、よくコメントをいただく京都のてっちゃんさまから先日、こんなコメントが!覚えておられる方もおありでしょ!

2月18日 にアップされた天目染めの着物
私も同じ色目の着物を持っております
(思わず出して色を確認いたしました)
私は何時もは織り帯を合わせていますが、やはり塩瀬いいですね
おっしゃてる意味がよく解かります


そこで、画像をお送りくださる様にお願いしておいたところ、素敵な帯とのコーディネートされたものを3枚送られて来ました

こちらでは始めまして
何時も素敵なお着物姿、楽しく拝見致しております
貴女様の着物のコーデイネイトとても好きです
落ち着いて、上品でしっかりご自身を表現なさっておられます
さすが、キャリヤ・・て感じです(年下の私が言うのも何ですけれど)
そのakeさまと奇しくも同じ天目染めの着物を持ち合わせている事、とても光栄に想っております。

天目染めは、ご存知かも知れませんが
板場で引き染めをする際、染料を刷毛で引き、
すぐさま(おがくず)を振るいに掛ながら生地の上に撒き、
その下から、瞬時に生地を乾かします、するとその熱で(おが
くず)を撒いた所は染料が(おがくず)に付着して白く残ります
(むろんその時おがくずを払います)
そしてもう1度今度は少し薄い染料で引き染めを致します

ほんと、こんなやり方何方が始められたか、手間暇かかっていますのね


ひとつ目の帯は
インカの織物から図柄を引用して作ってもらった手織りの袋帯です
有名な(洛風林)の帯屋(丹波屋製)


二つ目の帯も、手織りの引き箔本袋。
これも(洛風林)の織り機の(勝山織物製)この図柄は陶器から





三つ目の帯は、お召しぬきで織った(お召しぬき使用はほとんど有りません)
全通の袋帯。ダイヤ柄なのでトランプの帯締めを
こんな感じで合わせています(てっちゃんさまのメール引用)








初めまして!
揃いの天目に、何と渋めの帯のコーディネート!
洛風林の名品ばかり。私など足元にも及びません。

技法も併せて教えていただき、お勉強させていただきました。
着物が日常の義母と26年暮らしましたので、お手入れや
組み合わせの基本は心得てはいるものの、
こういう渋い上等のお洒落はとてもとてもできません。
甘い目でごまかしている次第です。

ご家業は和服関係でしょうか?
それなら、私のブログは、穴があったら入りたいようなビギナーのもの!
恐れ入ります。

これからもいろいろお教えくださいませ

私のコーディネートは初心者です。

マスコミの会議とレセプションの日に



初孫の七五三で下鴨神社へ、そのあと下鴨の「撫庵」にて












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