イメージ(2004年利尻にて)
7月15日(水)10日間天気予報を見て、4連休中にまず梅雨が明けないとわかり愕然とする。
7月16日(木)Go To キャンペーンは東京を除外すると発表され、ああそうかと思う。
15日時点でもう、おうちか、その周囲5Km圏内(?)にいることにした。雨の日に山に行って楽しいだろうか。以前会社の山の会の重鎮に、さらさら降る雨の中を歩く登山もいいものだ。小雨のシャワーは風情がある的なことを聞かされ、そうか~(疑問の)、そんなことがあるわけないよなと思っていたが、梅雨時にしか夏休みをとれず、しかも金欠のリーマンショック翌年、尾瀬ならもしかしてと思い、行ってみることにしたのである。その愚挙は、山の会の重鎮の話が印象深く脳裏に焼き付けられていたことが大きく作用したのかもしれない。
結果、やはり雨は楽しくないことがわかった。当然だった。雨中山行を楽しめるのは、ほんの一部の登山者だけだろう。雨なら雲やガスで景色は望めない、雨具を身につけなければならないし、気温が高ければ蒸して汗だくになる。しかも道がぬかるんだり、岩場は滑りやすくなったりする。休憩時にはザックからものを出すのも一苦労だ。コンディションが悪ければ、歩行時間は伸びるし、疲労もたまる。
一部にはゴアテックスの雨具を身に着けるのが好きだという人もいないことはないが少数派だろう。雨のいいところといえば、登山者が少なくて空いているくらいか。
それにしても、このままコロナが収束せず、いつまでも雨の心配、加えて台風の心配や地震の心配、噴火の心配をしていると本当に山どころではなくなってしまう。少なくとも梅雨とは早々におさらばして、とりあえず都内で我慢するので山に行きたいものだ。
でも、、、、、、こういう時はえてして不幸は続けざまにやってくるものだ。備えあれば憂いなし、備えが不十分なら今からでも遅くない。ハザードマップを改めてチェックしたり、水や保存食、ガスカートリッジに大型台風対策の養生テープの備蓄、火山性地震が起きている場所への計画は来年以降に変更するなど、考えられることはすべてやっておいたほうがいい。枕を高くして寝られる場所は、日本にはどこにもないのだから。