気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

バレンタインと梅と お芝居 その2・1月分

2011-02-15 12:29:00 | 芝居

               

昨日、外から帰ってきた私に隣の小学生の女の子が、私にバレンタインチョコをくれた。

エッ私に~~~   嬉しいわ~~  

封筒にはいつも有難う・・・・てコメントまで書いてある。 優しさに感激!!

左の箱は、大阪の亡き友人の娘から夫に送られてきたバレンタインプレゼント。

毎年送ってくれる。 こちらも本当に優しい娘さん!!

中身は??

 

 

 

                

隣のお嬢ちゃんからは手作りのチョコ・・・・ピースマークがかわいいわ~

そして、送られてきた方は何と・・・・・ハート型のかまぼこ 

みんな有難う・・・・・・ん?? 私の娘からは??

・・・そういえば旅行中だからチョコが来ないのね。

 

 梅便り

2月13日 昭和記念公園サイクリングロード初挑戦。

         

綺麗に整備されていて、気持ちがよい。

要所要所に駐輪場があり、自転車を置いて、見所に行くことができるのです。

今は梅

 

福寿草、クリスマスローズも咲き始めている。

     

2月14日 朝は曇り、午後からは雨?でも昼間は晴れるかも知れないというので、

       百草園に友人と出かけた。

 

こちらは六部咲きぐらいかしら?

府中郷土の森や昭和記念公園とは違い、高低差があるので、山里の風情がある。

日差しも和やか、人もあまりおらず梅独占。 

ファミレスでランチして3時ごろ帰宅。 その後雪が降り始めた。

梅見のときだけは晴天と言うことは・・・・・私も友人も晴女!!

なんだか嬉しいわ。

 

  1月の芝居 

1月11日 新春浅草歌舞伎 浅草公会堂にて 夜の部

1月22日 同じく  昼の部

                

  

毎年若手が活躍する新春浅草歌舞伎に行くが、今年はチケットが取りにくく、

夜は安い席だけれど、昼の部は久々に花道横の良い席で見た。

やはり花道横は役者のパワーを直接感じることができ、楽しい。

歌舞伎座新築の折にはやはり良い席で見たいわ

 

昼の部 「三人吉三」   中村七之助、市川亀治郎、中村亀鶴、片岡愛之助、坂東新悟ほか

             お譲吉三が七之助、お坊吉三が亀治郎、和尚吉三が愛之助

             3人の盗賊が大川端で契りを交わし、物語が始まる。

             「月もおぼろに白魚の~」と言う7.5七五調の台詞が美しい。

             今まで大川端の場面しか記憶になかったが、長いお話だったのね。

      「独楽」 舞踏   市川亀次郎

             これは楽しい踊りではじめて見た.  亀治郎が独楽に扮し、くるくる踊る。

             最初の場面が変り、

             独楽が舞台いっぱいの大きな刀の刃の上に乗って現れた時は

             客席からホーっと思わず声が出た。

             独楽の曲芸、刃渡りの場面だ。 趣向が春らしくおめでたい。

     

夜の部 「壷坂霊験記」  片岡愛之助 中村七之助

            去年も歌舞伎座で見た演目だが、愛之助に元気がなく、

            こんなに下手だったかしら?と不思議だった。

            何と次の日から風邪で休演したそうだ。

            七之助の女房お里は可憐、

            目の見えない夫を思いやる様は痛々しくも、美しい。

           

      「黒手組曲輪達引」 くろてぐみくるわのたてひき 

                 市川亀治郎、片岡愛之助、中村七之助、市川春猿ほか

            ストーリーは入り組んでいて説明できないが、

            早代わりあり、大立ち回りありの華やかな舞台だった。

      しばらく抑えていたけれど、また歌舞伎ネツが復活しそうで恐いですね~

 

1月17日  「the 芝居」 小劇場・笹塚ファクトリーにて 作・演出・舞香

                                     出演・門戸竜治、舞香

                 

   第一部がお芝居、第2部が歌と踊り和太鼓のショー。

   門戸竜治という人は大衆演劇、松井誠の弟子にあたるそうで、

   今回小劇場の舞香と コラボレーションした。

   私が入会している演劇チケットサービスの会のオススメだったので行ってみたが、 

   思わぬ拾い物で面白かった。

   衣装も豪華、女からの男への変換も鮮やかで、立ち回りも上手。

   2部のショーで、前に陣取ったおば様たちが、おひねりを渡すのも面白かった。

   ちゃんと目を見て感謝の意を表すのだが、こんなに美しい役者さんがじっと見られたら

   きっとクラッとしてしまうのでしょうね。

   ところでこの方は養護施設出身で、タイガーマスク現象がおきる前から、

   施設への寄付を続けているそうだ。

    

   

1月10日 「ろくでなし啄木」  東京芸術劇場中ホールにて  作・演出 三谷幸喜

                   出演・藤原竜也、中村勘太郎、吹石一恵

             

「東海の小島の磯の白砂に われ泣きぬれて蟹とたはむる」   とか

「働けど働けどなを わが暮らし楽にならざり じっと手をみる」  の啄木。

この感傷的歌人が、実は金田一京介などに迷惑をかけ、

今で言う「困ったチャン」だったのは有名な話。

天才は生きるのにとても不器用なのですね。

このお芝居もこの辺の話なのかと思ったら、 さすが天才三谷幸喜・・・・・違うのですね~。

まだ上演中なので詳しくは書けないのですが、3人で旅行した一夜の話。

その一夜で3人の人生が変わるのですが、本当はその夜何があったのか?

ミステリー仕立の内容。

勘太郎の体の動くこと!

肉体での表現力も素晴しく、いい役者さんになったなぁと感動の連続だった。

吹石一恵は(私はこの女優さんが大好き。目の表情がなんとも言えないのです)

一途に啄木を愛する役ですが初々しく、とても新鮮。

大胆な脚の動きもかわいく、魅力があった。

藤原竜也は、やんちゃで考えなし、その場しのぎしか考えない

女たらしの啄木が似合っていた。

新春、一番楽しみにしていたお芝居、期待にたがわずよかったです。

 

あ~~~また長くなってしまいました。 お付き合いありがとうございます!!

 

 

コメント (8)
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