目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

臼杵(うすき)山・市道(いちみち)山

2012-05-01 | 山行~中央線沿線・大菩薩

001p4140980臼杵山 標高 842.1m 市道山 795.1m 東京都

2002年4月14日(日) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 8:57バス停 元郷9:05--9:47休憩9:57--10:40臼杵神社10:55--11:35休憩11:45--12:12市道山(昼食)13:20--14:05休憩14:35--15:05醍醐峠15:10--16:00バス停 和田(県立陣場自然公園センター)

人の記憶とは、曖昧で、いい加減なものだ。2011年の1月に市道山に和田峠から登っているのだが、このときは、吊尾根を歩いていないからと、そのコースを選んだ。しかし、自分の手帳を見ると、じつは2002年に逆側から縦走し、まさにそこを歩いていた。市道山手前で、かつてこの風景を見たような気がしたのは、実際に歩いていたからだったのだ。

さてと、山行記録に移ろう。
武蔵五日市の駅に8:28に到着し、8:35発のバスに乗り換えた。8:57臼杵山の登山口である元郷のバス停に降り立つ(¥410)。さびしいことに、ここで降りたのは、山の神と私だけだった。臼杵山・市道山・刈寄山の3座で、戸倉三山なんて呼ばれているのだが、その名称から連想するほどに、イキでもないし、メジャーでもないし、カッコよくもない。とにかく地味で、これといった特徴のない山群だ。だからなのだろう。記憶が飛んでいたのは。

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臼杵神社と狛犬たち

とはいえ、新緑の季節の山はいい。山桜は花びらをすでに地面に散らしていて、花の季節を終えていたが、ついこの間芽を吹いたような黄緑色の葉は目にまぶしいし、生命の躍動を感じる。すがすがしい気分になれるよね。

10:40臼杵山神社に到着。ヘタウマ調の表情の狛犬が出迎えてくれる。てっきりここが山頂かと思っていたが、山頂はここから4,5分のところにある。で、ついでにいうと、山の神と私は山頂と気づかずに通り過ぎていた。今はご立派な山頂の碑があるようだけど、10年前にはなかった!?

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左:つつじも咲き始めていた 右:市道山山頂

急坂を下り、アップダウンを繰り返していると市道山に到着した。朝五日市線の電車で前の席を占めていた団体さんたちが昼ごはん中だった。笹平からでも登ったのか。やけに早いなあと思いながら、山の神と私も山頂で昼食にした。

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左:片側杉林の狭い登山道を行く 右:新緑が目にまぶしい

13:20下山開始。一度休憩をはさみ、杉林の単調で飽き飽きする巻き道をいく。かなりやせた道だ。醍醐峠からはたちまち車道に出た。車道歩きはつまらないから、やたらと長く感じる。16:00に和田バス停に到着。今日は何か陣場山ででもイベントがあったのか、バスを待つ人は多い。そこへ臨時バスがちょうどやって来て、16:15乗り込んだ(¥240)。

JR中央本線の藤野駅に出て、都心へ向かう16:41発の電車に乗る。立川着が17:30くらいで、ちょうど日が傾いてきた。まさしく居酒屋が山の神と私を呼んでいるようだった。自然と足は、立川駅を出て、居酒屋あじたろうへと向かうことになった。そんなアホな!

参考
市道(いちみち)山・醍醐丸
http://blog.goo.ne.jp/aim1122/d/20110125
西東京バスhttp://www.nisitokyobus.co.jp/rosen/noriba/musashiitsukaichi.html


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