目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

三頭山

2011-04-02 | 山行~奥多摩・奥武蔵

三頭山 東峰 標高 1527.5m 中央峰 1531m 西峰 1524.5m 東京都・山梨県

2010年4月18日(日) 晴れのち曇り 

メンバー 山の神と私

コースタイム 9:15都民の森駐車場9:30--10:30休憩10:33--10:55三頭山東峰11:05--11:10西峰(11:35大滝側から山の神到着)昼食12:08--12:57大滝休憩所13:05--13:20森林館(ティータイム)--14:08駐車場

4月だというのに降った雪がかなりの量残っていて、驚きの山行となった。雪が降ったのは16日(金)。とうの昔に融けてなくなっていると思っていたから、アイゼン等の装備ももってきておらず、どないしようとなったのであった。

9:15都民の森駐車場着。路線バスも到着して一帯は登山者であふれかえる。皆雪の装備なしに見えるが、続々と出発していく。山の神にたいした雪じゃないし、行こうかと促して出発する。

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左:思いのほか雪深い道 右:トボトボと言いたいが、スタスタと引き返していく山の神 

歩いていくと、意外に雪は残っている。どんどん深くなるようにも思える。ただアイゼンが必要かといえば否だ。誰もつけてないしね。そこまでは雪深くないし、すべるわけでもない。

ところが、細い登山道に入ると、山の神が後ろから声をかけてきた。アイゼンもってきていないから、下りられなくなると嫌だから引き返すと。だいじょうぶだとなだめても一向に首を縦に振る様子はない。じゃあ、一緒に戻ろうか。下でお茶して帰ろうかねと、後ろ髪を引かれながらも、戻るつもりでいると、せっかく来たんだから、山頂に行ってくれば…下で待っているからと。ん~、じゃあ、お言葉に甘えて、行っちゃおうかと、高速登山を決意する。一方で山の神はいつものお供を従えず、スタスタと下っていった。

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左:鞘口峠・三頭山分岐 右:見晴し小屋

高速登山だから、普通なら休むであろう分岐を通過し、見晴し小屋まで上がる。見晴し小屋というくらいだからなかなか展望がきく。奥多摩の山々が眼前に広がる。こんなビューポイントには人が大勢いるもので、ここも例外ではない。

水分補給していると、山の神からメールが来た。大滝側から登り始めたよと。こっちは、なだらかだからアイゼンなしでも平気だと。じゃあ山頂(西峰)で合流だと返信する。また歩みを早める。

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まずは東峰に到着10:55。好天のおかげか登山者は多い。続いてすぐに中央峰。ここは展望なしで、しかも登山道の途中にぽつんとある感じ。中途半端なせいか人はおらず、明らかに通過ポイント。雪がところどころ融け始めていて、ぬかるんでいる。西峰には11:10到着。登山者でごった返していて、団体もいる。ベンチはすべて人で埋まり、見晴らしがいいところはすべて人で埋め尽くされている。山の神はまだ姿を現さず、手持ち無沙汰であった。

そのうち団体14、5名がざわめきとともに山頂を後にし、かなりのスペースができる。さっそく空いたベンチをキープすると、11:35山の神が現れた。よかった。よかった。2人で富士山の眺望を堪能しながら、昼飯にする。そうこうするうちに見る間に富士山に雲がかかり、白くガスってきた。

005img_3209 三頭山からの富士

12:08下山開始。登山道は真冬なみに冷えてくる。日差しが弱く、風が雪をなでてくるからだ。山の神が登ってきたなだらかな道を、大滝へと下っていく。

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大滝

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12:57大滝休憩所に到着。子供が元気に飛び跳ねている。トイレによって、近くのベンチに腰かける。吊橋のほうに目をやると、観光客がちょうど渡っているところだった。寒いせいか景色も寒々と見える。吊橋の先には、細く白い瀑布がのぞいていた。

13:05頃休憩所を後にし、観光客向けによく整備された遊歩道を進む。13:20森林館の建物に着く。中に入っていくと、食堂があり、まだ食事時なのか、けっこうな混み具合。家族連れが蕎麦をすすっている。奥の空いているテーブルをキープし、食券を買う。甘いものが食べたいねと、ケーキセット¥700。チョコレートムースとコーヒーだ。ここで、まったりとくつろいで、駐車場には14:08に戻った。

五日市駅前までは、ほぼ渋滞なしで、気持ちよく移動できたが、その後は渋滞に巻き込まれ、いつものお疲れパターン。激動の1日とあいなった。


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