目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

霧の三頭山

2020-08-10 | 山行~奥多摩・奥武蔵

三頭山 標高 1531m 大沢山 1482m 東京都

2020年8月2日(日) 濃霧

メンバー 山の神と私

コースタイム 7:30都民の森駐車場7:42--出会いの路--8:09鞘口(さいぐち)峠8:18--9:15三頭山東峰展望台--中央峰--9:30頃 西峰(最高峰)9:34--三頭山避難小屋--9:58大沢山10:05--深山の路--11:00頃 三頭大滝--11:25森林館(昼食)12:00--12:05駐車場

tenki.jpで下界は晴れの予報だったが、檜原村をチェックすると曇りだった。ただし降水確率が10%となっていたから、まあ降られることはないだろうと山の神とともに5:15自宅を出発した。車で移動していくと五日市の奥のほうにどんよりとした雲がかかっているのが見えた。もしや降っているのかと危惧しながら、進んでいく。

五日市のコンビニで朝食や行動食を買い、朝食はその場で食べしまう。ツーリングのライダーたちもここで朝食をとっていて、考えることは同じだ。

檜原村に入ると、なんとフロントガラスに水滴がぽつぽつと、、、ダメか。とりあえず都民の森の駐車場まで行って様子をみるか、あるいは戻って傘をさして払沢の滝ピストンというのもいいかもしれないと山の神と話す。しかし移動しているうちに雨はとりあえず止んだ。


左:都民の森駐車場 右:三頭山へ向けて出発 

7:30都民の森駐車場に到着。8:00前なので奥多摩周遊道路のゲートがあがらず、ライダーたちが大挙してここで時間をつぶしていた。

山の神と私は、予定どおり三頭山へ登ることにし、支度を整え売店横の道から上りに入った。


左:左手上方に森林館がある。その下のトンネルをくぐっていく 右:濃霧で視界は悪い

家族連れがすでにいるし、単独の登山者が前を歩いている。後ろにも登山者。登山者はこれからどんどん増えてくる予感。山の神も私も久々の登山で足は重い。

鞘口峠からの急登

8時過ぎ鞘口(さいぐち)峠に到着する。早くものどが渇いて水分補給し、少し休憩する。その間に3人の登山者が先に登っていった。


2点とも:湿度100%か? この辺りの登高がきつかった

鞘口峠からしばらく急登になる。しかも厚く濃霧がたちこめていて無風、湿度100パーセントなのではないかというくらい蒸す。汗がとめどなく流れ出し、不快指数はマックスだ。山の神と私はこの難行苦行地帯を終始無言で歩いた。


左:ダケカンバ 右:鬱蒼とした森を抜けていく

急登のあとは鬱蒼とした森の中を移動することになる。


左:三頭山東峰展望台 右:三頭山中央峰

9:15三頭山東峰展望台に到着する。見えるはずの大岳は濃霧でかき消されていた。


西峰への最後のひと登り

中央峰を越え、三頭山最高峰の西峰へと足を進める。ほとんどこれら3峰は横移動だったような記憶があったが、西峰へはちょっとした登りになる。9:30頃西峰に到着。先着は3人ほどだった。富士山もまったく見ることができず、後から続々と登山者があがってきて3密気味だなと、山の神を促してすぐさま山頂を後にした。


左:三頭山避難小屋 右:大沢山山頂、ベンチが置かれている

西峰を下ると、すぐに避難小屋小屋が現れ、逆方向から登ってきたカップルや何人かのパーティとすれ違う。そこそこの時間になってきたこともあり、登山者はさらに増えてくる。

9:58ベンチが設置されている大沢山に到着した。すでに年配の単独者がここで休憩していた。相変わらず周囲は真っ白で何も見えない。


左:尾根から三頭大滝への分岐 右:沢を渡るとすぐに大滝

10:05大沢山を後にする。何組ものパーティとすれ違い、尾根から大滝への下降地点に出る。そこからはもう下るだけだ。沢を渡ると、もう三頭大滝は目の前だった。


吊り橋から三頭大滝を見る

木のチップが撒かれた道に出て吊り橋へ。そこから落差35mの大滝を間近に見ることができる。ビューポイントには撮影に余念のない観光客が集合していてぎわっていた。

この大滝から森林館までは20分ほどだ。トイレに寄って食堂を覗くと、マイタケ天ざるそばが¥850とあった。帰途どこか食堂にでも入って昼食と思っていたが、コロナで閉まっているかもしれないし、もう11:25でもあるので、食べてしまおうと山の神。コロナ対策で店のスペースを贅沢にとっての快適空間だった。もちろんマイタケの天ぷらとざるそばは美味。

昼食後5分ほどで駐車場に戻り、帰り支度をした。帰路はだいぶ疲労感を覚えていたので、予定を変更して上野原に出て中央道で時間短縮することにした。高速は順調に流れていて、14:00頃にはもう地元に戻っていた。


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